『新ゴーマニズム宣言SPECIAL 靖国論』
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「ゴーマニズム宣言」の記事における「『新ゴーマニズム宣言SPECIAL 靖国論』」の解説
2005年8月にこれまでの靖国神社に関する章をまとめ、描き下ろしを加えて出版。戦後60周年の首相公式参拝をめぐる議論に加わった。政治家(特に首相経験者)各参拝方法に対する批判、天皇親拝に関する見解を作品内で展開した。中曽根康弘の簡略化参拝を批判。儀礼への侮蔑と小林は言い、それを咎めた松平永芳を毅然とした立派な存在と描いている。戦死者を犠牲者と見なしている小泉純一郎首相の参拝姿勢に対しては「国難に立ち向かった戦死者を奉る靖国神社の存在意義を冒涜している」と批判。天皇親拝が廃された理由を三木武夫の私人参拝発言としている。
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