WBSCプレミア12
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 16:45 UTC 版)
試合形式
第1回大会は、2グループ6チームに分かれて総当り戦(各5試合)を行い、各グループ上位4チームの計8チームが準々決勝からのトーナメント戦を行った[2]。
第2回大会は、3グループ4チームに分かれてオープニングラウンドとして総当たり戦(各3試合)を行い、各グループ上位2チームの6チームがスーパーラウンドに進出し、オープニングラウンドで当たった対戦以外の総当たり戦(各4試合)を行い、上位チームで決勝等を行う。
第3回大会は、2グループ6チームに分かれてオープニングラウンドとして総当たり戦(各5試合)を行い、各グループ上位2チームがスーパーラウンド(オープニングラウンドとは反対の組の2カ国と対戦)に進出し、スーパーラウンドの累計3試合(1試合はオープニングからの持ち越し分)の結果により上位2チームで決勝・下位2チームで3位決定戦を行う。
利益分配
招待される12か国・地域には、WBSCから総額数百万ドルの賞金が保証され、また渡航費や宿泊費等の参加費用もWBSCが負担する[2]。
第1回大会および第2回大会については、独占メディア権と独占グローバルスポンサーシップ権を、世界有数の広告代理店であるMP&Silvaに与えることでWBSCと合意している[20]。
回 | 開催年 | 賞金 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総額 | 優勝 | 準優勝 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7-8位 | 9位-12位 | オープニングラウンド1勝ごと | スーパーラウンド1勝ごと | オープニングラウンド1位通過 | ||
1 | 2015年 | 380万USドル[21] | 100万USドル | 60万USドル | 40万USドル | 30万USドル | 22.5万USドル | 15万USドル | - | - | - | ||
2 | 2019年 | 521万USドル[22] | 150万USドル | 75万USドル | 50万USドル | 35万USドル | 30万USドル | 25万USドル | 18万USドル | 1万USドル | 2万USドル | 2万USドル |
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- 第1回大会(2015年)詳細は「2015 WBSCプレミア12#大会概要」を参照
- 第2回大会(2019年)詳細は「2019 WBSCプレミア12#大会概要」を参照
- 第3回大会(2024年)詳細は「2024 WBSCプレミア12#大会概要」を参照
- 第3回は中古車販売業を始めとするインターネットビジネスを展開する株式会社ラグザスとWSBCがグローバルスポンサー契約を結ぶとともに、本大会のタイトルパートナーに就任。大会名も「3rd WBSC Premier12 Presented by Raxus(日本語:ラグザスPresents 第3回WBSCプレミア12)」となった。
- ^ “2015 WBSC Premier 12™ Professional”. IBAF.com 2015年1月14日閲覧。
- ^ a b c d e “'プレミア12' トップ世界選手権 2015年に開催”. wbsc.co. (2014年7月2日) 2014年7月3日閲覧。
- ^ “「プレミア12」は大きなチャンス 日本球界の未来は、侍ジャパンの成功にあり!”. ベースボールチャンネル・小宮山悟. (2015年8月5日) 2015年9月22日閲覧。
- ^ “WBSC世界野球プレミア12の地上波放送局が決定。テレビ朝日とTBSテレビによる地上波独占放送”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. (2015年7月13日) 2015年9月22日閲覧。
- ^ “「プレミア12」日本と台湾で共催決定”. スポーツ報知. (2015年1月7日). オリジナルの2015年1月8日時点におけるアーカイブ。 2015年1月9日閲覧。
- ^ “「プレミア12」は24年11月に開催予定 候補に東京ドーム”. スポニチ Sponichi Annex (2023年3月24日). 2023年3月24日閲覧。
- ^ “ラグザスpresents第3回WBSCプレミア12は2024年11月10日から24日まで開催 決勝は東京ドーム”. World Baseball Softball Confederation (2023年9月11日). 2023年9月12日閲覧。
- ^ “WBCを世界一決戦と公認 国際野球連盟”. 日刊スポーツ. (2011年12月4日) 2012年3月13日閲覧。
- ^ “15年から新たな国際大会=第1回は日本で-野球”. 時事ドットコム. (2013年4月14日) 2013年4月15日閲覧。
- ^ “メジャー選手にも参加呼びかけ 世界大会を来年11月日本開催へ”. スポニチアネックス. (2014年3月19日) 2014年3月19日閲覧。
- ^ “「WBSCプレミア12(仮称)」について~「野球国力世界一」を競う国際大会~”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. (2015年1月19日) 2015年1月28日閲覧。
- ^ IBAF Congress approves new Format of International Tournaments
- ^ IBAF introduces new Format of International Tournaments
- ^ 後藤茂樹 (2019年11月22日). “プレミア12拡大へ 次回23年大会から出場チーム増加構想”. スポニチアネックス 2023年3月25日閲覧。
- ^ “財政危機の国際野球連盟をMLBが3年間支援”. スポニチアネックス. (2011年1月30日) 2015年1月9日閲覧。
- ^ “国際野球連盟、米大リーグ機構の資金受け入れへ”. 読売新聞. (2011年1月30日)
- ^ “IBAF Congress approves new Format of International Tournaments”. IBAF. (2011年12月3日) 2015年1月9日閲覧。
- ^ “World Baseball Rankings”. wbsc.co. (2014年7月1日) 2014年7月3日閲覧。
- ^ “FINAL 2014 IBAF World Baseball Rankings”. IBAF. (2014年11月26日) 2014年11月26日閲覧。
- ^ “(JPN) MP & SILVA社が2015、2019「プレミア12」の 全世界メディア権とスポンサーシップ権を取得”. IBAF. (2014年11月27日) 2014年11月28日閲覧。
- ^ “Prize Money to Near US$ 4 Million for Inaugural WBSC Premier12”. IBAF (2015年10月27日). 2015年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月21日閲覧。
- ^ “プレミア12賞金総額は5・7億 V日本の取り分は”. 西日本スポーツ (株式会社西日本新聞社). (2019年11月18日) 2019年11月21日閲覧。
- ^ “東京五輪:「野球復帰ならプレミア12が五輪予選兼ねる」”. 毎日新聞. (2015年1月19日) 2015年2月1日閲覧。
- ^ “6チームに減少で男子野球の予選が難しい課題”. 日刊スポーツ. (2015年10月10日) 2015年10月12日閲覧。
- ^ “MLBから見たプレミア12の真実『世界一を決める大会』の認識はない”. スポーツナビ. (2015年9月10日). オリジナルの2015年9月13日時点におけるアーカイブ。 2015年9月23日閲覧。
- ^ “【プレミア12】侍ジャパンに立ちふさがるのはどこの国?強化試合で対戦するプエルトリコの実力はいかに”. マイナビニュース (2015年11月5日). 2015年11月6日閲覧。
- ^ “野球・プレミア12、何とか大リーガーを呼べないか スポーツライター 丹羽政善 (1)”. 日本経済新聞 (2015年11月26日). 2015年12月2日閲覧。
- ^ “野球・プレミア12、何とか大リーガーを呼べないか スポーツライター 丹羽政善 (2)”. 日本経済新聞 (2015年11月26日). 2015年12月2日閲覧。
- ^ “野球・プレミア12、何とか大リーガーを呼べないか スポーツライター 丹羽政善 (3)”. 日本経済新聞 (2015年11月26日). 2015年12月2日閲覧。
- ^ “初開催「プレミア12」に関心なかった米国 今後へ最高峰MLB選手の参加は不可欠(1)”. スポーツナビ (2015年11月24日). 2015年12月2日閲覧。
- ^ “初開催「プレミア12」に関心なかった米国 今後へ最高峰MLB選手の参加は不可欠(2)”. スポーツナビ (2015年11月24日). 2015年12月2日閲覧。
- ^ “<野球>「2015プレミア12」 韓国が日本と同じ組に入った理由は?”. 中央日報 日本語版 (2015年5月20日). 2015年11月6日閲覧。
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