ルキウス・カニニウス・ガッルス ルキウス・カニニウス・ガッルスの概要

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ルキウス・カニニウス・ガッルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 05:23 UTC 版)

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ルキウス・カニニウス・ガッルス
L. Caninius L. f. C. n. Gallus
出生 不明
生地 ローマ
死没 不明
死没地 ローマ
出身階級 プレブス
氏族 カニニウス氏族
官職 法務官紀元前40年以前)
執政官紀元前37年
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出自

ガッルスはプレブス(平民)であるカニニウス氏族の出身。氏族で正規執政官となったのは、彼が最初である。父は紀元前56年護民官ルキウス・カニニウス・ガッルスである。母方の祖父はガイウス・アントニウス・ヒュブリダであり[1]、したがってマルクス・アントニウスは大叔父になる。小アントニアクレオパトラ・セレネ2世などのアントニウスの子とガッルスははとこということになる。

経歴

遅くとも紀元前40年までにプラエトル(法務官)を務めたと思われる[2]紀元前37年にはマルクス・ウィプサニウス・アグリッパと共に、執政官に就任した[3]

ガッルスはラテン語エレギア詩人セクストゥス・プロペルティウスのパトロネスであったと思われる[4]

家族

ガッルスには同名の息子がおり、紀元前2年に執政官となった。

参考資料

古代の資料

  • ウァレリウス・マクシムス『有名言行録』

研究書

  • Cairns, Francis, Sextus Propertius: The Augustan Elegist (2006),
  • Broughton R. Magistrates of the Roman Republic. - N. Y. , 1952. - Vol. II. - P. 558.

関連項目

公職
先代:
アッピウス・クラウディウス・プルケル
ガイウス・ノルバヌス・フラックス
補充:
ルキウス・コルネリウス・レントゥルス
ルキウス・マルキウス・ピリップス
執政官(途中離職)
紀元前37年
同僚:
マルクス・ウィプサニウス・アグリッパ I
補充執政官:
ティトゥス・スタティルス・タウルス I
次代:
ルキウス・ゲッリウス・プブリコラ
マルクス・コッケイウス・ネルウァ
補充:
ルキウス・ノニウス・アスプレナス
クィントゥス・マルキウス・クリスプス

  1. ^ ウァレリウス・マクシムス『有名言行録』、IV, 2, 6.
  2. ^ Broughton, pg. 380
  3. ^ Broughton, pg. 395
  4. ^ Cairns pgs. 70-71


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