落出駅 概説

落出駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/01 13:29 UTC 版)

概説

国鉄バス自動車駅として開設され、かつては松山高知急行線の本線(特に松山・佐川発の普通便)と八釜線との乗換駅として機能していた。ただし、駅の設備としては駅舎のみで、折り返しなどは近くの道路を使用して対処していた。夜間停泊のバスがあった。駅舎1階は、事務室と待合室とトイレ、駅舎2階は、休憩室や早朝・深夜業務の乗務員が使用する部屋があった。

落出とは愛媛県上浮穴郡久万高原町の地名で、土佐伊予との中間点に当たる地点でもある。「おちないで」に通じることから、バスの切符が受験のお守りとされる。

近くには「郷角(ごうかく)」「大成」といったバス停もあり、かつて国鉄バス時代には「落出」から「郷角(合格)」行きの切符が発売されたこともあった。(現在は柳谷産業開発公社から合格グッズとして販売されている。柳谷産業開発公社事務所や久万高原駅で販売されている。)

2002年の路線短縮以降、松山高知急行線の終点となり、佐川方面への黒岩観光や久万高原町営バスの乗り換え拠点として機能することになった。駅業務は行なわれておらず、1階の事務室も待合室に改装されている。

2017年現在、駅舎1階は、待合室とトイレがある。駅舎2階は、早朝・深夜業務の乗務員が使用する部屋がある。

2017年3月31日の運行をもって、ジェイアール四国バスとしての営業を終了。翌4月1日より、久万高原町営バス「久万落出線」で代替[1]。また、同時に黒岩観光の乗り入れが休止となり、町営バス「岩川線」[1]仁淀川町町民バス「森⇔芋生野線」を旭バス停で乗り継いで代替する方式に変わった[2]




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