佐々木裕一 (社会学者)とは? わかりやすく解説

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佐々木裕一 (社会学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/08 20:22 UTC 版)

佐々木 裕一(ささき ゆういち、1968年 - )は、日本社会学者経営学者東京経済大学教授、コミュニケーション学部長[1]。専門は情報社会論ソーシャルメディア研究で、電気通信普及財団テレコム社会科学賞奨励賞受賞。

略歴

東京都出身。1992年一橋大学社会学部卒業。大学在学中HEC経営大学院留学[2]電通入社後、2009年に「Web空間における「情報間の関係性」が持つ経済的価値についての研究 : Webページ遷移パターンとコンテンツマッチ広告のクリックとの関係」により慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了、博士(政策・メディア)を取得[3][4]

電通アーサー・D・リトル日本法人、NTTデータ経営研究所勤務を経て[5]、2007年東京経済大学コミュニケーション学部専任講師。2010年准教授。2017年教授。この間、2011年から2013年までカリフォルニア大学サンディエゴ校訪問研究員[2]

2024年、東京経済大学コミュニケーション学部学部長[1]

著作

単著

  • 『ソーシャルメディア四半世紀:情報資本主義に飲み込まれる時間とコンテンツ』(日本経済新聞出版社, 2018年)

共編著

  • 『シェアウェア : もうひとつの経済システム』(NTT出版, 1988年)
  • 『Linuxはいかにしてビジネスになったか : コミュニティ・アライアンス戦略』(NTT出版, 2000年)
  • 『コミュニケーション学がわかるブックガイド』(NTT出版, 2014年)
  • 『デジタルの際 情報と物質が交わる現在地点』(聖学院大学出版会, 2014年)
  • 『ツイッターの心理学 : 情報環境と利用者行動』(誠信書房, 2016年、テレコム社会科学賞奨励賞)
  • 『スマホでYouTubeにハマるを科学する』(日本経済新聞出版社, 2023年、テレコム人文学・社会科学賞)

脚注

  1. ^ a b かけ合わさる「移動」と、あなたが「動く」ことと。”. 東京経済大学 コミュニケーション学部 (2024年4月4日). 2024年4月8日閲覧。
  2. ^ a b 佐々木裕一 (2018年8月21日). “偽ニュースを楽しむ人たち メディア利用の格差がもたらす未来とは”. 日経BP. 2024年4月8日閲覧。
  3. ^ Web空間における「情報間の関係性」が持つ経済的価値についての研究 : Webページ遷移パターンとコンテンツマッチ広告のクリックとの関係”. 国立国会図書館. 2024年4月8日閲覧。
  4. ^ 「佐々木裕一 」DIGIDAY[日本版]-
  5. ^ SNSの今と未来 ― 鷲田祐一×佐々木裕一 特別対談日経ビジネスオンライン 2017年5月8日

外部リンク

学職
先代
山田晴通
東京経済大学
コミュニケーション学部学部長

2024年 -
次代
(現職)



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