CS entertainment CS entertainmentの概要

CS entertainment

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/08 08:37 UTC 版)

株式会社 CS entertainment
種類 株式会社
本社所在地 日本
811-1211
福岡県那珂川市今光6-23
(株)愛しとーと内
設立 2020年7月1日
業種 eスポーツ
法人番号 2290001089416
代表者 中村 浩之
資本金 3000万円
従業員数 40人
主要株主 株式会社愛しとーと(100%)
関係する人物 岩本初恵
外部リンク https://cs-entertainment.com/
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概要

2020年7月1日に設立したプロeスポーツチームやストリーマーのマネジメント会社。健康食品・化粧品等の通販会社である「愛しとーと」が100%保有している完全子会社[5]。「愛しとーと」は、eスポーツ専用のサプリメント「e-supple(イーサプリ)」の開発・販売も行う[6]

BBT

「BBT」というコミュニティ大会を運営し、「プロアマ問わず楽しめる大会」をコンセプトに、一般参加者から最前線で活動しているプロチームも出場した大会が行われる。Youtubeチャンネルでの大会の配信だけでなく、ラジオ配信なども行い、eスポーツを盛り上げている[1]

UHA味覚糖とのコラボ

UHA味覚糖株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役:山田泰正)と、CS entertainmentと共同で「UHA味覚糖杯」を開催。第1弾は⽇本で⼈気が高いFPSゲーム「Call of Duty Mobile」で、タイトルは『UHA味覚糖杯〜by Battle Bullet Tournament〜』。UHA味覚糖杯は、プレイ中の小腹満たしやハードな食感で眠気覚ましに、UHA味覚糖の人気商品「忍者めし」を提供する[7]

e-sports BizContest

「e-sports BizContest」というeスポーツに特化したビジネスコンテストを開催し、国内eスポーツの発展に寄与するビジネスモデルを発掘している。eスポーツと他業種を掛け合わせたアイデアをはじめ、eスポーツ業界を熱くするビジネスアイデアを募集している。審査員はeスポーツ界トップクラスの著名人で、「業界を牽引し盛り上げていくための企画の発掘」「esportsにおける日本企業の世界戦略への貢献」「esportsに将来を重ねる若者の輩出」「グローバルに活躍するIT人財排出のきっかけ作り」を標榜している[8][1]

2020年11月、日本初のeスポーツに特化したビジネスコンテスト「esports Biz Contest~Evolving esports~」を開催。第一回目の審査員は、KPMGコンサルティングシニアマネジャーのヒョン・バロ、KPMGコンサルティングマネジャー岩田理史、福岡eスポーツ協会会長の中島賢一、REDEE事業責任者兼プロデューサーの但木一真がビジネスアイデアを審査する。モデレーターは、元朝日放送アナウンサー平岩康佑が務める。イベントの後援は、eスポーツに関心のある個人と企業をつなぐサービスを行う「SELeCT」、日本学生esports協会のGameicが就任した[9]。11月27日には、コンテストのファイナルが行われ、グランプリが決定した。グランプリに輝いたのは、障害者のための「バリアフリーeスポーツカフェ」をプレゼンした加藤大貴氏。コンテスト最優秀賞受賞者には、賞金50万円に加え、事業化に向けてのバックアップが提供される。コンテストは、おもてなしを重視し、ガイダンスの徹底や会員にカルテの作成を行うなど、いままでのeスポーツ施設にない新機軸を取り入れている[10]

施設

eスポーツ界では海外に比べると国内選手の活躍する場が少ないことから、同社は選手がプレイに集中できる環境を整え、プレイヤーの技術を世界水準へと底上げすることを目標としている。福岡県那珂川市にある日本最大級の[11]同社の「ゲーミングハウス」は国際水準の練習場、トレーニング施設のほか、各選手の居住スペース、オフィスを兼ね備え、栄養士野菜ソムリエが監修した食事を3食提供する[12]。サウナもある3階建ての施設。選手の年俸は350万円。選手らは那珂川市に移住し、全国大会前の2021年2月3日には武末茂喜那珂川市長を表敬訪問した。市長からは「家庭ゲームとは違いプロの世界で厳しいこともあるだろう。長期にわたって那珂川で活躍の場をつくっていただくことは嬉しい。注目していきたい」と激励を受け、CSエンターテイメントの中村社長は「那珂川市からeスポーツを発展させていけたら」とあいさつした[12]


  1. ^ a b c CS entertainment
  2. ^ “eスポーツ産業 起爆剤に”. 読売西部 朝刊 西経済 13S版 20頁. (2021年8月13日) 
  3. ^ 福岡経済「那珂川市にプロeスポーツ選手の拠点](2021年3月)
  4. ^ 西日本新聞「FOR7 那珂川から世界へ」(2021年2月13日)
  5. ^ a b “㈱愛しとーとがeスポーツプレイヤー、ストリーマーのマネージメント会社㈱CS entertainmentを設立” (プレスリリース), 株式会社愛しとーと, (2020年7月1日), https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000054826.html 2021年8月14日閲覧。 
  6. ^ 日本ネット経済新聞
  7. ^ 【公式】会社案内 - ニュースリリース UHA味覚糖”. www.uha-mikakuto.co.jp. 2021年8月22日閲覧。
  8. ^ 日本初、eスポーツに特化したビジネスコンテスト「esports Biz Contest~Evolving esports~」” (日本語). マイナビニュース (2020年10月6日). 2021年8月16日閲覧。
  9. ^ 日本初、eスポーツに特化したビジネスコンテスト「esports Biz Contest~Evolving esports~」” (日本語). マイナビニュース (2020年10月6日). 2021年8月22日閲覧。
  10. ^ eスポーツビジコン、グランプリに輝いたのは「バリアフリーeスポーツカフェ」” (日本語). マイナビニュース (2020年12月2日). 2021年8月22日閲覧。
  11. ^ プロeスポーツチーム「FOR7」が那珂川市長を表敬訪問 (2021年2月4日)” (日本語). エキサイトニュース. 2021年8月15日閲覧。
  12. ^ a b c ふくおか経済Web
  13. ^ eスポーツ産業の起爆剤に、福岡に九州初の本格スタジアム : ウィークリーけいざい : 企画・連載 : 九州発 : 地域” (日本語). 読売新聞オンライン (2021年8月13日). 2021年8月22日閲覧。
  14. ^ author. “ePARAニュース編集部が選ぶ「週刊eスポーツ通信」 1月29日号” (日本語). バリアフリーeスポーツ「ePARA」(イーパラ). 2021年8月22日閲覧。
  15. ^ 報道発表資料 : (お知らせ)国内eスポーツリーグブランド「X-MOMENT」設立 | お知らせ | NTTドコモ” (日本語). www.nttdocomo.co.jp. 2021年8月22日閲覧。
  16. ^ CS entertainment所属「芝刈り機〆」脱兎選手、「Call of Duty:Mobileワールドチャンピオンシップ2020」日本代表決定戦で優勝!日本代表として世界大会出場決定”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2021年8月14日閲覧。


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