しんかい12000
読み方:しんかいいちまんにせん
別名:深海12000号
英語:Shinkai 12000
水深1万2000メートルまでの潜航能力を持つ有人潜水調査船、および、同調査船の開発構想。2014年5月現在、海洋研究開発機構が本格的に開発に着手しつつある。
しんかい12000は、海洋研究開発機構が運用している「しんかい6500」の後継機となる。しんかい6500は1989年に竣工し、90年代初頭から潜航調査を行っている。2010年代まで、世界最深の潜航性能を持つ潜水艇の位置にあった。2012年に中国が「蛟竜号」により水深7000メートル強の潜水に成功したと発表したことで、最大深度世界一の座からは退くことになった。
しんかい12000の開発・運用が実現すれば、世界で最も深い深海底とされるマリアナ海溝の最深部へ到達することが可能となる。マリアナ海溝の最深部はチャレンジャー海淵と呼ばれ、水深およそ11000メートルといわれている。
別名:深海12000号
英語:Shinkai 12000
水深1万2000メートルまでの潜航能力を持つ有人潜水調査船、および、同調査船の開発構想。2014年5月現在、海洋研究開発機構が本格的に開発に着手しつつある。
しんかい12000は、海洋研究開発機構が運用している「しんかい6500」の後継機となる。しんかい6500は1989年に竣工し、90年代初頭から潜航調査を行っている。2010年代まで、世界最深の潜航性能を持つ潜水艇の位置にあった。2012年に中国が「蛟竜号」により水深7000メートル強の潜水に成功したと発表したことで、最大深度世界一の座からは退くことになった。
しんかい12000の開発・運用が実現すれば、世界で最も深い深海底とされるマリアナ海溝の最深部へ到達することが可能となる。マリアナ海溝の最深部はチャレンジャー海淵と呼ばれ、水深およそ11000メートルといわれている。
しんかい12000
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/29 09:29 UTC 版)
しんかい12000は、独立行政法人海洋研究開発機構 (JAMSTEC) が開発構想段階の大深度有人潜水調査船。
- ^ a b 読売新聞 (2013年12月30日). “深海底に滞在可能、2本の腕を持つ有人潜水船”. 読売新聞オンライン (読売新聞社). オリジナルの2014年1月2日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c 伊藤壽一郎 (2014年5月26日). “【科学】超深海の潜航能力と高い居住性 次世代の有人潜水船「しんかい12000」開発本格化、資源探査レースへ”. 産経デジタル (産経新聞社) 2015年8月26日閲覧。
- ^ a b c 佐藤建仁 (2015年2月25日). “世界最深部へ 「しんかい12000」構想まとまる”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). オリジナルの2015年2月24日時点におけるアーカイブ。 2015年9月28日閲覧。
- ^ “世界で一番深い海”. 海上保安庁ホームページ. 2017年5月13日閲覧。
- ^ a b c 「ニュースフラッシュ 新しい有人潜水調査船「しんかい12000」Shinkai12000の構想イメージ図」『世界の艦船』2015年5月号第816号、海人社、2015年3月25日、ASIN B00STR3EPE、 オリジナルの2018年11月16日時点におけるアーカイブ。
[続きの解説]
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