実写でボクシング システム

実写でボクシング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 01:54 UTC 版)

システム

プレイヤーはコントローラー、マウス、キーボードのいずれかで分身である主人公を操作する。

顔面・ボディのダメージと疲労が蓄積しないよう体調管理をこなしながら、先輩練習生達とのスパーで技術の習得を会長に認めさせることによってゲームは進行する。

ダメージが一定以上蓄積すると主人公はジムに通えなくなり、戦歴に関わりなく無条件でゲームオーバーとなる。

ネット対戦

基本技術を習得することによってインターネットで不特定多数との対戦が可能になる。

ネット対戦は「ジムでスパーを終えた主人公、会長、練習生達が見ている夢」という設定であり、ダメージ・疲労の蓄積は試合内限りなのが特徴。

ボクサーが物理的な限界に縛られず純粋に技術を磨ける場であることから「スパー天国」と名付けられている。制作者の管理するジムサーバー、有志ユーザーによるサブサーバーの二つによって運用されており、両者は主副の関係にある。

ランキング

常時行われているものとしては「レベルランキング」「勝率ランキング」「勝ち星ランキング」がある。レベルランキングは現実のプロボクシングのランキングを模したもので、激しく上下する。勝率と勝ち星のランキングはいずれも通算であるため変化は緩やかである。

定期的に行われているものには2015年4月現在「月間ポイントランキング」があり、付随して1RKO数と勝率もそれぞれ月ごとに争われる。「月間ポイントランキング」ではなお三位までのプレイヤーにはそれぞれ金銀銅のメダルが授与され、通算勝率や大会の成績、王座獲得数・防衛数(下で述べる)などとともに実力基準になっている。

大会

支援のためのアプリケーションやノウハウがユーザー間で開発・共有されており、不定期にユーザー主導で行われる事が多い。試合形式としては総当たり戦(リーグ戦)とトーナメント戦の二つに分類される。

半ば練習目的の派閥内大会や、たまたま大人数が揃ったときなどに行われる草大会がある他、オフィシャル公認の大会ではメダルをかけて争われる。これまでで最大規模のものは実施期間が半年にも及び、ほぼ全てのユーザーが参加して総当たり戦が行われた。最近では短ラウンド勝負など特色あるルールも増えてきている。

王座

プロの王座を模したスパ天王座と実ボク王座の二つがあり、完全版ユーザーのみが参加できる。

レベルランキング上位にいること、精神ダメージ(後述する)がないことなどの基準を満たすと挑戦権が発生し、チャンプと対戦することによって王座が争われる。それぞれ通常の対戦にはない特別なルールによって行われるが、現実のプロボクシングと同じく12Rマッチであることは共通である。

勝利した場合王座の獲得または防衛となるが、敗北した場合その総蓄積ダメージの大きさに見合った「精神ダメージ」を負うことになる。また一方の王座決定戦に敗れた場合、他方にはその半分の精神ダメージを受ける。通常のスパー(試合。設定上アマチュアボクシングであるためこう呼ばれる)に勝利することで0まで減少させることができる。

チャレンジモード

より短時間でCPUをKOすることを競う「タイム・アタック」、顔面とボディのダメージが回復しない状態でより多くのCPUを倒す「サバイバル」、2プレイヤーでの対戦が可能となる「2P対戦」、サンドバッグ(砂袋)を叩いて技術の向上を狙う「トレーニング」、任意のミニゲームを遊ぶことができる「ミニゲーム」がある。前二者はウェブ上でランキング表示がされる。

超回復モード

「~モード」と名前がついているが、個別に用意されたモードではなく、「タイム・アタック」と統合されている。通常よりも回復力が高いCPU練習生たちとスパーすることができ、クリアすることでさらに回復力の高いCPUとの対戦が可能になる。

web上にてランキングが表示されるが、上に述べた通常のタイム・アタックとは違い、通常の何倍の回復量の相手を倒したかという点で争われる。







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