マイマイ新子と千年の魔法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/02 03:45 UTC 版)
登場人物
- 青木新子
- 声 - 福田麻由子
- 防府市国衙の農村に生まれ育ったお転婆な少女。3年3組。右の額にマイマイ(つむじ)があり前髪が逆立っている。何か心動くときはマイマイがむずむずザワめく[13]。
- 島津貴伊子
- 声 - 水沢奈子
- 東京から転校してきた少女。内気でおとなしい。父親は工場医で、母親は亡くなっている。新子と同じクラスになるが、外国製の香水や色鉛筆などが原因で周囲から浮いていた。家までつけてきた新子と友人になる[13]。
- 清少納言・清原諾子(なぎこ)
- 声 - 森迫永依
- 新子が想像する千年前の都の8歳の少女。父親とともに京の都から周防の国にやってきた[14]。遊び相手になる同い年の女の子が亡くなっており、退屈していた。屋敷で働く少女と友達になろうとする。
- 青木長子
- 声 - 本上まなみ
- 新子の母。19歳で結婚して20歳で新子を生んだ。こどもっぽいところがある[15]。
- 青木光子
- 声 - 松元環季
- 新子の妹。5歳[15]。
- 青木小太郎
- 声 - 野田圭一
- 新子の祖父。元学校教師で、新子に直角に曲がる川を千年前の都の街道の名残と教える。また新子に藤蔓で小川の上にハンモックを作ってやる。喘息持ち。元はあたり一帯の土地を所有する大地主だったが、戦後の農地改革で土地を失った[15]。
- 青木東介
- 声 - 竹本英史
- 新子の父。山口大学に勤務。めったに家に帰ってこない[16]。
- 青木初江
- 声 - 世弥きくよ
- 新子の祖母。おっとりした性格[16]。
- 鈴木タツヨシ
- 声 - 江上晶真
- 5年生。よく授業をさぼっている。父親は警察官でいつも父の木刀を持ち歩いている。無口でおとなしいが、ミツルに誘われてダム湖作りに参加する[17]。父親が自殺したあと、新子とバーに押しかける。翌朝母方の親戚のいる大阪に引っ越す。
- シゲル
- 声 - 中嶋和也
- 新子のクラスメイト。いつも鼻水をたらし、垢じみた不潔な男子。飼っている亀を紐に結んで腰からぶらさげている[17]。
- ヒトシ
- 声 - 川上聡生
- 3年5組。シゲルと桑畑でダム遊びをする[17]。
- ミツル
- 声 - 西原信裕
- 6年生。やんちゃで年下のシゲルたちとも遊ぶ[17]。
- 一平
- 声 - 冨澤風斗
- 新子のクラスメイト。メガネの少年。映画館の息子で新子たちから10円ずつとってこっそり映画をみせてやる[17]。
- タツヨシの父
- 声 - 瀬戸口郁
- 警察官。長身で無口[16]。バーの女やヤクザに騙されて多額の借金を背負い、警察署で首つり自殺した。
- バー・カリフォルニアの女
- 声 - 喜多村静枝
- 港町の歓楽街にある「バー・カリフォルニア」のホステス。髪を金髪に染めている[16]。妖艶な美女だが、タツヨシの父が死んだことを聞くと驚き号泣した。
- オヤブン
- 声 - 関貴昭
- バー・カリフォルニアの用心棒をつとめるヤクザ[16]。仇討ちに押しかけてきた新子とタツヨシにサイダーを出し、タツヨシの父の思い出を語る。
- ひづる先生
- 声 - 脇田美代(山口放送)
- 保健室の先生。新子に千年前の少女の名は清少納言の本名とされる「諾子」ではないかと教える[16]。大学時代の知り合いとの結婚を機に退職し、東京に行った。既婚者との恋に破れ、やけくそで結婚したと噂される。
- 庶務課の藤原
- 声 - 阿川雅夫(防府市役所)
- 島津親子を駅に迎えに来た男。
- 千古(ちふる)[18]
- 声 - 奥田風花
- 諾子の屋敷で下働きをしている少女。無表情で笑顔を見せない[14]。竪穴建物のような家に母親と妹二人と住み、貧しい生活をしている。
- 四郎
- 声 - 海鋒拓也
- 地元の豪族の息子で諾子の元で働く少年。諾子を千古の家に案内する。
- 多々良権周防介
- 声 - 小山剛志
- 清原氏を迎えた周防の豪族。たたら製鉄の一族。
- 清原元輔
- 声 - 塚田正昭
- 平安時代の貴族で諾子の父。周防守に任ぜられ、船で周防国の都に移り住む。
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- ^ “マイマイ新子と千年の魔法:「この世界の片隅に」ヒットでリバイバル上映 片渕監督がファンを前に感慨”. MANTANWEB(まんたんウェブ) (2017年1月20日). 2017年1月21日閲覧。
- ^ “この世界の片隅に:“姉妹作”の「マイマイ新子」も人気に リバイバル上映相次ぐ”. MANTANWEB(まんたんウェブ) (2017年1月22日). 2017年1月27日閲覧。
固有名詞の分類
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