Ș, ȚとŞ, Ţ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 04:59 UTC 版)
「ルーマニア語アルファベット」の記事における「Ș, ȚとŞ, Ţ」の解説
詳細は「コンマビロー」を参照 東欧の言語を表記するために定められた8ビットの符号化文字集合の規格ISO/IEC_8859-2(初版は1987年)には、ルーマニア語のためにセディーユつきのş、ţが含まれていた。ところがこの規格を1999年に改訂する際にルーマニア側が「ルーマニア語では下つきのコンマのあるș、țを使う」と主張したために、改訂後の規格では「セディーユつきの文字を下コンマつきの字のかわりに使ってもよい」と注で記載する形となった。 その後、2001年にISO/IEC 8859-16が制定され、ș、țが採用された。また、2007年のEUへの加盟を機に、Microsoftは対応フォントの配布を行った。しかし、依然として表示出来ない環境も多い。 2010年にWikipediaルーマニア語版ではș、țの表記に統一した。
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