足羽層群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/26 01:55 UTC 版)
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足羽川上流では、足羽層群の上位にある奥美濃酸性岩が中新統堆積前にほとんど削剥されており、奥美濃酸性岩噴出直後の足羽層群の最大埋没深度は明らかでないが、足羽層群を被覆する中新統の火砕岩および安由岩の厚さを考慮すると、中新世における足羽層群の埋没深度は2000m程度と推定される。長良川上流および九頭竜川中流地区で足羽層群が最大埋没深度に達したのは奥美濃酸性岩(濃飛流紋岩)により被覆されていた時期で、その深度は最大2000m程度と推定される[1]。
脚注
参考文献
- 「日本の地質〈5〉中部地方 2 日本の地質」、『中部地方2』編集委員会、共立出版、1988年。
外部リンク
- 佐沢豪, Legrand Julien, 矢部淳, 指田勝男, 上松佐知子, 「花粉層序に基づいた後期白亜紀足羽植物群の年代の再検討」『日本地質学会学術大会講演要旨』 2017年 2017巻, 第124年学術大会(2017愛媛), セッションID:R16-O-4, p.233-, doi:10.14863/geosocabst.2017.0_233
- ^ 鈴木舜一, 小田幸人, 土屋範芳「ビトリナイト反射率による来馬層群・手取層群・足羽層群の熱構造」『地質学雑誌』第100巻第4号、日本地質学会、1994年4月、 302-311頁。
- 1 足羽層群とは
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