その後のOpenDoc
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/26 08:25 UTC 版)
「OpenDoc」の記事における「その後のOpenDoc」の解説
2007年、ファイルメーカー社(現・クラリス)がMac OS X v10.5向けに "Bento" という個人向けデータベースソフトを発表、2008年には正式版を発売開始した。様々なファイルをCSV形式に変換してデータベースに読み込み、iCalに登録されているスケジュールや、アドレスブックに登録されているアドレスと関連づけて検索できるというもので、OpenDoc より限定されたコンセプトであるが、OpenDoc との技術的関連が取り沙汰されている。 また System 7.1 以降 OpenDoc 以前からの機能として、あらゆる文書ファイルに「ひな形」という属性が用意されている。この機能は macOS でも残っており、Finder の「情報を見る」から設定できる。 ひな形に設定したファイルは以降文書テンプレートとしてのみ機能する。(通常はファイルを直接編集することはできず、例えば「開く」操作を実行すると、テンプレートをベースにしたファイルが新規に作成される)。 このテンプレート化の容易さにより、ドキュメント中心の作業が一応可能になる。
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