O・J・メイヨ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/28 10:28 UTC 版)
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2018年4月4日、バロンセスト・スペリア・ナシオナルのアトレティコス・デ・サン・ヘルマンと契約したと報じられた[2]。2019年からは台湾や中国などでプレーしている。
受賞歴
- NBAオールルーキー1stチーム (2009)
スキャンダル
メイヨは学生時代から幾つかのスキャンダルを起こしている。
- ハンティントン高校時代の2007年1月、メイヨを含めた5人の選手が試合後に審判に暴力を振るったとして2試合の出場停止処分が下された。後日、暴力を振るわれた審判が被害の大きさを過剰に見せたかったことが判明し、処分は取り消されたが、しかしまもなく処分取り消しは無効化され、結局メイヨは3試合の出場停止処分を受けた。
- 2007年3月9日、メイヨが同乗した自動車からマリファナが見つかり、群の保安官から召還命令を受けた。後日同乗者が責任を負ったため、メイヨへの告訴は取り下げられた。
- 2008年5月11日、ESPN.comにて、メイヨの知人の証言でメイヨの周囲でNCAAの規定に違反する金銭授受があったと報じられる。レポートによればメイヨはロドニー・ギロリーから贈り物を受け取っており、そのギロリーはNBAマネージメントの大手BDAから金銭を受け取ったとされている。メイヨ、BDA共に疑惑を否定しており、またメイヨはBDAと代理人の契約を解消し、レブロン・ジェームズなどの代理人を務めるレオン・ローズと新たに契約した。
少年時代からすでに「金のたまご」として注目を集めていたメイヨの周囲には、あらゆることをサポートする「チーム・メイヨ」と呼ばれる集団が居たとされており、メイヨが南カリフォルニア大学に進学した時、当時ロサンゼルスに住んでいた実父とはあまり接触させないようにさせていたという。
- グリズリーズ時代の2010-11シーズン、メイヨはチーム専用機で移動中、トニー・アレンとトランプゲームを巡って大喧嘩を繰り広げた。このためにメイヨはチームから罰金と出場停止処分を課せられ、以降シックスマンに降格。
- そのシーズン中、薬物検査でステロイドの陽性反応を示したため、ドーピング規定違反により10試合出場停止が課された[3]。そして、翌2011-12シーズンを最後にグリズリーズから放出された。
- ダラス・マーベリックスに移籍した2012-13シーズン。メイヨはスターターで起用されたものの、調子は上がらず、ここでもHCのリック・カーライルと衝突してしまう。古巣のグリズリーズ戦でメイヨの奮起を期待していたカーライルだったが、メイヨの不調ぶりに激怒。そのグリズリーズ戦での試合中、カーライルは強制的にタイムアウトと取り、メイヨに「お前をベンチに下げる為にタイムアウトを取ったんだぞ!!!」と一喝。メイヨは同シーズン、自身3度目の全82試合スタメン出場したものの、僅か1年でマーベリックスを去った。
- ミルウォーキー・バックスに在籍していた2015-16シーズン、バックスはシーズンを通して不調に終わったものの、2015年12月に、本拠地BMOハリス・ブラッドリー・センターで開幕24連勝を記録していたゴールデンステート・ウォリアーズの連勝を止める大金星を挙げた。翌日バックスは西海岸遠征の為にロサンゼルスに移動。メイヨその遠征先のロサンゼルスのナイトクラブでグレッグ・モンロー、クリス・ミドルトン、マイルズ・プラムリーらと共に大騒ぎしている様子を激写されてしまい、顰蹙を買ってしまった。更にシーズン終盤には、ミルウォーキー市内のマンションで転倒し、右足首を骨折。散々な形でシーズンを終えた。
- 2016年7月1日、メイヨはNBAが定めている薬物プログラムの規定に違反したとして、リーグから2年間の出場停止処分を受けた[4]。このため、メイヨは2018年7月までNBAやDリーグなどを含めたプロリーグと契約することが出来ない。実際、2018年に処分が明け、リーグに復帰を申請したものの、NBA復帰には至っておらず、2020年現在、ABLリーグの台北富邦ブレーブスに所属している。
ドラフト時の評価
爆発力のあるスコアラーで、様々なディフェンスに対処できる狡猾なボールハンドラー。NBAのスリーポイントラインにもすぐに対応できる。ただし1歩目の踏み込みは弱く、ディフェンダーを振り切る能力はまだ乏しい。現役NBA選手ではベン・ゴードンに例えられる。
ウイングスパン | ジャンプ力 | スプリント | ベンチプレス |
---|---|---|---|
198cm | 104.1cm | 3.14秒 | 7回 |
※スプリントはコート3/4(約21m)走。ベンチプレスは約84kg。
- ^ O.J.・メイヨ、薬物規定違反でリーグ追放 NBA JAPAN
- ^ “OJ Mayo signs in Puerto Rico with Atleticos de San German” (英語). Sportando.basketball (2018年4月4日). 2018年4月8日閲覧。
- ^ “ドーピング規定違反で10試合出場停止…もちろん給料なし”. スポーツニッポン. (2011年1月28日)
- ^ O.J. Mayo dismissed and disqualified from the NBA for violating anti-drug program
- ^ NBA.com Drat Profile
- ^ NBADraft.net Profile
固有名詞の分類
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