岩崎宏健堂 概要

岩崎宏健堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/15 01:32 UTC 版)

概要

1888年(明治21年)に当時の都濃郡福川村(現在の周南市福川)にて創業。1968年(昭和48年)に法人化し(1992年に株式会社化)積極的な店舗展開を行い、現在は山口県全域と広島県広島市周辺にて「クスリ岩崎チェーン」「コーケンドラッグ」(商店街にある店舗)を展開する。本社がある周南市をはじめ山口市防府市では店舗間の距離が近く、集中的に出店している(ドミナント戦略)。また、近年はイオングループのショッピングセンターにテナントとして入居することもある。

店舗にも描かれている男の子のキャラクターは「イワちゃん」という名前である。ロゴとしてはいつも逆立ち姿になっている。折り込みチラシには他の家族も出てくる4コマ漫画も連載されている。この「イワちゃん」のイメージが強く、店舗そのものを「イワちゃん」と呼ぶ買い物客もいる。また、ホームページのアドレスも「iwachan」となっている。

2013年11月1日に「ドラッグセガミ」などを運営する株式会社ココカラファインヘルスケアを傘下に持つ株式会社ココカラファイン(現・株式会社ココカラファイングループ)が当社株式の50%を取得し、同社の子会社となった。なお、当社株式の残り半分を保有し、不動産の賃貸や管理を行う株式会社アイ・システムに関しても同社が株式を取得して完全子会社となった[2]。2014年3月1日に、経営効率向上を目的に、株式会社ココカラファインの完全子会社となった株式会社アイ・システムを吸収合併した[3]

なお、2021年10月1日のマツキヨココカラ&カンパニーの発足に伴い、旧ココカラファイン・旧マツモトキヨシホールディングスの各株主向けに発行されている「ココカラファインお買い物優待券」「マツモトキヨシホールディングスグループ商品券」がこの日からココカラファイングループ・マツモトキヨシグループ双方の傘下店舗での相互利用が開始されたが、当社については、現時点で従来通り「ココカラファインお買物券」のみの利用となる[4]


  1. ^ a b 第56期決算公告” (PDF). 株式会社岩崎宏健堂. 2022年6月2日閲覧。
  2. ^ 株式会社岩崎宏健堂および株式会社アイ・システムの株式取得に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)株式会社ココカラファイン、2013年9月30日https://www.matsukiyococokara.com/news/archive/cocokara/pdf/20130930_TD01.pdf2022年4月4日閲覧 
  3. ^ 子会社間の吸収合併に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)株式会社ココカラファイン、2013年12月16日https://www.matsukiyococokara.com/news/archive/cocokara/pdf/20131226_TD01.pdf2022年4月4日閲覧 
  4. ^ 日本全国に3,000店超の店舗網 マツモトキヨシグループ・ココカラファイングループ店舗における「お買物券」「お買物優待券」の相互利用開始について』(PDF)(プレスリリース)マツモトキヨシホールディングス、ココカラファイン(2社連名)、2021年9月27日https://www.matsukiyococokara.com/news/archive/matsukiyo/pdf/8803596da51946f7067f496bfea7ec94.pdf2021年10月2日閲覧 


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