愛知県立天白高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 23:58 UTC 版)
概要
通学区域は、天白区、緑区 、名東区、日進市が主[1]で、それほど広くはなく通学手段も徒歩か自転車が7割程で、地下鉄を利用する生徒は駅からかなり離れているため少数派である。中には瀬戸市や犬山市から通学する生徒もいる。
全校生徒は2021年(令和3年)4月13日現在で1078名(男子577名、女子501名)。学級編成は各学年9クラスとなっている。2年生は文系が6クラス、理系が3クラス。3年生は文Iが4クラス、文IIが2クラス、理系が3クラスである。主に文Iは私立・短期大学文系、文IIは国公立大学・私立大学・短期大学文系、理系は国公立大学・私立大学理系に進学する。
校舎は、本館と北館とに分かれており、渡り廊下でつながっている。外1カ所と北館2階の2カ所に自動販売機が、北館2・3階に購買がある。高校は権現山という山の上に建てられた学校であるため、5階では景色がかなりよく、冬の空気が澄んだ時には御嶽山など遠方の山がくっきりと見える。また、場所や天気によっては南側に豊田スタジアムも見ることが可能である。女子の制服はセーラー服であるが、学校創立時に旭丘高校の関係者がデザイン設定に携わった経緯で、旭丘高校に似た感じの制服になった。襟に金色のラインと珍しいデザインである。なお、2022年(令和4年)度より制服をブレザーに変更している[2]。
沿革
- 1977年(昭和52年) - 愛知県立天白高等学校として開校する[1]。
- 2021年(令和3年) - 愛知県より「ICTを活用した学習活動の充実に関する研究」の実践モデル校に指定。全校生徒に1人1台タブレットを貸与。
- 2022年(令和4年) - 制服をブレザーに変更。
授業
第2学年より類型選択を実施。2年生の国語と3年生の数学・化学・物理では習熟度別授業、1・2年生の英語表現では少人数授業を展開している。また、AETの拠点校である。そのため、毎年何人かの生徒が留学しており、逆に海外からの留学生の受け入れも長期・短期ともに行っている。考査等は土日を挟んで行われることが多い。考査一週間前からテスト週間となり、その間部活動は基本的に休みになる。
固有名詞の分類
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