えびす‐こう【恵比須講】
えびす講
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/05 18:41 UTC 版)
えびす講(えびすこう)は、年中行事としてえびすを祀る庶民信仰[1]。日程は主に10月20日(月遅れで行う地域では11月20日)と1月20日の年2回またはいずれかに年1回開催する地域が多い[1][2]。初冬の季語。本項では1月10日前後に行われる「十日戎(とおかえびす)」についても述べる[1]。なお、大鳥大社など日本各地の鷲神社で行われる酉の市とは本来由来が異なる。
- ^ a b c d e f 大井佐和乃「えびす信仰の現在に関する研究―えびすを屋号にもつ企業・店舗へのアンケート調査から―」『武庫川女子大学生活美学研究所紀要』第26巻、2016年12月、119-127頁、CRID 1390572174914019072、doi:10.14993/00001192、ISSN 0916-9709、NAID 120006467966。
- ^ a b c d “えびす講”. 栃木県. 2023年4月2日閲覧。
- ^ a b 池永 寛明. “えべっさんは、どこから来たのか?”. 日経COMEMO. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “西宮神社のえびす講市(新屋のおいべっさん)”. 焼津市観光協会. 2024年1月14日閲覧。
- ^ “【規模縮小】清水西宮神社大祭(おいべっさん)”. 静岡新聞SBS. 2024年1月14日閲覧。
- ^ “一宮町史 29年中行事ほか”. 一宮町. 2023年4月2日閲覧。
えびす講
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/25 14:10 UTC 版)
「西宮神社 (長野市)」の記事における「えびす講」の解説
善光寺平の商人たちの崇敬を集める西宮神社のえびす講は、近郊農家の冬支度の買い出しと重なって大変賑わい、明治以降は長野市全市で大売出しが行われるようになった。この大売出しの景気づけとして有志が始めた煙火会は、「長野えびす講煙火大会」として現在まで100回を超え続く有数規模の花火大会となった。 以前のような全市的な大売出しは見られないものの、現在でもえびす講の時期になると西宮神社には多くの参拝者が詰めかける。特に11月19日の宵えびすは正月を控えて神社周辺に縁起物の露店が立ち並び、熊手が売れる度、普段は閑静な町に手締めの音が響く。
※この「えびす講」の解説は、「西宮神社 (長野市)」の解説の一部です。
「えびす講」を含む「西宮神社 (長野市)」の記事については、「西宮神社 (長野市)」の概要を参照ください。
- えびす講のページへのリンク