岩田千虎 主な作品

岩田千虎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 10:20 UTC 版)

主な作品

  • 『愛の像』- フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)に設置。
  • 『石田梅岩像』- 堺市堺区の菅原神社に設置。
  • 『家畜群像』- 大阪府立環境農林水産総合研究所に設置。
  • 『樺太犬慰霊像』- 堺市堺区の大浜公園に設置。
    1958年(昭和33年)7月、第1次南極観測隊によって南極に残された15頭の樺太犬の霊を慰めるため、コンクリート製で制作され、堺市に寄贈された。立ち去る越冬隊員に向かって遠吠えを続ける姿が表されている。老朽化のため、1987年(昭和62年)3月、堺市内の彫刻家白石正義監修のもと岡村哲伸によりブロンズ像に復元制作された。[13][14]
  • 『牛像』- 堺市美原区の大阪府立農芸高等学校に設置。
    当時の農芸高教師、藤沢純に依頼され、1956年(昭和31年)度卒業記念として、モルタル製で制作された[15]。風化により経緯が忘れられていたが、2012年(平成24年)日本画家の川中信也に再発見され、岡村哲伸の鑑定を経て、創立100周年記念事業でブロンズ像で復元されることとなった。正門脇に移され、2016年(平成28年)10月、除幕式で披露された[16]
  • 『経済更生村指定記念像』- 和泉市池田のJAいずみ北池田支店駐車場に設置。
  • 『獅子像』-堺市堺区の土居川公園に設置。
  • 『動物慰霊碑』- 大阪市天王寺動物園に設置。
  • 『百舌鳥耳原由来の像』- 堺市堺区の大仙公園に設置。
  • 『リタとロイド像』- 大阪市天王寺動物園に設置。

脚注

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参考文献

  • 『九州人国記』熊本日日新聞社、1966年。
  • 『そてつのあゆみ』4、蘇鉄会、1966年。
  • 『河内町史』史料編第6、河内町、1991年1月。
  • 『創立百周年記念誌』大阪府立農芸高等学校、2018年3月。(p.102に松原市の『広報まつばら』2017年1月号の記事が掲載されている)
  • 『日展史11 帝展編6』社団法人 日展、1983年。
  • 『日展史14 新文展編2』社団法人 日展、1984年。
  • 『堺市史』続編第2巻、堺市、1971年。
  • 『堺市史』続編第3巻、堺市、1972年。
  • 『堺美術協会 創立60周年記念』堺美術協会、2006年。



  1. ^ a b c d e f g h i j 岩田千虎『日本美術年鑑』昭和42年版、p.147(リンク先は東京文化財研究所データベース)
  2. ^ a b c d e f g 九州人国記 1966, p. 216.
  3. ^ そてつのあゆみ 1966, p. 1-2.
  4. ^ a b c d e f g h 河内町史 1991, p. 217.
  5. ^ a b c d e 創立百周年記念誌 2018, p. 102.
  6. ^ 九州人国記 1966, p. 217.
  7. ^ 日展史11 帝展編6 1983, p. 216、223.
  8. ^ 日展史14 新文展編2 1984, p. 222、233.
  9. ^ 堺市史 続編第2巻 1971, p. 935-936.
  10. ^ a b 堺美術協会 創立60周年記念 2006, p. 16.
  11. ^ a b 堺市史 続編第3巻 1972, p. 84-86.
  12. ^ 毎日新聞1966年10月6日夕刊,p.11
  13. ^ 「大浜公園」堺市
  14. ^ 「カラフト犬慰霊像について」(堺市公園部による樺太犬慰霊像横案内板。昭和62年3月31日設置)
  15. ^ 毎日新聞 2017年2月20日地方版/大阪,p.25
  16. ^ 毎日新聞 2017年3月20日地方版/大阪,p.29
  1. ^ 『日本美術年鑑』昭和42年版、p.147には「昭和8年第20回二科展に出品して初入選し」「昭和9年第15回帝展に石膏像「牡牛」が初入選」とあるが、後述のとおり帝展初入選は1933年(昭和8年)年の「乳牛」であり、二科展出品はそれより前と思われる。ここでは年の記述を避けた。


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