「HMS」と「HMAV」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 07:31 UTC 版)
「バウンティ (帆船)」の記事における「「HMS」と「HMAV」」の解説
「バウンティ」は「HMSバウンティ」とも「HMAVバウンティ」とも書かれるが、当時はどちらの呼び方もされたことはなかった。「国王(女王)陛下の船」の省略形「H.M.S.」は1790年代になってから一般的に用いられるようになったものであり、さらにそれがその頭文字のみの「HMS」に変化したのは20世紀になってからである。 「バウンティ」はシップ型の帆装を備えており一般にはシップと呼ばれたが、海軍の軍艦の等級の中には位置づけられていなかったため、海軍の用語としては軍艦には含まれなかった。 軍艦「パンドラ」によって連れ戻された10人の乗組員の軍法会議の記録では、「軍艦バウンティ(His Majesty's Ship "Bounty")」という言葉と「武装船バウンティ(His Majesty's Armed Vessel "Bounty")」ということばが3回ずつ使われており、また他に2回「武装船ザ・バウンティ(His Majesty's Armed Vessel the "Bounty")」が現れる。 1787年の改装工事の図面には「武装輸送船バウンティ("Bounty Armed Transport")」と書かれている。 海軍本部によるバウンティの改装プラン 上段デッキの計画 下段デッキの計画設計図
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