こうきょう‐じぎょう〔‐ジゲフ〕【公共事業】
公共事業(こうきょうじぎょう)
公共事業は政府、自治体、特殊法人などが主体となって行う事業だ。費用は、政府・自治体・財投債などからまかなわれる。自治省資料によると、年々の公共事業の総額は、年50兆円にもなる。年間GDP規模を500兆円とすると、その1割にも達するものだ。
公共事業で何を作るかと言えば、多くは社会的インフラだ。道路、港湾、美術館、下水道などがこれにあたる。最近ではITのための光ファイバー網も、インフラ整備の一環として公共事業に含まれるようになった。
実際に公共事業の内訳を見ると、道路が1番多くて事業規模で13兆円だ。これは公共事業全体の25%を占める。続いて農林水産、下水道、国土保全などが続いている。
年度末になると、道路工事が多くなる。予算使いきりのためと皮肉を言われているが、これも年度末恒例の公共事業だ。道路関係費が多いのもうなずける話だね。
(2000.11.30更新)
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