新美南吉文学賞 新美南吉文学賞の概要

新美南吉文学賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/17 14:04 UTC 版)

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中部日本新聞相談役西沢勇の提唱により、郷土の作家新美南吉を記念して1968年に創設された。主催は東海文学振興会、世論往来の会共催。

  • 選考委員:新美保三、渡辺正男、中日新聞社文化部長、婦人部長
  • 対象:新美南吉に関する作品、研究、児童文学に関する作品、研究、詩、短歌、俳句、小説など。公募[1]新美南吉児童文学賞とは別のもの。

1981年以降はデータがなく不詳。

歴代受賞者

  • 第1回(1968)後藤順一「評伝・新美南吉」
  • 第2回(1969)大石源三「南吉文学散歩」『日本児童文学』掲載
  • 第3回(1970)北村けんじ『ハトと飛んだボク』
  •      山内清平『南支那海』(歌集)
  • 第4回(1971)牧野不二夫「貝がらの歌 新美南吉物語」(戯曲)
  •      平野ますみ『春のかくれんぼ』(童話集)
  • 第5回(1972)山本知都子『海がめのくる浜』(少年小説)
  • 第6回(1973)都島紫香『名古屋児童文学史の研究』
  •      中部日本放送「ランプと貝殻」(テレビドラマ)
  • 第7回(1974)宇野正一『私の新美南吉』
  •      浜野卓也『新美南吉の世界』新評論
  • 第8回(1975)勅使逸雄『現代っ子とお話』
  •      若林宏『若林ひろし一幕戯曲集』私家版
  • 第9回(1976)原昌『児童文学の笑い』
  •      堀幸平「ガララに盗まれた神の笛」(ミュージカルドラマ)
  • 第10回(1977)河合弘「君はわが胸のここに生きて 友南吉との対話」(小説)
  •      山田洋「伊吹」(句集)
  • 第11回(1978)平松哲夫『一番星にいちばん近い丘』(童話集)
  •      山崎初枝『植物記』(歌集)
  • 第12回(1979)服部勇次『郷土のわらべ歌』全四巻
  •      吉田弘『知多のむかし話』
  • 第13回(1980)伊藤敬子『写生の鬼・俳人鈴木花衰』
  •      赤座憲久『雪と泥沼』
  • 第14回(1981)
  • 第28回(1995)三宅千代『夕映えの雲』

  1. ^ 馬渡憲三郎『文学賞事典』


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