『列仙伝』、その他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 18:45 UTC 版)
劉向の『列仙伝』では、介子推は「王光」という姓名で、重耳の家臣・趙衰(趙成子)と親交があり、非凡さに目をかけられ、亡命する重耳に仕えることになった。帰国後、緜上の伯子常という人物に逃げるよう忠告され、俸禄を辞退し母を連れて山中に入る。その後30年たってから東海のあたりに姿を現し、「王俗」と名乗って扇を売っていたが数十年たって姿を消した、という。 日本の宮城谷昌光が書いた小説『介子推』及び『重耳』では介子推は棒術の達人であり、亡命中の公子重耳に向けて恵公から送られた刺客である閹楚と幾度も戦い重耳を守り通したとされている。 鄭問の漫画『東周英雄伝』中の「龍哭千里」は介子推の史実と伝説をあつかっている。
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