韓国語能力試験 受験級と評価基準

韓国語能力試験

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/10 14:02 UTC 版)

受験級と評価基準

試験水準 等級 評価基準
TOPIKⅠ 1級
  • 「自己紹介・物を購入する・食べ物を注文する」など、生活に必要な基礎的な言語技能を遂行することができ、「自分自身・家族・趣味・天気」などたいへん私的で身近な話題に関連した内容を理解し表現することができる。
  • 約800個の基礎語彙と基本文法に関する理解を基に簡単な文章を生成することができる。
  • 簡単な生活文と実用文を理解し構成することができる。
2級
  • 「電話する、頼みごとをする」などの日常生活に必要な技能と「郵便局、銀行」などの公共施設の利用に必要な技能を遂行することができる。
  • 約1,500 - 2,000個の語彙を利用して私的で身近な話題に関して段落単位で理解し使用することができる。
  • 公式的な状況と非公式的な状況での言語を区分して使用することができる。
TOPIKⅡ 3級
  • 日常生活を営むことに特に困難を感じず、多様な公共施設の利用と社会的関係維持に必要な基礎的な言語技能を遂行することができる。
  • 身近で具体的な題材は勿論、自身に身近な社会的題材を段落単位で表現し理解することができる。
  • 文語口語の基本的な特性を区分して理解し使用することができる。
4級
  • 公共施設の利用と社会的関係維持に必要な言語技能を遂行することができ、一般的な業務遂行に必要な技能をある程度遂行することができる。
  • 「ニュース・新聞記事」の内、平易な内容を理解することができる。一般的・社会的・抽象的な題材を比較的正確に流暢に理解し使用することができる。
  • よく使用される慣用的な表現と代表的な韓国文化に関する理解を基にして社会・文化的な内容を理解し使用することができる。
5級
  • 専門分野での研究や業務遂行に必要な言語技能をある程度遂行することができる。
  • 「政治・経済・社会・文化」全般にわたって身近でない題材に関しても理解し使用することができる。
  • 公式的・非公式的な脈絡と口語的・文語的な脈絡に従って言語を適切に区分し使用することができる。
6級
  • 専門分野での研究や業務遂行に必要な言語技能を比較的正確に流暢に遂行することができる。
  • 「政治・経済・社会・文化」全般にわたって身近でない主題に関しても利用し使用することができる。ネイティブ話者の水準には満たないが技能遂行や意思表現に困難を感じない。

注釈

  1. ^ 改編前(2014年4月試験まで)は、合計点の他に、各領域の点数が及第点を満たした級で合格を判定していた。
  2. ^ 2011年までは有効期間が設けられていなかったため。

出典

  1. ^ 試験概要”. 韓国語能力試験TOPIK. 2024年3月21日閲覧。
  2. ^ 香港の大学入試に2025年から韓国語追加、韓国語能力試験成績を活用”. 동아일보 (2022年6月23日). 2024年3月21日閲覧。
  3. ^ 試験概要 韓国教育財団、2023年12月16日閲覧。
  4. ^ 「試験紹介」 国立国際教育院(2014年7月6日閲覧)
  5. ^ 시험개요国立国際教育院、2024年4月20日閲覧。
  6. ^ 試験概要韓国教育財団、2024年5月10日閲覧。


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