艮神社 (尾道市長江)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/15 00:44 UTC 版)
祭神
歴史
806年に建立された[注釈 1]。旧尾道市内で最古の神社といわれている[2]。産土信仰に由来し、社伝の由来として、1816(文化13年)に書かれた亀山士綱による『尾道志稿』には、1475年(文明7年)にはすでに存在しているという記載が確認できる。同様に、戦前各役場に備えられていた公簿・社寺台帳である「社寺明細帳」にも、同様の年代に記載が確認され遡れるとしている[3]。
境内
艮神社のクスノキ群
境内にはクスノキの大木が4株あり、「艮神社のクスノキ群」として広島県指定の天然記念物(指定日:昭和63年12月26日)となっている[4]。このうち境内の入口近く、拝殿の手前にある1株が最大で、地上から3メートルほどのところで幹が3つに分かれている。幹には苔がたくさん付着している。このほか、社殿脇の巨岩のそばに1株、背後に2株がある[4]。これらの楠は樹齢900年と推定されており、幹の直径は7mになる[2]。
ギャラリー
境内社(金山彦神社・代々七福稲荷神社)の鳥居。背後に見えているのは天寧寺 (尾道市)の三重塔。
舞台となった作品
現地情報
![](https://weblio.hs.llnwd.net/e7/redirect?dictCode=WKPJA&url=https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fja%2Fthumb%2Fa%2Fa4%2FUsitora2009ropeway.jpg%2F200px-Usitora2009ropeway.jpg)
- 所在地
- 交通アクセス
- 千光寺山ロープウェイ山麓駅下車後、徒歩1分
- おのみちバス バス停「長江口」下車後すぐ
注釈
出典
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