かわきり

デジタル大辞泉

かわ‐きり〔かは‐〕【皮切り】

読み方：かわきり

１ 《2が原義》物事のしはじめ。手始め。「話の—」

２ 最初に据える灸(きゅう)。

「商売にはかへられず—こらへて出る心」〈浄・反魂香〉

隠語大辞典

皮切

読み方：かわきり

1. 物事の最初に手を着けることをいふ。

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かわきり

出典:『Wiktionary』 (2021/07/30 08:49 UTC 版)

名詞

かわきり【皮切り】

1. 最初にすえる灸
2. 物事の一番初め。
   • 著名な出来事を列挙しただけでも、攘夷祈願のための加茂行幸（三月）を皮切りに石清水行幸（四月）、そのとき五月十日攘夷期限の詔勅。その五月十日から長藩の外艦砲撃。外艦だけでなく改良党の盟主薩藩の商船も幕府の船も「夷形」というので撃たれている。（服部之総「尊攘戦略史」）

語源

• 「皮切りの一灸」。灸をすえるときの最初のものが最も熱く感じられ、皮を切るようであることから。

翻訳

• 英語: the beginning, the start; 皮切りに for openers