「徳は神的な正しい思いなし」とは? わかりやすく解説

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「徳は神的な正しい思いなし(思惑)」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 06:08 UTC 版)

メノン (対話篇)」の記事における「「徳は神的な正し思いなし(思惑)」」の解説

メノンは、それでは「徳を備えた人物」の存在すらも否定されることになってしまうのか問う。ソクラテスは、自分達は「徳」が「知識」によって導かれる場合だけではないことに、気付いてなかったのではないか指摘。 38. ソクラテスは、というのも優れた人物」は「有益な人間」であり、その「有益」たるゆえんは、我々を「正しく導く」ことにあるわけだが、それが「知」によってのみなされる考えたのが、正しくなかったではないか述べる。なぜなら、見当をつけて道を歩いていくのと同じように、「知」にまで至っていない「思いなし思惑)」であったとしても、それがうまくいく限りは、その「有益性」において、「知」と何ら変わらないからだと。メノンは、「知識」を持っている者は常に成功するが、「思いなし思惑)」の場合は常にうまくいくとは限らないではないか指摘

※この「「徳は神的な正しい思いなし(思惑)」」の解説は、「メノン (対話篇)」の解説の一部です。
「「徳は神的な正しい思いなし(思惑)」」を含む「メノン (対話篇)」の記事については、「メノン (対話篇)」の概要を参照ください。

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