「この物語はフィクションです」の始まり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 16:20 UTC 版)
「宴のあと」の記事における「「この物語はフィクションです」の始まり」の解説
「フィクションである」という掲示の初出は、『宴のあと』連載最終回で「実在の人物とまぎらわしい面があり、ご迷惑をかけたむきもあるようですが、作品中の登場人物の行動、性格などは、すべてフィクションで、実在の人物とは何ら関係ありません」という“ただし書き”を『中央公論』に掲載したものと思われる。 毎日放送の番組審議室によると、「この物語はフィクションです」というテロップは『宴のあと』裁判でプライバシーに関する論議が盛んになり、ドラマの最初もしくは最後に放送するようになったという。テレビテロップは特撮ドラマ『超人バロム・1』の「このドラマにでてくるドルゲはかくうのものでじっさいのひととはかんけいありません」(通称ドルゲ事件)が日本における初出とも言われるが、2009年に1964年(昭和39年)の白黒ドラマ『第7の男』のフィルムが発見され、「こゝに登場する物語 場所 並びに人物はすべて創作である」とあったため、事実ではない。
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