ハロルドとモード 少年は虹を渡る
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/14 18:02 UTC 版)
公開・放映
日本では1972年のロードショー後、1978年秋に民放局で放送された。(字幕)
リバイバル上映
日本ではアメリカン・ニューシネマの傑作映画を連続公開するプロジェクト「ZIGGY FILMS '70S '70年代アメリカ映画伝説」の第2弾として、2010年7月17日より、新宿武蔵野館にて38年ぶりに公開され、2011年も各地で単館で公開された。
評価
- キャメロン・クロウ:著の「ワイルダーならどうする?」で、ビリー・ワイルダーは言及している。「私はハル・アシュビーを全面的に支持していた。もうこの世にはいないがね。(中略)でも彼は優れた監督だった」。オーストリア=ハンガリー帝国出身のモードとワイルダーの人生が重なることが、この映画から判る。夕日を見つめるシーンで、モードの腕にナチによる入れ墨が瞬間写される。ワイルダーの家族は、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所で殺されている。
- アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)が選出する「アメリカ喜劇映画ベスト100」で45位にランクインしている。CBSで放送されたカウントダウン形式の特番では、ジェーン・フォンダが「私の大好きな映画」とコメントしている。
サウンドトラック
音楽はキャット・スティーヴンス、プロデュースを元ヤードバーズのポール・サミュエル=スミスが担当。 キャメロン・クロウは、自身が所有するレコード会社Vinyl Film Recordから2007年12月に2500枚限定でサントラ版を発売した。
DVD
日本では長らくビデオ化、DVD化されたことはなかったが、2012年3月9日、パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパンからDVD(商品番号:PHNE101210)が発売された[1]。
書籍
コリン・ヒギンズは、ノベライズもおこない日本でも出版された(枝川公一訳 二見書房 1972年出版)が2012年現在は絶版。
固有名詞の分類
アメリカ合衆国の映画作品 |
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映画作品 |
三人姉妹 ミルトンの幸運児 ハロルドとモード 少年は虹を渡る 花と怒涛 宇能鴻一郎のあつく湿って |
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