こまち (列車)
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こまちは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が主に東京駅 - 秋田駅間を秋田新幹線(東北新幹線・田沢湖線・奥羽本線)[1][2]経由で運行している特別急行列車の愛称である。
注釈
- ^ 設置駅なし
- ^ a b 全列車通過。
- ^ 東京 - 盛岡間を実キロとした場合。東京 - 秋田間をすべて営業キロにすると662.6 kmである。
- ^ 2002年の「はやて」運行開始以前は、現在の「はやぶさ」「はやて」に相当する速達タイプのやまびこは非公式ながら「スーパーやまびこ」とも呼ばれていた。
- ^ それ以前にも、災害の発生などによるイレギュラーダイヤでは単独運転の事例は存在した。また、同じくミニ新幹線の山形新幹線は、開業当時から東京行きの最終列車を単独運行している。
- ^ 宇都宮駅、郡山駅、福島駅のいずれかに停車する列車は上野駅を通過していた。
- ^ 一ノ関駅や福島駅まで東北新幹線が運行の場合、前者は盛岡駅、後者は盛岡駅や仙台駅で打ち切りになることが多い。盛岡駅の場合は新幹線ホームに入らず、田沢湖線地上ホームで乗り降りする。
- ^ 災害などによる盛岡駅、仙台駅運行打ち切り編成になる場合は自由席が設けられる。券売機では「特定特急券」で購入する。
- ^ 区間列車や全国花火競技大会時に秋田駅 - 大曲駅間のみを運転する臨時列車のような場合でも例外はない。ただし、東日本大震災後に在来線区間でのみ運行再開した際にはグリーン車は締め切り扱いとし、その他の車両を全車自由席で運行した例もある。
- ^ 大曲までの運転となる全国花火競技大会臨時運転時は除く。
- ^ 列車番号とは別につけられている。
- ^ 全車指定席に変更した際、それまで自由席であった15・16号車の座席の交換を行わなかったため、12 - 14号車とシートピッチが異なる現象が発生した(12 - 14号車 : 980 mm、15・16号車 : 910 mm)。その後2002年から2005年にかけてR18 - R26編成が落成するが、全車指定席である関係上、従来編成との定員や設備の共通化を図るために同じ仕様を採用した。
- ^ 東北新幹線内の定期運用は2014年3月15日以降も継続され、2020年10月31日まで「やまびこ」・「なすの」の増結用として使用された。また、2編成が「つばさ」用に改造された
出典
- ^ a b “秋田新幹線:JR東日本”. JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社. 2019年9月9日閲覧。
- ^ a b 秋田新幹線の駅 - JR東日本
- ^ a b c 『JR特急10年の歩み』 133頁
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '97年版』ジェー・アール・アール、1997年7月1日、182頁。ISBN 4-88283-118-X。
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- ^ “秋田新幹線こまち、きょう完全復旧 東京間を14往復で運行”. 秋田魁新報 (秋田魁新報社). (2022年5月13日) 2022年5月23日閲覧。
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- 1 こまち (列車)とは
- 2 こまち (列車)の概要
- 3 沿革
- 4 脚注
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