妙光寺 (京都市) 文化財

妙光寺 (京都市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/05 05:49 UTC 版)

文化財

重要文化財

  • 黄地花入菱花鳥文唐綾九条袈裟(無本覚心相伝) - 縦137.0cm、横345.0cm。田相は黄地菱鳥花唐草模様浮文紋、条葉・縁・四天は青地山茶花唐草模様綾。無本覚心が師である杭州護国仁王寺の無門慧開から相伝したと伝えられる九条袈裟。左縁に「永仁二年十二月十日」、紐座に「仏法僧呆宝」、環座に「入宋覚心」の墨書があり、筆跡から無本本人の筆と見られる。中世禅僧の伝法衣として伝わる袈裟は少なからず現存しているが、使用者と製作時期の下限が判明するものは稀少で、基準作として重要[1]

京都市指定有形文化財

  • 方丈

その他文化財

野々村仁清墓所
  • 風神雷神図屏風(複製)
  • 野々村仁清墓所
  • 神器の間(後醍醐天皇 遁所)
  • 印金堂(廃墟)
  • 禅院書院一隅の手前
  • 後水尾上皇茶屋
  • 勤王の志士抜穴[2]

逸話

  • 庫裏と方丈に取り囲まれるようにある中庭中央の井戸に、高杉晋作桂小五郎という説もある)が酔って転落したという逸話が残されている。

行事等

  • 法燈会 - 坐禅会。毎月第3土曜日、8時から10時まで。休憩を挟んで2回行われる(法燈国師坐禅儀を読んで終了)
  • 妙光会 - もともと妙光寺と関係のある尺八の会。第1・第3日曜日、13時から15時まで。方丈での献奏
  • 覚心会 - 写経会。第1・第3日曜日、13時から15時まで。尺八の献奏を聴きながら出来る

周辺施設

交通アクセス

※特別公開時を除き、原則として非公開

脚注

関連項目

外部リンク


  1. ^ 東京国立博物館ほか編集 『開山・栄西禅師八〇〇年遠忌 特別展 栄西と建仁寺読売新聞社ほか発行、2014年3月25日、pp.93、280-281。
  2. ^ 妙光寺パンフレットより


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