乳香
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 01:17 UTC 版)
名称
オリバナム(中世ラテン語: olibanum ; オリバヌム)の語源ともされるアラビア語 اَللُّبَان (al-lubān, アッ=ルバーン, 乳香;乳香が取れる樹木の名称)は、「ミルク、乳」を意味する語 لَبَن (laban, ラバン)からの派生語とされる[12]。なお al- はアラビア語の定冠詞で、定冠詞無し名詞のみとしては لُبَان(lubān, ルバーン, 乳香)が用いられている。
別名フランキンセンス(またはフランクインセンス、英語: frankincense)は、古フランス語: franc encense 「醇正な薫香」に由来する[13]。
関連項目
- マスティック・ガム (別名: 洋乳香、マスチック、マスティハ)は乳香とは別の植物から得る。
外部リンク
- ^ a b c d e 乳香の故郷 at the Wayback Machine (archived 2011-10-13)
- ^ 梅田達也. "乳香". 日本大百科全書(ニッポニカ). コトバンクより。
- ^ a b かたち-聖器物や祭服:日本正教会 The Orthodox Church in Japan at the Wayback Machine (archived 2009-01-19)
- ^ a b ニュウコウ・乳香中医生薬解説
- ^ a b c d e マリア・リス・バルチン『アロマセラピーサイエンス 科学的アプローチによる医療従事者のためのアロマセラピー』田邉和子、松村康生 監訳、フレグランスジャーナル社、2011年5月、[要ページ番号]。ISBN 978-4-89479-200-5。
- ^ “The Project Gutenberg eBook of Encyclopædia Britannica, Volume XI Slice I - Franciscans to French Language.”. www.gutenberg.org. 2023年10月23日閲覧。
- ^ 小磯学「乳香とオマーン その歴史、文化、観光について」『神戸山手大学紀要』第18号、2016年、201-219頁。
- ^ 馬場多聞「乳香のはなし」『中東協力センターニュース』2020年1月、35-38頁、2022年5月18日閲覧。
- ^ “Christmas Staple Frankincense 'Doomed,' Ecologists Warn” (英語). LiveScience (2015年3月25日). 2023年10月23日閲覧。
- ^ 歳時記12乳香と没薬 at the Wayback Machine (archived 2001-06-19)
- ^ Mt. Sinai Incense & Charcoal at the Wayback Machine (archived 2009-10-30)
- ^ الكمالي, ريم (2017年9月10日). “اللبان شجرة صلبة ومؤرخة فكراً وروحاً” (アラビア語). www.albayan.ae. 2023年6月19日閲覧。
- ^ “frankincense”. Online Etymology Dictionary. 2023年10月23日閲覧。
乳香と同じ種類の言葉
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