ビリー人形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/21 15:32 UTC 版)
非主流映画での登場
Saw 0.5
この短編映画では、デイビッドがテレビに映されたビリーを見ており、ビリーはデイビッドの顎に引っ掛けられた逆さ虎ばさみについて彼に話し、虎ばさみを取り除く鍵は部屋に横たわっている「死んでいる同房者」(実際は強い鎮静剤を投与されている男)の胃にあると説明する。デイビッドが男を解体し自分を解放した後、祝福のためにビリーが三輪車で部屋に入ってくる。
デッド・サイレンス
2007年の映画『デッド・サイレンス』では、ジグソウの人形と同じ衣装を着て映画のポスターにも登場する人形の1つがビリーと名付けられている。
狼の死刑宣告
落書き風のビリーの似顔絵が、ジェームズ・ワンの映画『狼の死刑宣告』の壁で見られる。
インシディアス
2011年の映画『インシディアス』では、ジョシュ(父親)が教室で残業しているシーンで、彼の背後の黒板にチョークでビリーが描かれている。 ビリーの絵の下にはジグソウを示唆する数字の8が表示されている。
最終絶叫計画4
ビリー人形が敵役としてカメオ出演している。
アップグレード
リー・ワネルの映画『アップグレード』の壁に落書き風のビリーの似顔絵が見られる。
その他のメディア
漫画
ビリーは『Saw: Rebirth1』の開始近くの2つのパネルの隅で見られ、ジョンのジグソウへの最終的な変容を予示している。この漫画はまた、ビリーはジョンが働いていたおもちゃ工場での彼の作品の1つと示しているが、この裏話はソウ5で否定された。
コンピュータゲーム
トビン・ベルが吹き替えるビリーは『Saw:The Video Game』全体に登場し、ヒントや目的をプレイヤーに伝える。彼はまたゲームのマーケティングで際立って紹介された。フリーダムエンディングでは、 タップが自殺した時のビリーの内省がテレビで見られる。
ビリーは最初のゲームの続編『Saw II:Flesh&Blood』でも登場し、今作でもトビン・ベルがビリーを吹き替えている。 ビリーは最初のゲームと同じ役割を繰り返し、プレイヤーにヒントと手がかりを与える。プレーヤーは、ゲーム中に小さなビリー人形を収集することもできるが、取得するにはより複雑なパズルを解く必要がある。それらは本道から外れているため、プレーヤーは取得する必要はない。『Saw II:Flesh&Blood』は、ソウフランチャイズで彼が実際に「ビリー」と呼ばれる唯一の作品でもある。
Dead By Daylight
ビリーは、 Saw Chapterの一部としてコンピュータゲーム『Dead by Daylight』にNPCで登場する。彼はプレイヤーがソウのライセンスキャラクター「The Pig」を選択すると表示される。
遊園地での登場
- Saw - The Ride
- ビリーはイギリスのソープパークのローラーコースター「Saw – The Ride」のコース周辺に設置されている多数のスクリーンに登場し、彼らは彼らに与えられた命にふさわしくないと乗客たちに告げ、この乗り物がジグソウの罠の一つだと仄めかす。また、車列がリフトヒルを上り出す前に画面に現れて「ゲームオーバー」と言い、乗車の最後では身体のパーツで溢れた棚でビリーの頭を見ることができる。
- Saw - The Maze
- ソープパークにあるSaw Alive迷路では、公園を訪れた人がビリーと写真撮影することができる。
- Saw:Game Over
- 米国では、ビリーはユニバーサルスタジオ・フロリダの「Orlando Horror Nights」の迷路「Saw:Game Over」に何度も登場している。
大衆文化において
- 「ビリー」人形のレプリカ商品は、主にギフト店を通じて消費者向けに発売された。レプリカは実物よりも見た目ははるかにきれいであるが、人形の主な特徴を保持している。ハロウィンのビリーマスクと衣装も購入できるようになった。
- 『The Office』のエピソード「Koi Pond」でドワイト・シュルートはハロウィンのビリーに扮した。
- 『The Hardy Show』のウェビソードで、マット・ハーディはハロウィンのビリーに扮した。
- 『The Cleveland Show』のハロウィンエピソードでは、ラロがビリーに扮してエピソードを紹介する。
- ソウ3とソウ4の公開前に、ビリーはYouTubeやMySpaceでの映画の宣伝動画で使用されていた。
- ビリーは『最終絶叫計画4』の主な敵である。
- インターネットシリーズの『アノーイング・オレンジ』では、ビリーは「Annoying Saw」と「Annoying Saw 2:The Annoying Death Trap」に登場する。どちらもオレンジが彼を「ピエロ顔」「エモピエロ」「ドナルド・トランプ」と呼んでいる。
- ビリーは、『De TV kantine』の「The Little House on the Prairie」のオランダ版パロディに出演している。ネリーは自身の腕を切らなければならず、さもないと彼女はエピソードの前半で見た裸の男を再び見る事になってしまう。
- アニメ『銀魂』の第148と149話に、ビリーのパロディーキャラクターである地愚蔵が登場する。口元が赤い白の仮面と黒のタキシードという外見がビリーに類似していることに加え、テレビ画面に現れ、2人のキャラクターをお馴染みの「ゲーム」の罠にかけ、互いに争わせるなど、やり口も似ている。
- 『アクア・ティーン・ハンガー・フォース』のエピソード「The Marines」で、 フライロックはグレープフルーツスプーンを眼に押し込むように要求するビリーのパロディ人形に捕まる。
- 歌手のニッキー・ミナージュは、2011年のブリトニー・スピアーズの「ファム・ファタール・ツアー」でのセットリストで、ビリーのマスクを「ネメシス」の顔として使用した。
- インターネットコンピュータゲームシリーズ『Inkagames』のレギュラーキャラクターであるピグソウ(Pigsaw)はビリーをもとにしている。
- ラッパーのホプシンのアルバム『Raw』は、顔面をビリーのようにペイントされたホプシンが三輪車に乗っている様子を描写している。アルバムのタイトル自体は、映画名のパロディーと解釈できる。
- 実験的なポップアーティストであるエリック・ミリキンは、2013年の彼の「Totally Sweet」シリーズの一環として、ハロウィンのキャンディとクモからビリーの大きなモザイク肖像画を作成した[6][7]。
- テレビドラマ『Glee/グリー』のエピソード「The Hurt Locker, Part Two」では、 スー・シルベスターは自身とビリーに似た人形を用いてカートとブレインと対話した。
- ウェブ漫画『Homestuck』では、ビリーはデイブ・ストライダーのアパートにある多くの人形の1つとして登場する。カリボーンというキャラクターもビリーと類似点を共有している。
- 『Oops!フェアリーペアレンツ』エピソードで、ビッキーはビリー人形に扮してティミーとクロエを苦しめる。
- 『ザ・シンプソンズ』のあるエピソードでは、バートは彼の義兄弟を連れて画面上のビリー人形が牛刀で人を刺すホラー映画を見る。
- アニメ『図書館戦争』の第6話でキャラクターの1人が見たホラー映画にビリー人形が登場する。
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- ^ Saw: Uncut special features
- ^ Saw DVD special features
- ^ Hoffman (2005年5月13日). “Saw 2: Dairy #2”. JoBlo.com. p. 2. 2011年8月24日閲覧。
- ^ Jason Ehl (props builder) (2007年). The Details of Death: The Props of Saw III (DVD). Lionsgate Home Entertainment.. 該当時間: 0:32–1:41
- ^ Topel, Fred (2007年11月30日). “Tobin Bell Previews Saw V Surprises”. Rotten Tomatoes. 2009年11月24日閲覧。
- ^ Burkart. “Get a Taste of Eric Millikin's Totally Sweet Candy Monster Mosaics”. FEARnet. 2013年11月9日閲覧。
- ^ Millikin. “Eric Millikin's totally sweet Halloween candy monster portraits”. Detroit Free Press. 2013年11月9日閲覧。
- 1 ビリー人形とは
- 2 ビリー人形の概要
- 3 映画の出演
- 4 非主流映画での登場
- 5 外部リンク
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