聖ペテロの涙 (グエルチーノ)
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『聖ペテロの涙』(せいペテロのなみだ、仏: Les Larmes de saint Pierre、英: St Peter Weeping before the Virgin)は、イタリアのバロック絵画の巨匠グエルチーノがキャンバス上に油彩で制作した絵画である。1647年にボンコンパーニ・ルドヴィーシ (Boncompagni Ludovisi) から作品に支払いがなされ、その35年後にルイ14世のコレクションのために買い上げられた[1][2]。描かれているのは聖ペテロが聖母マリアの前で泣く姿であるが、この場面は「福音書」には記述されていない[2]。作品はフランスに到着してから、『聖ペテロの涙』という題名が与えられた[2]。現在、パリのルーヴル美術館に所蔵されている[1][2][3]。
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