ドン・ジョヴァンニ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 03:23 UTC 版)
登場人物
- ドン・ジョヴァンニ Don Giovanni(バリトン)
- ドン・ファンも参照
- 女たらしの貴族。従者のレポレッロの記録によると、各国でおよそ2000人、うちスペインですでに1003人の女性と関係を持ったという。老若、身分、容姿を問わぬ、自称「愛の運び手」。剣の腕もたち、騎士団長と決闘して勝つほど。
- レポレッロ Leporello(バス)
- ジョヴァンニの従者。ドン・ジョヴァンニにはついていけないと思っているが、金や脅しでずるずるついていってしまっている。ドン・ジョヴァンニから見ても美人の妻を持つ妻帯者だが、ドン・ジョヴァンニの「おこぼれ」にあずかり楽しむこともあるようだ。ドン・ジョヴァンニとそっくりという設定(2人が入れ替わるシーンがあるため)。
- ドンナ・アンナ Donna Anna(ソプラノ)
- 騎士長の娘でオッターヴィオの許嫁。ドン・ジョヴァンニに夜這いをかけられ、抵抗したところに駆けつけた父親を殺される。
- 騎士団管区長 Il Commendatore(バス)
- アンナの父。娘を救おうとしてジョヴァンニに殺されるが、石像として彼に悔い改めるよう迫る。
- ドン・オッターヴィオ Don Ottavio(テノール)
- アンナの許婚。復讐は忘れて結婚するようドンナ・アンナを説得しようとするが、果たせない。
- ドンナ・エルヴィーラ Donna Elvira(ソプラノ)
- かつてジョヴァンニに誘惑され、婚約するもその後捨てられたブルゴスの女性。始終ジョヴァンニを追い回し、彼を改心させようと試みる。元は身分ある女性だったようで、ドンナ・アンナたちも圧倒されるほど気品に溢れている。ドン・ジョヴァンニが食指を動かすほど美しい召使を連れている。
- ツェルリーナ Zerlina(イタリア語の発音ではヅェルリーナ)(ソプラノ)
- 村娘でマゼットの新婦。田舎娘に似合わずコケティッシュでしたたかな娘。結婚式の最中にドン・ジョヴァンニに口説かれ、その気になる。
- マゼット Masetto(バス)
- 農夫。ツェルリーナの新郎。嫉妬深く、ツェルリーナの浮気な行動にやきもきするが、結局のところ、尻に敷かれている。村の若者のリーダー的存在。
- ^ “プラハの邸宅ベルトラムカ”. Czech Republic Land of Stories. CzechTourism. 2017年3月8日閲覧。
- ^ 公演情報 - 昭和音楽大学オペラ研究所 オペラ情報センター
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