今日を生きよう
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 01:07 UTC 版)
解説
「今日を生きよう」は後にアルバム『24時』[注 1]からのリカット・シングルで、アルバムとは別ミックス。この曲は『24時』[注 1]収録曲として1998年4月3日に丸山晴茂のドラムのみでリズム・トラックのレコーディングから始められるが、思っているような雰囲気が出ず試行錯誤の結果、丸山のドラムをサンプリングしてループさせる方法が採用された。しかし、シーケンサーなどのコンピューター類を使用していなかったために作業が難航し、結局ループ作成に10時間ほどが費やされた。ドラム・ループ完成後、田中貴によるベースがダビングされその後、曽我部恵一によるヴォーカルとエレキ・ギターがそれぞれ仮レコーディングされた。4月5日にキーを下げて田中によるベースが再度ダビングされ、曽我部によるエレキ・ギターとヴォーカルおよびコーラス、曽我部・田中・丸山によるハンド・クラップがそれぞれダビングされた。4月6日には曽我部によるエレキとアコースティックの両ギターがダビングされ、さらに丸山によるタンバリンのダビング、田中と丸山によるコーラスをオーバーダブ。その後3人による口笛が被せられた。4月8日には口笛が録り直され、レコーディングは完了している[1]。
「からっぽの朝のブルース」「成長するってこと」は、いずれもアルバム未収録曲。両曲とも後にベスト・アルバム『Best Flower -B side collection-』[注 2]に収録された。
「今日を生きよう」には、メンバー3人が揃って讃岐うどんを食べ歩くだけというプロモーション・ヴィデオが制作され、後にコンプリートPV集『TEENAGE FLASHBACK 1995-2000』[注 3]に収録された。
初回限定デジパック仕様。
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