『虜人日記』の意義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 19:45 UTC 版)
戦地の渦中にあって、見たまま聞いたまま、体験したままを、ほぼ、その場で、その時に記録された第一次資料。太平洋戦争のドキュメントとして、極めて希有な存在。 (ほとんどの資料は軍部により焼却され存在しないばかりか、現存する多くは、戦後に再構成された第二次、三次資料) 一次資料としての『虜人日記』の価値は、起きた事が何なのかを、そのまま見せてくれることにある。そこにどんな真実を見るかは一人一人に委ねられる。 事実がスケッチと文章で淡々と描写されているため想像力をより発揮させる。 深刻極まりない状況も、ユーモアを感じながら見ることが出来る。
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