ここら

デジタル大辞泉

ここ‐ら【幾^＝許】

読み方：ここら

［副］

１ 数量の多いさま。たくさん。多く。

「—のおほやけ人に見せて恥を見せむ」〈竹取〉

２ 程度のはなはだしいさま。たいへん。非常に。

「立ち寄れば梅の花笠匂ふのもなほわび人は—濡れけり」〈宇津保・春日詣〉

ここ‐ら【^×此^▽処ら】

読み方：ここら

［代］近称の指示代名詞。

１ 話し手に近い場所を漠然とさしていう。この辺。このあたり。ここいら。「—ではあまり見かけない人だ」「たしか—に置いたはずだ」

２ 時間・程度を漠然とさしていう。この程度。これくらい。ここいら。「今日は—で切り上げよう」「—で長打がほしい」

あがつま語

ここら

[多]＝此処等＝このあたり　・「ここらで休んべえ」

ウィキペディア小見出し辞書

ここら

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/25 16:06 UTC 版)

「広島弁」の記事における「ここら」の解説

このあたりで。このへん。

Weblio日本語例文用例辞書

「ここら」の例文・使い方・用例・文例

• ここら辺で一番大きなショッピングモールを知っていますか？
• ここら辺にスーパーはありますか？
• ここら辺になにかお店は何かありますか？
• ちょいとここらで河岸をかえましょうや。
• ここら辺は道がガタガタしているので運転するのが大変だ。
• ここら辺には見るべきところがたくさんあります。
• ここらで１０分、休憩しようじゃないか。
• その質問をここら中の人に聞いてみた.
• ここらでたがを締めておかないとお子様は入試のときに同じような間違いをなさいますよ.
• あの人の家はなんでもここらあたりだ
• その店はここらあたりのはずだ
• 彼の家はここらあたりだ
• ここらがちょうど切れ目が好い
• ここらという,場所を示す語