太陽劇団
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活動歴
舞台
上演年 | 邦題 原題 |
上演会場 | 演出他 |
---|---|---|---|
1961年 | 『チンギス・ハン』 Gengis Khan |
アレーヌ・ドゥ・リュテース | アリアーヌ・ムヌーシュキン初演出作品、演劇集団A.T.E.P.による公演 |
1964年 | 太陽劇団設立[12] | ||
1964-65年 | 『小市民』[15] Les Petits Bourgeois |
ムフタール劇場 | アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
1965-66年 | 『キャプテン・フラカス』 Le Capitaine Fracasse |
レカミエ座 | アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
1967年 | 『調理場』 La Cuisine |
モンマルトル曲芸場 | アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
1968年 | 『夏の夜の夢』 Le Songe d'une nuit d'été |
モンマルトル曲芸場 | アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
1968年 | 『魔法使いの木、ジェロームと亀』 L'Arbre sorcier, Jérôme et la tortue |
モンマルトル曲芸場 | カトリーヌ・ダステ演出 |
1969-70年 | 『道化たち』 Les Clowns |
アヴィニョン演劇祭、ミラノ・ピッコロ座 | 太陽劇団の集団創作。アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
1970-1971年 | パリ郊外の旧弾薬倉庫(カルトゥーシュリ)を本拠とする。 | ||
『1789 革命は幸福が完璧になるときに止まらねばならない』 1789 |
カルトゥーシュリ | 太陽劇団の集団創作。アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 | |
1972年 | 『1793 革命都市はこの世界のものである』 1793 |
カルトゥーシュリ | 太陽劇団の集団創作。アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
1975年 | 『黄金時代 最初の素描』 L'Âge d'or |
カルトゥーシュリ | 太陽劇団の集団創作。アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
1976-77年 | 『ドン・ジュアン』 Dom Juan |
カルトゥーシュリ | 太陽劇団の集団創作。フィリップ・コーベール演出 |
1979-80年 | 『メフィスト 出世の物語』 Mephisto, le roman d'une carrière |
カルトゥーシュリ、アヴィニョン演劇祭 | アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
1981-84年 | シェイクスピアの翻訳作品連続上演 | ||
『リチャード2世』 Richard II |
カルトゥーシュリ、アヴィニョン演劇祭 | アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 | |
『十二夜』 La Nuit des rois | |||
『ヘンリー4世』第1部、第2部ほか Henri IV | |||
1985-86年 | 『カンボジア国王ノロドム・シアヌークの恐ろしく未完の物語』 L'Histoire terrible mais inachevée de Norodom Sihanouk, roi du Cambodge |
カルトゥーシュリ | アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
1987-88年 | 『インド叙事詩、あるいは彼らの夢のインド』 L'Indiade ou l'Inde de leurs rêves |
カルトゥーシュリ | アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
1990-93年 | 『アトレウス家の悲劇』連続上演 Les Atrides |
カルトゥーシュリ | アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
『アウリスのイフィゲネイア』 Iphigénie à Aulis | |||
『アガメムノン』 Agamemnon | |||
『供養する女たち』 Les Choéphores | |||
『慈しみの女神たち』 Les Euménides | |||
1993年 | 『インド 父から息子へ、母から娘へ』 L’Inde de père en fils, de mère en filles |
カルトゥーシュリ | アリアーヌ・ムヌーシュキン原案、ラジーン・セルビ演出 |
1994年 | 『偽証の都市 復讐の女神の目覚め』 La Ville parjure ou le Réveil des Erinyes |
カルトゥーシュリ、アヴィニョン演劇祭 | アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
1995-96年 | 『タルチュフ』 Le Tartuffe |
カルトゥーシュリ、アヴィニョン演劇祭 | アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
1997-98年 | 『そして突然、眠れぬ夜が』 Et soudain, des nuits d'éveil |
カルトゥーシュリ | アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
1999-2002年 | 『堤防の上の鼓手 俳優によって演じられる古代の人形劇の形式による』 Tambours Sur La Digue |
カルトゥーシュリ | アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
2003–06年 | 『最後の隊商宿(オデュッセイア)』 Le Dernier Caravansérail |
カルトゥーシュリ | アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
2007–09年 | 『はかなきものたち』 Les Éphémères |
カルトゥーシュリ、アヴィニョン演劇祭 | 集団創作。アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
2010-12年 | 『狂える希望の遭難者たち』 Les Naufragés du fol espoir (Aurores) |
カルトゥーシュリ | アリアーヌ・ムヌーシュキン演出。2011年2月に200回公演達成 |
2011年3月19-22日 | 太陽劇団主催で日本から狂言・万作の会を招聘し、カルトゥーシュリにて伝統的な狂言作品とシェイクスピア『間違いの喜劇』の翻案作品『まちがいの狂言』を上演[16] | ||
2013年 | 『カンボジア王ノロドム・シアヌークの恐ろしく未完の物語』 L'Histoire terrible mais inachevée de Norodom Sihanouk, roi du Cambodge |
セレスタン劇場(リヨン) | 1985年のアリアーヌ・ムヌーシュキン演出作品のリクリエーション。ジョルジュ・ビゴ、デルフィーヌ・コチュ演出 |
『夜の輪舞』(アフガニスタン)の集団創作 La Ronde de nuit Théâtre Aftaab |
カルトゥーシュリ | エレーヌ・シクスー演出 | |
2014年 | 『マクベス』 Macbeth |
カルトゥーシュリ | アリアーヌ・ムヌーシュキン翻訳・演出 |
2016-18年 | 『インドの寝室』 Une Chambre en Inde |
パーク・アベニュー・アーモリー(ニューヨーク)[17]、カルトゥーシュリ | 集団創作。アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
2018年 | 『我らの小さきマハーバーラタ』 Notre Petit Mahabharata |
カルトゥーシュリ | 太陽劇団およびタミル人の学生により上演 |
2018年 | 『カナタ — エピソードI — 論争』 Kanata - ÉpisodeⅠ- La Controverse |
カルトゥーシュリ | ロベール・ルパージュ演出 |
映画
公開年 | 邦題 原題 |
監督他 |
---|---|---|
1974年 | 『1789』 1789 |
アリアーヌ・ムヌーシュキン監督 |
1978年 | 『モリエール』 Molière |
アリアーヌ・ムヌーシュキン監督、フィリップ・コーベール主演、モリエールの一代記。1978年カンヌ国際映画祭パルム・ドールのコンペティション部門参加 |
1989年 | 『奇蹟の夜』 La Nuit miraculeuse | |
1996-97年 | 『夜にも輝く太陽』 Au Soleil même la nuit |
エリック・ダルモン/カトリーヌ・ヴィルプー監督、アリアーヌ・ムヌーシュキン協力 |
1999年 | 『偽証の都市 復讐の女神の目覚め』を基とした映画作品 | カトリーヌ・ヴィルプー監督、アリアーヌ・ムヌーシュキン演出 |
2002年 | 『堤防の上の鼓手』 Tambours sur la digue |
アリアーヌ・ムヌーシュキン監督 |
2006年 | 『最後の隊商宿(オデュッセイア)』 Le Dernier Caravansérail |
アリアーヌ・ムヌーシュキン監督 |
2007年 | 『カブールのひとつの太陽……あるいは二つ』 Un Soleil à Kaboul... ou plutôt deux! |
ドゥッチョ・ベッルージ・ヴァンヌッチーニ、セルヒオ・カント・サビド、フィリップ・シュヴァリエ監督。アフガニスタンにおける太陽劇団のワークショップの記録映像。 |
2008年 | 『アリアーヌ・ムヌーシュキン 太陽劇団の冒険』 Ariane Mnouchkine : L'Aventure du théâtre du Soleil |
カトリーヌ・ヴィルプー監督によるドキュメンタリー |
2009年 | 『はかなきものたち』 Les Éphémères |
2008年の舞台公演の収録 |
2013年 | 『狂える希望の遭難者たち』 Les Naufragés du fol espoir (Aurores) |
アリアーヌ・ムヌーシュキン監督 |
- ^ a b “LE THÉÂTRE DU SOLEIL”. Paris: Théâtre du Soleil 2021年2月28日閲覧。
- ^ a b “Egalité! Liberté! Sexualité!: Paris, May 1968”. London: The Independent. (2008年2月23日) 2021年2月28日閲覧。
- ^ Mignon, Paul-Louis. “World Theatre Day - International Theatre Institute ITI”. world-theatre-day.org. 2021年2月28日閲覧。
- ^ Bablet, Marie-Louise. “Vers un theatre autre”. Le Theatre du Soleil. 2021年2月22日閲覧。
- ^ a b c d Cohen, Patricia (2009年7月6日). “Troupe's communal vision includes lunch”. The New York Times 2021年2月25日閲覧。
- ^ Rockwell, John (1992年8月27日). “Behind the masks of a moralist”. New York Times. 2021年2月28日閲覧。
- ^ “A touch of Soleil”. Economist (2000年5月20日). 2021年2月24日閲覧。
- ^ Jennison, Mark (Fall 1996). “Le Tartuffe by Moliere” (pdf). Journal of Dramatic Theory and Criticism: 119–124 2021年2月26日閲覧。.
- ^ “Theatre du Soleil Tambour”. artlabchicago. 2021年2月27日閲覧。
- ^ Murray, Simon David; John Keefe (2008). “Contemporary Practices”. Physical theatres: a critical introduction. Taylor & Francis. pp. 96. ISBN 9780203012826 2021年2月28日閲覧。
- ^ Richardson, Helen E. (2000年). “Book Review - Collaborative Theater: The Theatre du Soleil Sourcebook”. The Johns Hopkins University Press. 2021年3月1日閲覧。
- ^ a b “Chronologie des spectacles et des films du Théâtre du Soleil”. Le Theatre du Soleil. 2021年3月1日閲覧。
- ^ Brockett, Oscar G. (2007). History of the Theatre, Foundation Edition. Allyn & Bacon. pp. 505
- ^ Feingold, Michael. “Les Éphémères Goes with Reality's Flow; Ivanov Twists Chekhov into Postmodern Shapes”. The Village Voice. 2021年3月1日閲覧。
- ^ “第35回(2019)京都賞(思想・芸術部門)受賞 アリアーヌ・ムヌーシュキン”. 公益財団法人 稲盛財団. 2021年3月1日閲覧。
- ^ 佐伯隆幸 (2011年1月1日). “<劇場ブログ> 『まちがいの狂言』をめぐって”. 世田谷パブリックシアター. 2021年2月28日閲覧。
- ^ “A Room in India, performed in New York City in December 2017, at the Park Avenue Armory”. 2021年3月2日閲覧。
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