プリンセスコネクト!Re:Dive 開発

プリンセスコネクト!Re:Dive

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/22 22:50 UTC 版)

開発

元々Cygamesは『プリコネ』においてキャラクター制作を担当しており、これらのキャラクターを用いた続編を作りたいという思いから、許可を得たうえで企画が始動した[15]。『プリコネ』の最終ストーリーの更新だけになった際に余裕があったことから、その間にペコリーヌを続編『プリコネR』の主役に据えることを決め、『プリコネ』のエンディングに登場させた[15]

アニメRPGを標榜する本作は、アニメパートとゲームパートで構成されており、UI設計やビジュアルの調整に当たってはこの2要素が乖離しないように注意が払われた[10]。たとえばゲームパートのユーザインターフェースはアニメパートの描き方に合わせているほか、ユーザーインターフェースの色味や加工はメインキャラクターの一人であるペコリーヌをもとにしている[10]。 メインストーリーをWIT STUDIOなどが、期間限定イベントのエンディングをCygamesPicturesが制作している。

あらすじ

前作での最終ストーリー、ユイをプリンセスとして展開したルートに沿っており、Re:Diveにおいてはプロローグ内で覇瞳皇帝(カイザーインサイト)の最後の逆襲に敗れて意識が無くなった時点から物語は始まる。

第1部

序章
覇瞳皇帝に敗北し、意識を失っていた主人公は、コッコロと名乗る女の子によって目覚める[16]。全ての記憶を失い、幼児退行を引き起こしていた主人公は、コッコロ、そして成り行きで出会ったペコリーヌキャルとともにギルド「美食殿」を結成する。彼女らが暮らすランドソルへ向かった主人公は、かつて会ったことがある[注 1]ヒロインたちと出会う。その中には、かつてギルドを組んでいたヒヨリレイユイの姿もあった。時折主人公の夢に現れるアメスという女性から意味深な言動とともに、登場人物の多くが夢にみる世界と本当の世界を誤認しているということが示唆されている。
第1章
主人公はコッコロと2人でランドソルでの同棲生活を始めるが、1か月したところで持ち金が底をつく[16]。生計を立てるために仕事を探していた2人は、ギルド「サレンディア救護院」に所属するメイドのスズメから引越しの手伝いを頼まれる[16]。スズメの案内で、2人はギルドマスターのサレンの屋敷へ向かう[16]。引越しの荷物に紛れていた少女ムイミが主人公を「プリンセスナイト」と呼んだ矢先、荷馬車が爆発し、ムイミにお宝を盗まれたという青年オクトーと彼の護衛であるマコトが追いかけてくる[16]。ムイミはオクトーとも面識があると話すものの、オクトーには心当たりがなく、ムイミの身柄を確保しようとする[16]。そこへ、秘密結社「ラビリンス」の一員であるシズルとリノが現れ、どさくさに紛れてムイミを連れ去る[16]
第2章
マコトは、主人公とコッコロ、スズメの3人を連れ、自分のギルドである「自警団」(カォン)の元へ連れて行く[16]。一行がギルドマスターのマホから治療を受ける中、マコトは騒ぎに巻き込んだことへの謝罪をする[16]。そこへ、ギルド「王宮騎士団」(NIGHTMARE)の副団長のクリスティーナが、スズメの救出を名目に「自警団」へ攻撃を加える[16]。さらに、荷馬車の襲撃も、クリスティーナが人間と獣人族の対立構造を作るために仕組んだことだったことも判明する[17]。マコトと仲間のカオリがクリスティーナの強さに圧倒される中、サレンの登場により一件落着となる[16][17]。また、襲撃はクリスティーナの独断であったことが判明し、ユースティアナから呼び出される形で「自警団」を去る[16]
第3章
主人公たちはサレンの厚意で彼女の屋敷に宿泊する[16]。その夜、屋敷の外にギルドメンバーのアヤネの姿を模した「シャドウ」が現れる[16]
第4章
サレンとマホは、「王宮騎士団」の団長であるジュンを交え、クリスティーナの襲撃事件について話し合うが、なかなか着地点が見えずにいた[18]。孤児たちを思うサレンを見たマホは、動物苑系ギルド「牧場」(エリザベスパーク)への疎開を提案する[18]
後日、主人公は山の上にある牧場へあいさつに行く道中でペコリーヌと再会し、ペコリーヌは食料を分けてもらった礼から護衛として主人公に同行する[18]。一方、キャルは陛下ことユースティアナの命で牧場に魔物を呼び寄せていたが、うまくいかずにいた[18]。リンからの救援要請を受けた主人公らがキャルに近づく中、クリスティーナがキャルに助け舟を出す[18]
第5章
「牧場」の面々は動物たちを連れて山を下りてきたところを「王宮騎士団」のトモとマツリに保護される[18]。一方、魔物を操る者を探していたペコリーヌはクリスティーナの襲撃を受ける[18]
同じころ、ムイミは知人のラジラジの協力を得て「ラビリンス」のアジトから脱出を図る[18]
さらにそのころ、主人公とキャルは、ユースティアナによって王宮まで転移される[18]。ユースティアナは任務を失敗したキャルに自らの権能の一部である「プリンセスナイト」の力を強制的に付与しようとする[18]
ユースティアナはこの世界の矛盾点について語るが、主人公が理解できていないことに気づくや否や、ペコリーヌ達のいる場所へ転移し、脱出に成功したムイミとラジラジとも顔を合わせる[18]。ユースティアナは大量破壊魔法で全員を消し飛ばそうとするが、「ラビリンス」のギルドマスター・ラビリスタが現れ、身を挺して主人公たちを助ける[18]
第6章
「牧場」への疎開を準備していたサレンは、旧友にして「メルクリウス財団」のギルドマスターでもあるアキノの協力を得、復興支援を行うために「牧場」に向かう[18]。主人公たちがサレンの屋敷に帰還した後、ペコリーヌは自分が本物のアストライアの王女であることを明かす[18]。その後、主人公たちはマツリとトモとともにサレンのいる牧場へ向かい、「メルクリウス財団」の関係者にも出会う[18]
そのころ、大量破壊魔法から生き残ったクリスティーナは囚われの身となっていたところをムイミに助けられ、同じく囚われの身となっていたダイゴとも合流する[18]
第7章
主人公とコッコロは、エルフの森を拠点とするギルド「フォレスティエ 」のメンバーであるシオリとともに、被害状況確認のためエルフの森に行く[19]。ペコリーヌと合流した後、一行はシオリの姉ハツネから、大量破壊魔法を予知していた占い師の存在を聞く[19]
主人公たちは、その占い師だというシノブが所属する「悪魔偽王国軍」(ディアボロス)の拠点へ行くが、シノブの予知は占い程度でしかなく、実際に予知していたのは七冠(セブンクラウンズ)の一人・ネネカであることが判明する[19]。主人公たちはネネカに会いに行こうとするが、そのネネカが「王宮騎士団」に誘拐される[19]
第8章
主人公たちは、ネネカの従者マサキとともに、ムイミの案内で「ラビリンス」の拠点へ行く[19]。ネネカの救出について話し合う中で、ムイミの口から、ユースティアナを名乗る人物の正体が七冠”の一人・千里真那であることが告げられる[19]。そのとき、魔物と「王宮騎士団」の軍勢が拠点を取り囲み、一行はムイミの剣で脱出を図る[19]。そこに、ユースティアナの依り代となったキャルが立ちはだかる。ペコリーヌはキャルのつけている仮面を剥がして元に戻すため、単独で敵陣に突っ込む[19]。さらにそこへ「リトルリリカル」のミミ、ミソギ、キョウカの3人も居合わせ、事態は混乱を極める[19]
第9章
窮地を脱した一行は「ラビリンス」の別のアジトへ逃げる[19]。一方、「王宮騎士団」ではトモが団長であるジュンに面会しようとするが、断られる[19]。さらにそのころ「王宮騎士団」にさらわれたペコリーヌは、ネネカの分身と会い、洗脳装置の稼働のために魔力を搾取されていることを知る[19]
「ラビリンス」の面々と別れ、ランドソルに戻った主人公とコッコロは、「王宮騎士団」のトモとマツリに出会う[19]。一行はアイドルギルド「カルミナ」のライブ会場に来るが、魔物の乱入によりライブは中止となる[19]。主人公たちは観客を守るために戦うが、コッコロが魔物の襲撃で気を失う[19]。コッコロはチカの治療を受けるが、なかなか目を覚まさなない[19]。そこへ、クリスティーナが「カルミナ」のプロデューサーとして姿を現し、洗脳装置の破壊に動いていることが明らかとなる[19]
第10章
意識不明になっていたはずのコッコロは、見知らぬ場所で目を覚ます[20]。そこに、同じく昏睡状態になっていたはずのラビリスタこと模索路晶が現れ、自分たちが今いる場所が現実世界であることを告げられる[20]。コッコロはラビリスタからアストルムの人々に世界の真実を広めるよう依頼され、意識を取り戻した後に、主人公たちにそのことを話す[20]。そして、主人公たちは祭りの場を利用したペコリーヌ救出作戦を実行する[20]。ムイミが敵の注意を引き付けている間、主人公とコッコロはラジラジの能力を用いて王宮に潜入する[20]。一方、ギルド「トゥインクルウィッシュ」はソルの塔で謎の妖精フィオを見つける[20]
第11章
「トゥインクルウィッシュ」の3人はソルの塔にいたはずだが、なぜかランドソルの大通りにいた[20]。居合わせたムイミはユイに襲い掛かる[20]
同じころ、王宮に潜入し、地下監獄へと向かう主人公たちの前にジュンが現れ、2人が処罰対象であることを告げる[20]。そうこうしているうちにコッコロはふとしたことから地下監獄に来てしまい、ペコリーヌと再会する[20]。そして、主人公の機転によりジュンを撃破し、コッコロはペコリーヌの救出に成功する[20]。その後、一行は「ラビリンス」と交戦を繰り広げるキャルを見つける[20]。この時キャルはペコリーヌの装備である「王家の装備」を所持しており、ペコリーヌはそれらを奪還する[20]
第12章
主人公たちが王宮で激戦を繰り広げていたそのころ、ランドソル内ではシャドウの出現が相次いでいた[20]。一方、ムイミは獣人族の居住地まで「トゥインクルウィッシュ」を追うも、住人たちが「トゥインクルウィッシュ」に加勢したことで逆に窮地に立たされる[20]。そこに駆け付けたクリスティーナから、溶解したシャドウが王宮に流れ込んでいることを知り、2人で王宮へと向かう[20]
一方、王宮にいた主人公たち3人はアメスの導きで、キャルの精神世界の中に入る[20][21]。その中では、主人公たちとの出会いや、「美食殿」での日々、ユースティアナからおにぎりをもらった時の記憶が展開されていた[20]。美食殿の面々をだましたことへの罪悪感に囚われるキャルに対し、3人はそれぞれの言葉を投げかける[20]。その時、王宮に溶解したシャドウが流れこみ、主人公たちは強制的に現実世界へと戻される[20]。アメスが精神世界に取り残されたキャルを現実世界へ戻そうとしたところ、ラビリスタが現れ、主人公の記憶の一部を託す[20]。そのとき、眠っていたはずのユースティアナが目を覚まし、覇瞳皇帝(カイザーインサイト)と名乗る[20]
第13章
黒い泥がランドソルを覆う中、複数のギルドが協力して住民の避難の手助けをする[22]。王宮に来たクリスティーナとムイミは覇瞳皇帝を見つけるが、主人公たちがネネカの協力で王宮から脱出したどさくさに紛れて逃げられてしまう[22]。主人公たちに追われる中、覇瞳皇帝は時間稼ぎのついでにシャドウやロストの正体を明かす[22]。主人公たちが魔物に囲まれる中、仲間たちが駆けつける[22]
一方、キャルはユイの協力によって目を覚ますが、妖精・ネビアを通じて聞いたアメスの伝言に動揺する[22]
第14章
主人公はネビアから、キャルに託された覇瞳皇帝を倒すためのカギは、キスで受け取ると告げられ、それを実行する[22]。その後、キャルは魔物相手に孤軍奮闘するペコリーヌを励ます[22]
第15章
主人公はラビリスタ(模索路晶)からプリンセスナイトの力を解放してもらい、その強力な力で覇瞳皇帝をうち倒す。

第2部

主人公はラビリスタからプリンセスナイトの力を解放してもらい、その強力な力で覇瞳皇帝をうち倒すも、その影響で魂にダメージを負う。 これにより主人公は再び記憶喪失となった上、幼児退行も悪化する。

ゲームシステム

『Re:Dive』では、様々なスキルを持つキャラ(仲間)を集めてパーティーを編成し、バトルをクリアしていくことでゲームを進める。

1パーティに5人までキャラを編成し、クエスト上に存在する敵や、他のプレイヤーが設定しているパーティーとのバトルに立ち向かうことになる。基本攻撃やスキルの使用はオートで行われるが、ユニオンバーストと呼ばれる技はプレイヤーの操作で発動する。オートプレイも可能である。

プレイヤーは「クラン」を組むことができ、プレイヤー同士の交流が可能となっている。

キャラ

本作はRPGであり、キャラクターは経験値や装備などで強化されることになる。装備や経験値は、すべて消費アイテムとなっており、クエストマップのバトルを繰り返しクリアしたり、「マナ」と呼ばれる通貨で購入することで得られる。

キャラの強さを示す大きなパラメーターとして、レベル、★の数、RANKがある。レベルアップは、経験値ポーションを消費することで行う(各キャラクターのレベルはプレイヤー自身のレベルが上限となっている)。★の数アップは「才能開花」と呼ばれており★5までは「メモリーピース」と「マナ」を消費して行う。RANKアップは、指定された6種の装備を揃えることで行うことができる。RANKアップすると、装備はキャラのパラメーターに反映されて消えるため、新たな装備を揃えなければならない。装備は精錬石で強化することが可能だが、RANKを上げた際にパラメーターに反映されるのは、強化前の元の値である。そのため、RANKアップ直後はキャラクターが弱体化することがある。RANKアップ時に装備が消えた際、強化に使っていた精錬石は一部返却される。

また、キャラには「絆ランク」があり、これを上げることで、キャラやギルドのストーリーが開放されステータスボーナスを得ることができるが、絆ランクの上限は★の数で制限されている。パーティーに編成されバトルに参加するか、ギルドハウス内で特定のアイテムを利用することで上げることができる。

キャラにはそれぞれユニオンバースト、基本スキル、EXスキルがあり、これらのレベルアップには「マナ」を消費する。スキルレベルはキャラのレベルより高くすることはできない。また、スキルはRANKアップに応じて開放されるものがある。キャラにはパーティーとして編成された際の立ち位置が設定されており、位置に応じて前衛、中衛、後衛と分類されている。

特定のキャラ固有の「専用装備」も用意され、そのキャラのメモリーピースとプリンセスハート、マナを使って作成できる(2018年11月26日追加)[23]

2019年8月31日に「★6才能開花」が追加された[24]。★6才能開花対象キャラをパーティーに編成し、メモリーピース50個とピュアメモリーピース50個をセット、プリンセスオーブをセットして最大まで強化し、解放クエストをクリアすると、そのキャラの★6才能開花ができる。

サービス開始から2.5周年を迎えた2020年8月15日、「★変更機能」が追加された。★5まで才能開花したキャラを★3〜★5の間でアイテムを使わずに★の数を変更できる。★6に才能開花したキャラの★を変更できない[25][26]

2020年11月30日、新アイテム「グロウスフィア」が登場した。キャラの強化に必要なマナ、経験値ポーション、装備アイテムを消費せずに、キャラのレベル、キャラのスキルレベル、キャラのRANKを強化できる。無料強化はスフィア使用時に画面に表示されている無料強化上限まででき、一括強化だけでなく、任意の値まで強化することもできる。スフィアで強化できる値より現在のプレイヤーレベルが低い場合、現在のプレイヤーレベルで強化できるキャラのレベル、スキルレベル、RANKまでしか強化できないが、プレイヤーレベルを上げると無料強化値分の強化ができる[27][28]

2022年6月15日に「専用装備グロウスフィア」が追加された。マナやアイテムを消費せずに、専用装備の作成、上限解放、強化の全てを行える。ルナの塔や期間限定スペシャルダンジョンの報酬として獲得することができる。

ガチャ

チュートリアルでコッコロ曰く、仲間を増やすための『この世界の大事な仕組み』であり、「ジュエル」を用いてガチャを引き、キャラを増やす。重複したキャラは「女神の秘石」と呼ばれるアイテムとなり、既存キャラの強化や他のキャラを増やすための「メモリーピース」との交換に使われる。ジュエルは入手方法によって有償と無償に分類され、ガチャで消費する際は無償のものが優先される。

クエスト

これらのクエストは、基本的にメインクエスト(ノーマルクエスト)の進行度合いに応じて開放される。対人要素の絡まないバトルについては「スキップチケット」と呼ばれるアイテムを用いてバトルをショートカットできるものが多い。

定期的に獲得アイテムが2倍になるキャンペーンが行われている。詳細は下記。

メインクエスト・探索
パーティーを編成し、ウェーブ制のバトルを戦い進めていく。制限時間は1ウェーブにつき1分30秒(ユニオンバースト発動時は停止)。時間内にすべての敵を倒すと次のウェーブに進み、最後のウェーブですべての敵を倒すとクエストクリアとなる。時間内に倒しきれなかったり、パーティーに編成されたキャラ全員が戦闘不能になると敗北となる。クリアしたときに戦闘不能になったキャラの数に応じて★の数で示すクリアランクが変わり、一度でも★3つでクリアすると「スキップチケット」を使えるようになる。サービス開始から2.5周年を迎えた2020年8月15日、周回したいクエストをまとめてスキップできる「まとめてクエストスキップ」が追加された[29][26]
メインクエストにはノーマル、ハード、ベリーハード(2019年8月31日追加[24])がある。
ノーマルクエストをクリアすると、装備アイテムやマナを獲得し、進行度合いに応じて、新たなクエストやメインストーリーが解放される。月に3回ほど獲得量が2倍になるキャンペーンが行われるほか、アニバーサリーなどの時期には獲得量が3倍になるキャンペーンが行われる。
ハードクエストはノーマルクエストとスタミナ消費が異なり、1日のバトル可能回数に制限がある。クリアすると装備アイテム、マナなどに加え、特定のキャラのメモリーピースを獲得できることがある。月に2回ほど獲得量が2倍になるキャンペーンが行われるほか、アニバーサリーなどの時期には獲得量が3倍になるキャンペーンが行われる。
ベリーハードクエストはノーマルクエストとスタミナ消費が異なり、1日のバトル可能回数に制限がある。クリアすると装備アイテム、マナなどに加え、★6才能開花ができるキャラのピュアメモリーピースを獲得する場合がある。登場当初はアニバーサリーなどの時期に獲得量が2倍になるキャンペーンが行われたが、2020年12月から月に1回獲得量が2倍になるキャンペーンが行われ[30]、アニバーサリーなどの時期に獲得量が3倍になるキャンペーンが行われる[31]
探索は特定の消耗品(経験値ポーションもしくはマナ)の収集に特化したバトルである。1日のバトル可能回数に制限がある。月に2回ほど獲得量が2倍になるキャンペーンが行われるほか、アニバーサリーなどの時期には獲得量が3倍になるキャンペーンが行われる。
共闘
他のプレイヤーと協調し、最大3人で3回のバトルをクリアする。一番最後のバトルがボスバトルであるため、共闘を招集したプレイヤーは、他者のレベルやパーティーを見ながらバトル順を変更することができた。2018年11月6日1時のメンテナンスをもって終了[32][33]
バトルアリーナ、プリンセスアリーナ
いわゆるPvPであり、他プレイヤーの編成しているパーティー相手にバトルを行う。このバトルは完全なオートプレイとなる。勝利すると相手順位と入れ替わる。1日それぞれ最大5回プレイできる。
1分30秒以内に先に相手のパーティーを倒した方の勝利となり、時間切れになると攻撃側の敗北となる。
バトルアリーナは1パーティーを編成して1戦、プリンセスアリーナは3パーティーを編成し順番に最大3戦する。
タイム報酬として自分の順位に応じた枚数のコインを獲得するほか、毎日15時のランキングの順位に応じたジュエル、経験値ポーション、マナを獲得できる。
ダンジョン
道中にNPCや他プレイヤーが編成しているパーティーの写しが配置されており、これらを倒しながら最上階のボス撃破までを狙う。パーティーを倒すとアイテムやマナなどを獲得し、赤い宝箱のある階層にいるパーティーやボスを倒すとこれらに加えてダンジョンコインも獲得する。ボスを初めて撃破すると、ギルドハウスに置けるスタミナ獲得の家具が入手できる。
月に1回、獲得マナが2倍になるキャンペーンが行われる。
1日のプレイ可能回数は1回。アプリ内で「デイリージュエルパック」を購入することで、当初はプレイ可能回数を1回増やすことができたが、2018年12月13日のメンテナンス後からは、ダンジョンプレイ可能回数が1回のみになった代わりに、獲得アイテムの量が2倍となっている[34]
2021年4月13日に「ダンジョンスキップ機能」が追加された。ボスを倒したことがあるダンジョンに挑戦する際にすべての階層のバトルをスキップでき、またそのダンジョンの進行途中でも残りのバトルをスキップできる[35]
期間限定スペシャルダンジョン
2022年5月17日に実装された高難易度コンテンツ。2ヶ月に1度中旬に全5日間行われ、最上階の10階をクリアする度に難易度がアップする。
1日10階層で計50階層あり、その進捗度合いによりジュエルやマスターコイン、プリンセスハート、プリンセスオーブ、女神の秘石などを獲得できる。
ダンジョン「緑竜の骸嶺(EXTREME III)」をクリアしており、かつダンジョンの挑戦権を消費することによって参加することができる。
通常のダンジョンとは異なり、スぺシャルダンジョンの各階層は以下のようになっている。なお、6階層〜10階層はバトル結果に関係なく、編成されたキャラクターはTPが最大の状態でバトルが開始する。
【1階~5階】バトルアリーナと同様に、キャラクターで編成されたパーティとのバトル。
【6階~7階】ルナの塔に登場するような、モンスターとシャドウの組み合わせバトル。
【8階~9階】クランバトルに登場するボスとのバトル。
【10階】ダンジョンのボスとの最終バトル。
ルナの塔
2018年9月から毎月中旬に行われる高難度クエスト。各階に出現する強力な敵を倒し、塔を登っていく。クエストクリアでキャラ専用装備を作るのに必要なプリンセスハートや、プリンセスハートの欠片、ジュエルなどを獲得できる。ボス撃破など特定の階をクリアすると、特定のキャラの限定ストーリーが解放される。他のクエストと異なり、タイムアップになると全滅となる。
クランバトル
毎月下旬に行われる、プレイヤークランのためのバトル。ボス相当の敵が1周5体配置されており、クランメンバーたちがバトルを重ねて撃破ポイントを稼ぐ。2019年9月のクランバトルからは、クランメンバーがひとりひとりプレイできる「シングルモード」が追加された[36]
「クランモード」では、敵を倒した際や各種ランキングの順位に応じて報酬を獲得でき、「シングルモード」では、敵を倒した際や期間内に到達した周回数に応じて報酬を獲得できる。
聖跡調査
2018年11月26日に追加[23]。RANK7以上の装備の素材や、キャラ専用装備の作成や強化に必要な「プリンセスハート」の欠片を集めることができる。
神殿調査
2019年8月31日に追加[24]。装備の素材や、★6才能開花に必要な「プリンセスオーブ」を集めることができる。
イベント
毎月時限で行われる、特定キャラクターやギルドの物語に着目したクエスト。2018年3月31日に第1回として「ハツネのプレゼント大作戦!」が開催[37]。メインクエストと同様の作りになっていて、ハードモードやボスバトルでは、特定キャラのメモリーピースやジュエルなどを取得しやすくなっている。ボスとのバトルには難易度に応じたボスチケットが必要。クエストクリア、ボス討伐、ミッションクリアで獲得する討伐証はアイテムと交換できる。イベント限定のキャラも存在し、イベントシナリオを完遂することで入手できるものもあれば、期間限定ガチャでのみ入手できるものもある。2018年9月30日から10月18日までの「トリックオアプリン!約束のハロウィンパーティー」以降は、イベント期間中にイベントクエストをクリアすると、獲得できるプレイヤー経験値が通常の1.5倍となる[38]。過去のイベントが復刻された際は難易度が引き下げられ通常時より期間が短く開催される。
サイドストーリー
2020年3月16日に追加。過去のイベントをプレイすることができる。イベント開催時とは難易度が引き下げられ、アイテムも異なるほか、ボスの討伐可能回数が1回限りとなっている。討伐証、討伐証交換、ボスチケット、イベントログインボーナス、デイリーミッションがない[39]
みんなの稽古場
2022年5月20日に追加。様々なタイプのボスといつでも何度でも戦うことができるコンテンツ。難易度がEASY、NORMAL、HARD、VERY HARD、EXTREMEの5段階に別れており、各難易度のボスに勝利することでジュエルや女神の秘石などを獲得することができる。また、ボスのHPは設定により、減少しない状態にすることができる。
7月31日にはクランバトルボスが追加され、クランバトル開催終了後も先月のボスを同じ条件で何度でも挑戦することができるようになった。
深域クエスト
2024年2月15に追加。6周年のアップデートで追加された属性やプリンセスナイト強化アイテムが入手できる。難易度は高めに設定されている[40]

ストーリー

メイン、キャラクター、ギルド、エクストラがある。アストライア大陸を舞台にしたメインストーリーはメインクエスト(ノーマル)の進行で開放される。キャラクターストーリーとギルドストーリーは、キャラクターとの絆が深まることで開放される。エクストラではイベントストーリーのプレイバックなどが行える。アニメーションを用いた演出も多く、特にイベントストーリーについては、これまでイベント毎にエンディングアニメーションムービーが作られている。

ほとんどのキャラクターは「ギルド」と呼ばれる社会的組織の一員となっており、キャラクターやギルドの関係性を含めてストーリーが進む。

メインシナリオを日日日が担当しており、そのボリュームは70万文字を超える[注 2] という。

ギルドハウス

プレイヤーの好みに応じて、家具やキャラクターを配置することができる。 レイアウトは自由に変更することができ、シナリオの進行に応じて大きさが変化することもある。 ギルドハウス内にはスタミナ、スキップチケット、経験値アイテム(ポーション、マナ)を提供する家具を配置することもできる。 配置されたキャラクターにアイテムをプレゼントすれば「絆レベル」を上げることもできる。 2020年2月15日、サービス開始2周年を記念して「みんなのゲームテーブル」が追加された[41]

ショップ

通常ショップ、ダンジョンショップ、アリーナショップ、プリンセスアリーナショップ、クランショップ、マスターショップ、女神の秘石ショップ、限定ショップがある。

通常ショップ
マナを使って経験値ポーションや装備強化用の精錬石を購入できる。1日4回ラインナップ更新。
ダンジョンショップ
ダンジョンコインを使ってキャラのメモリーピースや装備品を購入できる。毎日5時にラインナップが更新されるが、ダンジョンコインを使ってすぐ更新できる。
アリーナショップ
アリーナコインを使ってキャラのメモリーピースや装備品を購入できる。毎日5時にラインナップが更新されるが、アリーナコインを使ってすぐ更新できる。
プリンセスアリーナショップ
プリンセスアリーナコインを使ってキャラのメモリーピースや装備を購入できる。毎日5時にラインナップが更新されるが、プリンセスアリーナコインを使ってすぐ更新できる。
クランショップ
クランバトルで獲得できるクランコインを使ってキャラのメモリーピースや装備を購入できる。毎日5時にラインナップが更新されるが、クランコインを使ってすぐ更新できる。
マスターショップ
2019年5月17日実装[42]。マスターコインを使って限定キャラのメモリーピースや期間限定でラインナップされるアイテムを購入できる。マスターコインは、プレイヤーレベルが上限に達し、プレイヤー経験値も最大にたまっている状態でスタミナを消費してクエストをクリアすることで獲得でき、一週間の獲得数に上限がある。2022年2月15日のアップデートで週に獲得できるマスターコインの上限数が9,000枚から15,000枚に変更された[43]。キャンペーン時は獲得量上限が1.5倍になる。
女神の秘石ショップ
ガチャやイベントなどで獲得できる女神の秘石を使ってプレイヤーが持っているキャラのメモリーピースを購入できる。購入数が一定の数になると、そのキャラのメモリーピース1個と交換するのに必要な女神の秘石の数が増える。★6才能開花ができるキャラが★5かつ専用装備を装備している状態になると、そのキャラのピュアメモリーピースも購入できる(1個につき秘石20個必要)。
限定ショップ
スタミナを消費してクエストや聖跡調査などをクリアすると確率で現れるショップ。マナを使って経験値ポーションや装備を購入できる。1日最大5回出現する。

  1. ^ 彼はそのことを覚えておらず、彼女らも以前主人公と会ったことを示唆する発言が散見されるもの、具体的なことは覚えていない。
  2. ^ 各アプリの配信情報に書かれている。さらにイベントストーリーのエンディングクレジットの脚本にも名前があるため、その量は増えている。
  3. ^ 運営会社は日本の会社だが、世界中のユーザーを抱えるほど有名になり、各国の企業もスポンサーや技術提供などで国際レベルにまで発展したため、前作の「ミネルヴァの目覚め」事件以来、再発防止やサイバー犯罪などの悪用などを考慮されて国連(ウィズダム)の管理下に置かれている。
  4. ^ 『Re:Dive』では『プリンセスナイト』と総称され、公的役割を担う多くのギルドがこれに属している。
  5. ^ 相坂がテレビアニメ版放送前の2018年に一時休業していたことを考慮してのキャスト変更。ゲーム版は相坂のまま変更はない[69][70]。2022年放送の第2期では相坂が復帰する[71]
  6. ^ Cygames、WOWOWTOKYO MXBS11日本コロムビア





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  プリンセスコネクト!Re:Diveのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「プリンセスコネクト!Re:Dive」の関連用語

プリンセスコネクト!Re:Diveのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



プリンセスコネクト!Re:Diveのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのプリンセスコネクト!Re:Dive (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS