爆球連発!!スーパービーダマン ビーダマン

爆球連発!!スーパービーダマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/09 04:35 UTC 版)

ビーダマン

括弧内はシリーズ名。詳しくはビーダマン#スーパービーダマンを参照。

フェニックスシリーズ

タマゴ専用機。パワーに優れており、共通して3方からビーダマをホールドし強力なドライブショットを発射できる「デルタシステム」を採用。「壊されて、修復ないし新規開発する」というのが基本的なスタンスである。

赤ボン (スーパー)
厳密にはフェニックスシリーズではないが、便宜上ここに記載。男の子のタマゴが女性ボンバーマンの赤を使っていたのは母親のプレゼントだったためという裏設定がある[12]。ガンマとの出会いから伊集院のスリークロウズに敗北するまで使われ続けた。原型は当時販売されていた単発式のものと同様の構造でビス止めなどが成された分解不能形だった。2話目にして早くも腕の部分を折ってしまうが、ガンマによってピアノ線を使って強化修復された。さらに玉四によってタマゴ自身が発案し図面を引いた2連射式の「スーパービーダマン」に改造される。
2連射式ビーダマンは連載当初彼らの街では一般的ではなかったようで、円をはじめとして初めてタマゴとバトルした際には驚かれることも多かった。ガンマの製作したカスタムパーツとも一通り互換性が保たれており、ロングバレルやメタルウイングといった部品で通常のビーダマン以上の性能を発揮した。後にこのタマゴ発案のスーパータイプは「頭の空洞からの給弾」「スプリング内蔵による半自動トリガー」という有効性が認められたのか、JBAからも同様のものが発売されたらしく、ビーダー選手権では独自のOSビーダマンを開発していないチームが多く使用していた。
最終的には後藤の改造レプリカビーダマンを庇う形で伊集院のパワーショットを受け大破。なお、破壊描写が雑誌版と単行本で若干異なる[13]。破損したホールドパーツの一部はファイティングフェニックスのデルタシステム構成樹脂と同一素材だったため、欠片を溶かしてプレスされている。
ファイティングフェニックス (OS)
ガンマが設計し、スリークロウズを発展させたデルタシステムを初めて採用。左右のホールドパーツはOSギアのアームを使って締め付けられるように斜めに構築された。また、樹脂の中には伊集院に破壊された赤ボンのパーツが含まれている。初登場時には一撃で勝負を決めるほどの威力を見せた。しかし次第にタマゴのパワーについていけなくなり、決勝戦直前にギアのアームが折れ、本体そのものがボロボロになっていることが判明。バトルフェニックスの開発が間に合わなかったためにも持ち込まれたが、最終的にはデルタシステムがビー玉発射時に壊れてしまい、最後は伊集院のシャドウボムにダメージを与えたことで彼の逆鱗に触れ、ケーニッヒケルベロスにバトルフィールド外に落とされ破壊された。
本機のデルタシステムにおける「腕とホールドパーツを直結して斜めに配置する」という構造は後のシリーズの基礎となり、その優れた機構は味方のガンマ機はおろか、敵チームの伊集院機でさえも採用している。
アニメではホワイトビーダマンをベースにしており、伊集院に破壊されたホワイトビーダマンの頭部のシールを流用している。
バトルフェニックス (PI)
ファイティングフェニックスが伸び続けるタマゴの実力に付いていけず、OSギアを付けていてもボロボロになりつつあるのを見て、ガンマが設計を開始したもの。初期設定はガンマのオリジナルであるが、それが偶然にもタマノが以前から研究していたPIシステムと酷似していたため、タマノも設計に参加し、完全なPIシステムとなった。デルタシステムなどの基本的なシステムはファイティングフェニックスとほぼ同じであるが、デルタシステムの上側2本のツメにはローラーが付けられ、両肩にはスプリングの付いたパーツ「キャノンサス」を装着。より強力な締め撃ちを可能としている。全日本ビーダ選手権の決勝戦の最中にビリーたちによって届けられ、タマゴは伊集院に対し「友情という名の炎からよみがえった」と発言している。
コンバットフェニックス (PI-EX)
EXシステムの基礎理論がJBA本部から提供されたために、タマノの希望によりPIシリーズの中で最も早く造られ実践データの蓄積のあるバトルフェニックスから改造された。理論が提供されたのはTOPビーダー選手権第一回戦終了後で時間もあったのだが、タマノの予想以上に複雑だったため改造が間に合わず、不完全なまま試合に出ることになったがコアはアストラルコアの試作品、キャノンサスを改良した「メガキャノンウイング」は装備されていないという完成度50%の状態でバトルフェニックスと同等の性能を持つ。試合中盤に前述の追加装備を輸送カプセルにより受け取りパーフェクトモードになったときはそれまで苦戦を強いられてきたヴァンクイッシャーズのバーニングアトラスを圧倒、ハンマーショットによるトリプルバーストはおろか八点射をもってしても相殺できないほどの驚異的なパワーを発揮した。後にタマゴの強力な締め撃ちに耐えうる耐久力を得るためにフレームをEXヘビーフレームに変更されている。TOPビーダー選手権決勝戦時に乱入してきた津印によって落とされその衝撃でスプリングパーツを破壊された後、ダークマターが会場を崩壊させたため回収不可能となる。バンガードを除きフェニックスシリーズでは最も出番が少ない。
ガーディアンフェニックス(ガーディアンモデル)
ドクター矢部がバトルフェニックスのデータから作ったGモデルの機体。最初の持ち主は高原光だったが、コンバットフェニックスが回収不可能となったためタマゴに譲渡された。タマゴ曰く、撃つ手ごたえがキャノンショットに似ているらしい。が、反面タマゴの強靭な腕力を活かした締め撃ちには適しておらず、後に下記のバンガードフェニックスを手にした際には「ガーディアンは撃ちやすいけど、やっぱり締めうちができるほうがいい」と喜んでいた。この機体がフェニックスと判明してから、ガンマにスペアで目を入れてもらった。赤ボン、ファイティング、バトル、コンバットが破壊、または改造で失われている中バンガードを除き、破壊もしくは失っている描写がなく、現存していると思われる唯一のフェニックス。
バンガードフェニックス (E-Unit)
ミラージュから抽出したEユニットのデータからガンマとタマノが開発。作中登場する最後のフェニックスとなった。後にタマゴのリクエストから作られた新型キャノンサス「バスターキャノンアーム」を装着してバスターキャノンモードとなる。バスターキャノンモードになった後、タマゴがターゲットに試し撃ちをしたところ、ターゲットは無残にも四散した。この強さに仲間はもちろんタマゴ本人も唖然としていた。その発射威力はたとえ水中で撃っても全く衰えないほどである。

ワイバーンシリーズ

ガンマ専用機。片手撃ちに特化したシステムになっている。ガンマのビーダマンは当初は連射のみに特化していたが、ワイバーンシリーズになってからはパワーショットを撃てるようになった。

マグネットボンバー
厳密にはワイバーンシリーズではないが、便宜上ここに記載。ガンマ初登場時の愛機で単発式。この時点で片手連射や狙い撃ちを前提とした大掛かりなチューンナップパーツを持参し、短時間で取り付けていた。タマゴの赤ボンと引き分けた機体だが、ガンマ機では最も出番が少ない。一度はガンマの試合放棄とみなして円に奪われたが、タマゴが円に勝利したことで取り返した。
クイックローダー (スーパー)
マグネットボンバー同様、厳密にはワイバーンシリーズではないが、便宜上ここに記載。ガンマが独自開発した最初のビーダマン。ボディカラーは緑。彼の愛機では初めて通常のボンバーマンヘッドが使用された。足元からビー玉を補給することで連射性能を飛躍的に向上させ、さらにホールドパーツにパワーウイングを取り付けることでの強発射も可能。また、野試合の場合のみ、腕にガンベルト状のビー玉補給装置を巻き、腕を振るだけで給弾が可能となっていた。このビーダマンの足にはビー玉を持ち上げるため特殊な樹脂が使われているらしく、暫く学校から帰っては気泡除去のために家にこもりっきりとなっていた。元々はタマゴを倒すために開発した機体だったが、円との対戦が初陣となった。
しかし、自身でも計算外だったパワー対策についての円に弱点を悟られ敗北。円との対決はタマゴが引き継いだ。ビーダー選手権では円との対戦で編み出した荒業の空中給弾で1回戦相手のシャドウズの度肝を抜いたが、無理のある戦い方だったために終盤でピンチに陥り、ファイティングフェニックスの文字通りの一発逆転のデビューを印象付ける形でスナイパースペシャルに改造されハンターズ戦の後サラーのゴールデンビーダマン同様出番は終了となった。
スナイパースペシャル (OS)
マグネットボンバーとクイックローダー同様、厳密にはワイバーンシリーズではないが、便宜上ここに記載。クイックローダーとワイバーンの間のみ使用されたOSギア用の強化装備。劇中ではパーツ名の「片手撃ちサーバー」と呼称され、実物はスナイパースペシャルの商品名で販売された。OSギア装着状態ではボディが大きくなるため片手撃ち用の補助パーツを開発したい、という概念から生み出され、設計の半分をタマノが片手で撃ち込んだ。ボディは頭部空洞式のボンバーマンビーダマンだが、OSギアに取り付けたサーバーで連射速度が向上。クイックローダー以上に身体への負担も大幅に軽減された。連射性能への向上が続いたためガンマは「このままではスナイパーではなくマシンガンマになってしまう」と語った。しかし、パワーショットとの相性という課題が残ったことで、僅か1試合終了後に次世代機ワイルドワイバーンの開発が行われることとなった。
ワイルドワイバーン (OS)
全日本ビーダー選手権準決勝からガンマが使用。四本のホールドパーツを有した機体。完成直後は片手撃ち用のパーツとしてスナイパースペシャルの片手撃ちサーバーを使っていたが、ビリーとの野良試合での戦訓からワンハンドウイングとスピードローダーマガジンに変更した。スピードローダーマガジンを使用することで左手を使ったパワーショットも可能になった。なお、初陣はマスターから禁じられていた試合期間中の野試合(ビリーとの初対決)であった。
バリアントワイバーン (PI)
全日本ビーダー選手権終了時に全国大会であるTOPビーダー選手権の存在を知ったことで大会会場のラボに残り、(強引に手伝わせた)タマノと共に完成させた。専用の片手撃ち用特殊トリガーパーツを装備している。パワーリンクウィングと呼ばれる、トリガーを押し出す親指に対して支えとなる人差し指・中指がかかる部分がホールドパーツに直結しており、トリガーを押すために力を加えると自動的にホールドパーツが締まる仕組みとなっているため、左手でホールドパーツを締める必要が無くなり、片手でのパワーショットが可能になった。
スプレッドワイバーン (PI-EX)
ガンマとDr.タマノがTOPビーダー選手権決勝戦に向けて開発した機体。トリガーを押すと同時にホールドパーツが機体後方に下がるショートストロークシステムによって連射性能は倍化し、自動的に締め付けるスプレッドウィングの展開でパワーショットの連射が可能。バリアントワイバーンのパワーリンクウィングと比較するとややシンプルなギミックだが効果は高い。後に研究所潜入の時誤って落としてしまい回収しようとした時オーグルに踏み潰される。ワイバーンシリーズで唯一破壊された。
フラッシュワイバーン (R)
ガンマが設計したワイバーンシリーズのノウハウを結集させた究極のワイバーン。従来のショートストロークシステムとラウンドクロウズを融合させたRショートストロークシステムを搭載している。パワー対策の機能としてケーニッヒケルベロスの機能と似た可動式のパワーリングをラウンドクロウズに搭載しているが実際の商品にも漫画にも説明がない。タマゴ曰く「パワーも連射も強力」とのこと。

スフィンクスシリーズ

サラー専用機。変化球を連射するために頭部にトリガーを設置しているのが最大の特徴。

ゴールデンビーダマン (スーパー)
厳密にはスフィンクスシリーズではないが便宜上ここに記載。スネークショットのイカサマを見破られたサラーがタマゴとの再戦から使用したビーダマン。トリガーが通常のビーダマンとは異なり、頭部のアイポイントとなっており、ホールドパーツは内蔵式で、アイポイントの下にショット調整用の目盛りが設置され、このダイヤルを回すことで中のホールドパーツが連動して動き、「カーブ」「シュート」「バックスピン」「ドライブ」の4種類を撃ち分けることができる。初使用時はトリックショット有利な地形でのバトルで、ビー玉にインチキが仕込まれていないことを示すため、ガンマのビー玉を用いて使用された。JBAにもこの独特の発射機構とトリックショットという概念は未知のものであり、タマノや他のチームを驚かせた。しかし、OSギアでの強化が不可能であった上、ボディが金色で反射しやすいことからチームを危機に陥れ、このことが連射とパワー、そして変化球を同時に実現させる後継機のスタッグスフィンクス開発への足がかりとなる。
スタッグスフィンクス (OS)
ゴールデンビーダマンのシステムをOSギア対応用にした機体。トリガーである二本の角を上から下に押し下げるという特殊な発射機構をしている。こうして真下に向かって発射された玉は内部パーツで弾かれ前方へと発射されるが、このシステムによりビー玉に螺旋回転をかけることを可能にしているため、地面との接地により左右に弾道を曲げることができる。特殊なシステム上ゴールデンビーダマンはパワー・連射ともに不得手であったが、スタッグスフィンクスはホールドパーツにパワーチップを装備することでパワーショットも撃てるようになり、マガジンサイトを装着することで連射もできるようになった。
パワードスフィンクス
JBA第六研究所が閉鎖していた時にサラーが開発を進めていた機体。後にJBAの技術者によって完成した。パワードアームを動かすことで、内部のパワーリングが可動しホールドパーツを締めることができる。その名の通り変化球ビーダマンの課題の一つであったパワー不足への答えを示した画期的な機体である。サラー曰く「トリックプレイの幅が広がった」。

ケルベロスシリーズ

伊集院専用機だったが、後にスリークロウズ以外どちらもサラー機になる。スリークロウズによるハイスピードドライブに加え、特殊な内部構造により、一度に2発の玉を打ち出すダブルバーストを可能にした。また通常はドライブ回転をかけるスリークロウズのホールドパーツをずらすことにより回転の向きを変え、それを利用して壁などに当たった際の反射の向きを調節するイングリッシュボールが武器。

スリークロウズ (スーパー)
厳密にはケルベロスシリーズではないが便宜上ここに記述。伊集院がサラーと再会した際に所持していたビーダマン。ボディカラーはサラーのゴールデンに対してシルバー[14]。ボンバーマンタイプながらも、タマゴのパワーショットを後ろから弾き飛ばすなど圧倒的な威力を誇り、締め撃ちとハイスピードドライブを融合させたその機構はガンマをも唸らせた。後藤や三上のほか、チームメイトの北条、早乙女も同一タイプのレプリカに改造している。OSギア装着によってボディ強度が増し、初めて全力で弾を発射した際にはタマゴのビーダマンを完全にバラバラにするほどの威力となった。バトルでの描写ではビーダー選手権1回戦ではチームガッツへの宣戦布告を込めて、ショートバレルのみ付けた改造でファイティングフェニックスがやってのけた一発逆転をそっくりそのまま再現するなど、威力はファイティングフェニックスとほぼ同等。タマゴが自分のビーダマン守るためを大切なビーダマンを犠牲にするのを見て改心した後藤がチームガッツに渡したことで、それを徹底的にリバースエンジニアリングしたガンマらによって強化発展型であるOSギア専用機ファイティングフェニックスが完成した。
スリークロウズは今賀が発案したオリジナル[15]で、実機は存在しないが、これを再現する改造を施す者もいる[16][17]
ケーニッヒケルベロス (OS)
1発でもパワーリングとブラッディクロウズのドライブ機能により標準以上のパワーを持つが、それがダブルバーストにより単純に2倍になっているため、OSビーダマンではフェニックスのキャノンショットでもない限りパワーで勝つことは不可能。「キャノンショットですらやっとだった」。圧倒的な強さを誇ったがPIビーダマンのパワーには敵わなかった(バトルフェニックスとアイアンサイクロプスに(横からだが)止められている)。
スタッグケルベロス (PI)
サラーと、彼との友情を取り戻し改心した伊集院が共同で製作した。基本はケーニッヒケルベロスの発展機で、ダブルバーストはそのままに幅広いパワーの調整が可能となったアジャスターリング、三本爪のそれぞれにスプリングが仕込まれたスピニングクロウズなどケーニッヒケルベロスの機能を昇華させた数々のギミックを持つ。またフットパーツを前後逆にセットすると「スタッグモード」に変形しビーダマン本体を真下に向ける体勢をとることで、簡易的にスタッグスフィンクスと同じ発射機構となりケルベロスのパワーをスフィンクスの変化球に乗せることが可能となった。
その圧倒的な性能はバトルフェニックスをも上回っていると言われ、トレーニングを積んだサラーも反動の大きさで最初は上手く扱えなかったほど。
TOPビーダー選手権決勝戦では、カラーリングをホワイトに変更した「ホーリーケルベロス」が使用された。

: タカラから実際に販売された実機はダブルバースト可能な上にトリックショットの豊富さが全機体中最多で、一通りPIパーツによる強化が可能な事からビーダマンシリーズの最高傑作の一つにも挙げられる名機で、説明書ではそのショットのバリエーションの多さから、Dr.タマノのコラムが省略されているほどだった。中古市場では組み立て済品でも定価を大きく上回る価格、新品の未組み立て品であればさらに高値で取り引きされている。

グリフォンシリーズ

ビリー専用機。基本的に2体一組で運用し、場合によって連結して1体にする。

ブラストグリフォン(右*ライトイーグル、左*レフトレオン) (PI)
プロト01を手に入れた札月に勝つために開発された機体。タマゴがパワーに、ガンマが連射に特化すべきと言い争いをしていたところ、ビリーは「両方だ」と発言し、両者のコンセプトを取り入れた。両機体が半分に分離・合体することでパワーショットを撃つことができる。TOPビーダー選手権決勝戦に向けたビリーの猛特訓に耐え切れずボロボロになってしまう。
ファントムグリフォン(右*ファントムイーグル、左*ファントムレオン) (PI-EX)
ブラストグリフォンを修理・改修してPI-EXとして生まれ変わらせた機体。ブラストグリフォンが二機を半分に分離・合体させていたのに対し、ファントムグリフォンは二機を前後に連結させて合体させる。レオンを前にするとパワーショットが撃てるパワーモード、イーグルを前にするとトリプルバーストが撃てるパーフェクトモードになるが、作中にパーフェクトモードは登場しなかった。ガルム戦でイーグルのみ大破する。
ミラージュ(右*ミラージュイーグル、左*ミラージュレオン) (E-Unit)
元々はE-Unitの試作機としてDr.矢部が開発したもので、E-Unit争奪戦を経てビリーに譲渡される。ビリーに渡された時点ではパワーブレードアーム・パワートリガーコアを装備していたが(製品版でミラージュグリフォンとされている形態)、後にコアをクイックストロークコアに変更しミラージュイーグルとされた。その後ミラージュをコピーしたミラージュレオンが作られたが、こちらはミラージュから装備の変更はない。
またダークマターもE-Unitのデータを入手していたので、ミラージュを量産し最終戦で使用している。

その他

ボンバーマン型ビーダマン

特殊なパーツや機構を持つ物のみ紹介。

ウインタースペシャル
北山隼人のビーダマン。雪山で使用するため足には雪や氷で滑らないようにスパイクを装備。手袋をはめたまた撃てるように手には延長棒を装備しトリガーは大型の物を使用している。
ゴーレムボンバー
円専用機。通常のビーダマンに使われるビー玉より大きいジャイアントボムという大型のビー玉を発射する。円のパワーと合わさりペットボトルを一発で倒すことが出来る。
ショット・バレル
P(パーフェクト)・ハンターズ専用機。非常に長いロングバレルを装備していてその中にビー玉を詰め込んで同時発射できる。それにより散弾のようなショットが出来る。また、グリップが弾倉になっておりショットガンの排莢のようにグリップを手前に引くことで玉がロングバレルに補充され散弾を連射できる。スコープも装備している。バレルが邪魔するため近距離の狙いが定まらないのが欠点。
インパクト・トリガー
バーグラーズの井出専用機。トリガーにガイドレールとハンマーが付いておりパチンコのようなゴムで強化トリガーにハンマーをたたきつけて発射する。そのショットは非常に強力で空中のショットならファイティングフェニックス以上のスピードが出る。
大倉剛のビーダマン
バーグラーズの剛専用機。; BIG TANKと描かれた非常に大きなマガジンを装備している。剛は走りながら撃つのを得意としており、走りながら撃つと命中率が落ちるため巨大なマガジンを利用した連射で補っている。

OSギアビーダマン

ユンカーユニコーン
北条専用機。ホールドパーツは装着していないが、スプリングの力で直接ショットを放つ「ストロークショットシステム」が特徴。女の子である北条の力でも安定したパワーと連射力を発揮した。

PIビーダマン

X-01(プロト01)
PIビーダマンのプロトタイプともいうべき機体。特筆すべき機能は搭載されていない。番外編ではDr.タマノが輸送中に落とし、札月兄弟の手に渡ってしまう。その後は市販化されたようで多くのビーダーが使用している。
全日本ビーダー選手権予選で選手が作った特注パーツを引き続き装備している者もいる。
アイアンサイクロプス
早乙女専用機。キング・ビーダーズがJBAのコンピューターをハッキングして得たX-01のデータを基にカスタマイズした機体。OSビーダマンに対して圧倒的な力を見せ付けたが、完全オリジナルのPIビーダマンであるバトルフェニックスには敵わなかった。パワーショットの強弱がつけられるように設計されている。
ノーチラスポセイドン
瀬戸内バイキング専用機。通常より長い2本のトリガーを交互に押し、内部の回転式パーツでビー玉を次々に押し出すという特殊な発射機構「ロータリードライブシステム」を搭載している。海人の初登場時、ガンマのバリアントワイバーンと互角に渡り合い、彼を唸らせたが、連射に特化しているためかパワーは並であり、サラーやタマゴの「水上ショット」には歯が立たなかった。ロータリードライブシステムは第三研究所の機密事項だったが、海人はあっさりとバラしてしまった。
ハンティングリンクス
猫丸専用機。正確な射撃に特化している。頭部に鏡とターゲットサイトを内蔵しており、機体上部から頭部を覗き込むことで、鏡越しに前方をターゲットサイトで狙うことができる(「スコープヘッド」)。また、ネジでホールドパーツを締め付けるホールドパーツアジャスターにより安定したショットを放つことができる。同じターゲットサイトを持つ、スーパービーダマン用カスタムパーツ「スコープヘッド」をPI化したもの。当初は開発したものの、他のチームガッツのメンバーは狙いが正確だったためお蔵入りになっていた。しかし狙い撃ちが下手な猫丸のためにタマノが採用した。
金棒(メタルスティック)ビーダマン
瀬戸内バイキング青鬼専用機。金棒のような持ち手が付いており船の近くの水面に当たるだけで船が揺れる波を起こせるパワーショットが撃てる。
バーニングアトラス
ヴァンクィッシャーズ専用機。垂直に押し込む形の特異なトリガーを持っており連射重視のシングルモードの他に、ビー玉を3個一気に装填してトリプルバーストが撃てる。また、垂直式トリガーを拳で叩いてパワートリプルバーストを放つ「ハンマーショット」という必殺技を持つ(ただし、10回までしか機体は耐えられない)。すさまじい性能を発揮する反面機体への反動も大きくトキオの機体はチームガッツ戦のあとはボロボロになっていた。大根の物は特注品で移動性を排除しポールの上に乗せた固定砲台とした上で、一回の発射で八点射を可能としている。彼曰く「他のメンバーが携帯用の軽機関銃とするなら、私のはさしずめ重機関銃」。
マスター攻略王SPIII
番外編に登場。札月に因縁を付けられ、預かっていたバトルフェニックスを奪われたかけるがDr.タマノから借用した。最大の特徴はトリガーと連動して下部のラバー付きのホールドパーツが後ろに下がることによって強制的にドライブをかける「ブローバックドライブシステム」。札月のバトルフェニックスのショットを追い抜き、勝利した。

PI-EXビーダマン

EX01
PI-EXビーダマンのプロトタイプともいうべき機体。特筆すべき機能は搭載されていない。
ギガサラマンダー
円専用機。筒状に伸びたコアと連動し、トリガーを押すのではなく引くという珍しい発射機構でダブルバーストの連射を可能としたギガバーストシステムを搭載した機体。引っ張る力が強ければ強いほど発射威力が上がるシステムであり小学生離れした体格と腕力の持ち主である円との相性は抜群である。
クリムゾンギガント
高尾専用機。腕についたつまみのようなパーツ、クラッシャーボルトを回すことで発射威力の調整が可能。最大締め付け時のパワーは凄まじいが同時にトリガーの硬さも最大級となる。バーストトリガーを使用しておりダブルバーストも可能。
ブレードオロチ
草薙専用機。額についた巨大なツノ、ブレードホーンを押し下げることでホールドパーツ上部分が下がり、しめ撃ち効果を発揮するクロスファイヤーシステムを搭載した機体。ホールドパーツは巨大なローラーになっており、さらにEXローラートリガーを装備することによってパワーショット三羽烏の機体で唯一ダブルバースト機能を持たないものの、それを補って余りある常時安定したパワーショットの連射を可能とした高次元万能タイプ。
クールヘリオス
命専用機。スリークロウズのコアと特殊な二重構造のフットパーツ、アジャスターフットによる下部クロウズの強制固定機能に加え、下向きにトリガーを押す高性能万能トリガー、スマッシュトリガーを装備。3つあるガーディアンモデルのうちの一つで、パワーも連射も別次元の性能を発揮しタマゴ以外のチームガッツメンバーのシャドウボムに迎撃を物ともせず攻撃をヒットさせ、コンバットフェニックスによるキャノンショットを5発で止めた。

Rビーダマン

ストライカージェミニ
津印専用機。トリガー部分が他のビーダマンと異なり銃のトリガーのような形をしており容易に片手打ちが可能でありこの発射機構をトリガーショットと呼び、ストライクハンマーを限界まで引いた状態でトリガーを引くと強発射される機構をストライカーショットと呼ぶ。またレーザーポインタが照射できるため、狙いを定めやすい仕組みになっている。
ハンマージェミニ
津印専用機。津印が初登場した際には改造中で使用されなかったが、E-Unit争奪の際に登場。バーニングアトラスの機構を踏襲しており、バーティカルハンマーによる強力なダブルバーストを撃てる。ストライカージェミニとの二刀流で「お前の腕は完全に見切った」と言っていたビリーを圧倒し、ファントムイーグルを破壊した。
バーストオライオン
伴太専用機。ノーチラスポセイドンの機構を踏襲していて、30cmにも及ぶ長大なトリガーを引くことで内部ロータリーが連動しフォースバーストが可能。2000年のコロコロコミック12月号と初期の単行本では劇中の台詞で「パーストオライオン」と誤記されている。
ギャラクシーフォートレス
銀河専用機。本体のレバーを回すことで驚異的な連射ができる。

E-Unitビーダマン

スティンガースコーピアス
マダラ専用機。スマッシュトリガーコアを採用していて、発射した玉の速さからかまいたちが生じる。それにより瀬戸内バイキング、ダークマターのザコたち、ヴァンクィッシャーズ、タマゴとガンマ以外のチームガッツのメンバーたちを戦闘不能にしている。

注釈

  1. ^ 2012年3月に株式会社ハドソンを吸収合併したため、ボンバーマンシリーズの著作権を保有。
  2. ^ VHS版では全話に使用されている。

出典

  1. ^ a b スパビーのタイトルは危うく・・。
  2. ^ 開会式に参加していなかったチーム・ガッツは表彰式まで全国大会そのものだと思っていた。
  3. ^ 書き換えたビーダマン、あの角はなんだ!という声に応えますと
  4. ^ なんでアニメのモデルにしなかったのか?
  5. ^ 原作者2015年11月8日18:49のツイートより
  6. ^ 15巻について
  7. ^ うちに残ってた15巻最後の2冊のうちの1冊をつぶして電子化しました。
  8. ^ ビリーには直談判をしたが、自分だけ特別扱いされるのには反対という理由で断られ、彼の提案によりバトルで決めることになった。
  9. ^ アニメ版第1話で彼と勝負をした際、勝負に負けたことよりも自分の注意不行き届きでビーダマンが壊れてしまったことに悔し泣きする彼の純粋さに認識を改め、修理方法を教えたことがある
  10. ^ ダークマターを利用してJBAの最高幹部会議議長の座を乗っ取った(TOPビーダー選手権の会場に津印を乱入させて騒ぎを起こし、伴太を利用し事故に見せかけてバトル中に会場を破壊させ、その責任として自分以外のJBA上層部の人間を解任させることで成功した)Dr.迫に対し、ダークマターとビーダーを闘わせたい夜見が見返りとして要求した。
  11. ^ a b 今賀俊2013年12月7日23:52のツイートより
  12. ^ 2013年3月2日の原作者ツイート
  13. ^ (つД`)派手に壊したら先方様に怒られました。
  14. ^ ちなみに伊集院くんのスリークロウズは
  15. ^ 2014年6月19日のツイート
  16. ^ 2013年5月30日のツイート
  17. ^ 2013年5月30日のツイート
  18. ^ やんきちの ほうむぺいじ”. 令和4年11月5日閲覧。





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