我間乱〜GAMARAN〜
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武具
- 大亀流
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- 久夛良木定長(くたらぎさだなが)
- 一ノ瀬家に伝わる人の背丈ほどの長さを持つ大太刀。扱い易いよう柄が非常に長くなっている。鍔は付いていない。
- 千我村雨(せんがむらさめ)
- 黒鉄陣介が大亀流を離門するまえに所持していた名刀。
- 『‐修羅‐』で新設された大亀流道場で保管されていたが、我間と立ち合い次代の当主にふさわしい実力であると認めた真ノ丞から我間に託される。
- 天幻流
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- 眉尖刀(びせんとう)
- 巻梅庵や、その師である東条春嶽が使用する大刀 (中国の武器)。「なぎなた」に「眉尖刀」と当てる事があるが、本項の眉尖刀は、10世紀から13世紀に掛けて中国で使用されていた武具を指している。非常に重量に富み、一般的には15㎏から25㎏もある。しかし、その重量にもかかわらず、実戦で多用されていた。
- 中泉流
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- 黎月(れいげつ)
- 海原大試合から1年後、さらなる研鑽を積んだ中泉新がものにした十人張り(九人で弓を曲げ、残る一人がようやく弦を張るほど、という意)の強弓。
- 卍卍流
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- 蛇金(ジャゴン)
- 蛇牙が使用する卍卍流武凶具。分銅の代わりに握り拳大の鉄球が取り付けられた鎖鎌。鎌の頭端部に鎖が取付けられていて、鎖の長さは一般の鎖鎌より短くなっている。鎖が短い為、間合を変化させる事は出来ないが、速さと威力に優れている。
- 三ツ星(ミツボシ)
- 小太郎が使用する卍卍流武凶具。三本の鎖分銅を有する鎖鎌。鎖は一般の鎖鎌より細くなっている。
- 双首蛇首(フタクビジャショウ)
- 松本無楽が使用する卍卍流武凶具。通常の鎖鎌の分銅の数を二本に増やしたもの。操作には極めて高い技術が求められる。
- 髪帷子(かみかたびら)
- 松本無楽がその実力を認め、愛ゆえに殺してきた武芸者の毛髪で編まれた帷子。人毛は一本一本がアルミニウム並みの強度を持ち、さらに日本人の毛髪の強靭さは世界一であるとされ、胴狙いの攻撃を殆ど無効化する事が可能。
- 魂隠流
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- 矮針(わいしん)
- 藤林才蔵が使用する細く見え難い針状の手裏剣。刺さっても痛みを感じず、一度深く刺さると容易には抜く事が出来ない形状をしている。
- 明神流
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- 鬼断(オニダチ)
- 御堂心吾が使う大身槍。全長十尺(約3m)、穂先三尺三寸(約1m)、重量20kgと規格外の大きさを持つ。
- 紅抜(ベニヌキ)
- 榊原佐助が使う片鎌槍。鎌は上向きに付いており、その鎌の外側から更に小さな鎌が上向きに生えている。
- 『‐修羅‐』では佐助の兄である真嶋喜太郎が使用している。
- 銀閂(ぎんかん)
- 神野一翁が使う菊池槍。
- 九曜(くよう)
- 大宮万里が使う管槍。その名のとおり柄にスライド式の管を備え、これを片手で保持してもう片方の手で柄を押し引くことで、通常の槍にはない素早い突きを可能としている。
- 無宝流
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- 竜桐(たつぎり)
- 九龍安吾の愛用する長巻。
- 黒梳爪(コクソソウ)
- 鬼部流方が使う金棒。全長八尺五寸(約2m60cm)、重量十一貫(約40kg)の超重武器。鬼部は普段引きずるようにして持ち歩いており、茱丸の力を使って初めて操る事ができる。
- 黒辻(くろつじ)
- 丸山光三が使う「三凶刃」の壱刃。牙のような刃を持つ破壊力に優れた大太刀だが、真ノ丞との戦いで真っ二つに砕かれてしまう。
- 銀廓(ぎんぐるわ)
- 丸山輝二郎が使う「三凶刃」の弐刃。短刀の峰から大きく弧を描いた長い刀身が伸びた特殊な形状をしており、変幻自在の攻撃を可能としている。
- 蒼霞(あおがすみ)
- 丸山一太が使う「三凶刃」の参刃。極限まで軽量化された双刀で、高速の連続斬撃を生み出す。
- 絃奉(ゲンホウ)
- 村雨利虎の愛刀。鋸状に細かく刻まれた刃が特徴で、通常の刀よりも破壊力に特化している。
- ハルベルト
- 花村理一郎が大亀流との決戦に際し使おうとした最強の斧槍。花村の死後、藤堂の手に渡る。槍の刺突力、斧の斬撃力、槌の破壊力を兼ね備えた斧槍の完成形として、欧州では長く長柄武器の代表格として使用された。
- 『-修羅-』では、百剣士のひとりである蔵院聖矢が同じくこの武器を使用する。
- 双炎丸(そうえんまる)
- 神垣流異形刀。刃の位置が片寄り肥大化した切っ先を持つ雌刀、同形で鍔を持たない雄刀の一対からなる。雄刀は束を取り外すことができ、その刀身を雌刀の束に開けられた穴へ刃と平行に差し込み切っ先同士を合わせることにより、両刃の大剣として扱う事が可能。最後は伊織の渾身の一撃によって根元から圧し折られた。
- 霞白定(かすみしろさだ)
- 舘原吟二が使う怪刀。長い刀身をしており、また選び抜いた良質の鉄のみを使用して作られているため、薄いながらも強度を保っている。そのため間合いと剣速の両方で並の刀を上回るとされる。鬼崎の一撃によって剣先を両断される。
- 長子丸(ちょうしまる)
- 九龍安吾の長巻。刀の五倍以上の厚みがあり、落下させるだけで木の板を割るほどの超重量を誇る。そのため全力で振るうことが出来れば刀一本で受け止めるのは不可能とされている。最後は伊織によって刃を中ほどから両断され破壊される。
- 源羽流
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- 物干し竿 正宗(ものほしざお まさむね)
- 源羽流に伝わる大野太刀であり、斬馬刀とも言われている。大太刀の長さを持つ刃と刀よりも長い柄の間に鍔が取り付けてある、特殊な柄が特徴。
- 印度武術
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- ブラフマー
- 鞭のようにしなる軟鉄製の3本の刀身をもつウルミ。しなりを利用することで高速の斬撃を繰り出せるが、刃が軽く簡単に打ち払われやすい欠点をもつ。
- シヴァ
- ブラフマーとは違い刀身が1本しかないが、刃の重量は非常に重く、ブラフマーとは比べ物にならない高い破壊力をもつ。本戦では刃を2本に増やして使用する。
- ヴァジュラ
- 伊織との戦いで失った右腕とブラフマーの代わりに新たに使用している武器であり、刃が短く刃が三本ある近距離で使用する武器であり、三本の刃による広い攻撃範囲と疾い攻撃を可能にする。
- 百瀬流
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- ロングソード
- 百瀬士郎が使う切支丹により日本へ持ち込まれた、折れにくく柔らかくしなる西洋の直剣。
- 駿河藩
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- その他の武具
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- 炎雅(えんみやび)
- 大林一姫が使う特殊な武具。三節棍の攻撃の回転の速さと、刀を容易に砕くほどの重厚な刃による破壊力をあわせ持つ。
注釈
出典
- ^ “週マガの剣戟バトルマンガ「我間乱」約4年の連載に幕”. コミックナタリー (2013年6月26日). 2021年1月13日閲覧。
- ^ 原作コミックス『我間乱 ―修羅―』第13巻帯の表記より。
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- ^ “我間乱〜GAMARAN〜 間合いを潰せ! 敵は伝説の『四神槍』!!の巻”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年1月11日閲覧。
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- ^ “我間乱-修羅-(31)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年6月8日閲覧。
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