Left 4 Dead 2 システム

Left 4 Dead 2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/22 16:16 UTC 版)

システム

前作の情報も参照。

前作同様、町に取り残された4人の生存者達が様々な銃火器を用いて感染者の群れを駆け抜け、危険な町を脱出することがゲームの目的となる。

登場人物

4人いるプレイヤーキャラクターは以下のとおり。プレイヤーは4人のいずれかを選択するが、どのキャラクターも見た目が違うだけで性能に違いは無い。 ただしCPU操作の場合、キャラクターによって使用する武器に傾向がある。

コーチ
声:チャド・コールマン
高校の体育教師・元フットボール部のインストラクター。今作でのプレイヤーメンバーで最高齢。
ニック
声:ヒュー・ディロン
逃走中の身でサバンナに逃げてきたギャンブラー詐欺師。作中で着ている白い高級スーツは盗品。
ロシェル
声:ロシェル・エイツ
最近昇進してサバンナにやってきたばかりの、男勝りなテレビ局の補助プロデューサー。タイアップとしてデペッシュ・モードのシャツを着ている。
エリス
声:エリック・ラディン
おしゃべりな機械工の青年。メンバー中最年少。セーフルーム内にいるときに親友についての無駄話をすることがある。

以上の4人のほか、生存者たちを船で運ぶ救助者バージル、ショッピングモール(Dead Center)で立てこもっている武器屋の店主ウィテカーなどの生存者がゲーム中で確認できる。

新要素

武器は、攻撃力が高いが弾数制限のある「プライマリウェポン」と、多少使い勝手は悪いが弾数が無限もしくは近接攻撃限定の「セカンダリウェポン」、体力を回復する「回復アイテム」「一時回復アイテム」、通常感染者に絶大な効果を発揮する使い捨ての「投擲武器」の4種類がある。それぞれ従来の物を採用しつつも、その種類はさらに増加している。

「プライマリウェポン」には、画面をズームし正確な狙撃ができるスナイパーライフル、弾の補充ができないが絶大な威力を誇る機関銃グレネードランチャーが追加された。「セカンダリウェポン」には「マグナム」や「近接武器」が追加されており、いずれも通常感染者に対しては無類の強さを誇る。

また「投擲武器」に殺傷力がない代わりに感染者を誘き寄せることができる「ブーマーの胆汁」が、救急キットと同系列の「回復アイテム」としては、すでに死亡してしまったプレイヤーを復活させる「AED」や、床に設置することで4人分のプライマリウェポンを1マガジンだけ強化できる「特殊弾薬」(炸裂弾と焼夷弾の二種類)、「一時回復アイテム」としてHP回復効果が少ない代わりに一定時間動きが大幅に素早くなる「アドレナリン」が追加された。この他特定の場所に「レーザーサイト」が設置されている場合があり、これを装着することで一部の「プライマリウェポン」の命中精度が上昇する。

「殴り攻撃を短時間で連続使用するとクールタイムを挟むようになる」と言う前作のサバイバルモードでの仕様が、今作からは通常のキャンペーンモードにも適用されている。ほとんどの近接武器の攻撃回数は無制限で殴り攻撃の制約を受けることもないが、チェーンソーのみ動力メーターの制限があり、空になると使えなくなる。近接武器は種類によって性能が少しずつ異なるが、初期版では予約購入者がゲームに参加している場合のみ、予約特典としてベースボールバットが使用できた(現在では全員に解放)。なお、前作と違いダウンから復帰した場合、ダウン回数にかかわらず30ポイント分の一時的な体力から再開するようになっている。

新しいゲームモード

スカベンジモード
生存者vs感染者の対戦モード。生存者はマップ内に点在している燃料タンクを発電機に規定数注ぐ事を、感染者はそれを邪魔することが目的となる。
制限時間2分でスタートし、燃料を注ぐことに成功すれば制限時間が20秒延長される。これをお互いにプレイし、より多く燃料を注いだチームがそのラウンドのポイントを得る。先に指定されたポイントを獲得したチームの勝利となる。
リアリズムモード
通常のキャンペーンモードを上級者向けに仕様変更したもの。単純な仕様変更に留まらず、ほぼ独立したモードとなっている。
  • スタート地点からプライマリウェポンが削除。
  • レスキュークローゼットの利用不可(生存者が死んだ場合はチャプターの終了以外ではAEDを使用しない限り復活できない)。
  • 感染者の耐久力が上昇し、正確に頭を狙わないとなかなか倒れない。
  • ウィッチの登場頻度が増加。さらにその攻撃を食らうと難易度に関わらず即死となる。
  • 特殊感染者に掴まった際や、壁を挟んだ際に出るキャラクターのシルエットが消滅し名前表記も無い。

  1. ^ 【ゲームソフト販売本数ランキング TOP30】集計期間:2009年11月16日〜11月22日
  2. ^ これは単なるバージョンアップ版ではなく,優れた続編。Xbox 360「レフト 4 デッド 2」レビュー
  3. ^ Leaf 4 Dead Blog "Passed!"
  4. ^ Leaf 4 Dead Blog "The Sacrifice is out!"
  5. ^ Leaf 4 Dead.com The Sacrifice
  6. ^ 『Left 4 Dead 2』日本版パッケージ修正。米ゲーマーの反応は?
  7. ^ Steam Group L4D2 Boycott
  8. ^ E3 09: 早すぎた続編?『Left 4 Dead 2』の発表に数千人のファンがボイコット
  9. ^ 『Left 4 Dead 2』のボイコット運動参加者は増殖中…。Valve「前作のサポートは今後も続けていく」
  10. ^ Valve、『Left 4 Dead 2』ボイコット運動のリーダー2人を本社に招待
  11. ^ 4万人以上の支持者を集めた『Left 4 Dead 2』ボイコットグループが解散に
  12. ^ 『Left 4 Dead 2』ボイコッター達:抜け駆けと言う名のゲーム2
  13. ^ Valveマネージングディレクター、『L4D』ボイコット関連問題にボイコットし返す
  14. ^ ゲーブ・ニューエルさん御一行、オーストラリア行き決定
  15. ^ ゲーブ・ニューエルさん御一行、オーストラリア行き。でも支払いはValve。
  16. ^ 『Left 4 Dead 2』:Valveの計算式(360=PC)>PS3
  17. ^ ValveがPS3でゲームを作らないのには理由があるらしい。
  18. ^ 「PS3はあらゆる面において厄災」ValveのCEOが厳しいコメント
  19. ^ Valve Shuts out “Too Complicated” PS3
  20. ^ オーストラリアで事実上の発禁となった『Left 4 Dead 2』についてValveがコメント
  21. ^ 『Left 4 Dead 2』オーストラリアで再審査。結果は...?
  22. ^ 限定版の"infected" Xbox 360 が当たる『Left 4 Dead 2』の写真コンテスト開催






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