チャールズ・ロールズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 14:48 UTC 版)
事故死
1910年7月12日、32歳の時、ロールズはボーンマスのヘンジストベリー飛行場で実演飛行中、乗機のライトフライヤー号の尾部が破断して墜落死した[9]。彼は飛行機事故で死亡した初めてのイギリス人であり、世界では11人目にあたる。モンマスのアジンコート・スクエアには彼を記念する像が立てられ、そこでの彼は複葉機の模型を手に取っている。ほか、サン・ピーターズ・カトリック総合中等学校の奥まった運動場にも彼を記念する像があり、そこはヘンジストベリー飛行場の跡地にあたる。ケントのドーバー港にも彼の像があり、これは1910年6月2日に初めて無着陸で海峡を往復したことを記念したものである。
彼の墓はモンマスシャーで比較的よく知られた一角、ランガタク=ビボン=アベルの教会にあり、そこにはロールズ一族の多くが、様々な家族の墓に分かれて葬られている。彼の墓はランガタク邸のすぐ下にあり、墓碑にはこう刻まれている。「祝福されし者は心清らかなり、彼ら神にまみえんがため。」
外部リンク
- “Charles Rolls of Monmouthshire, co-founder of the world famous Rolls-Royce company” (英語). Famous Welsh. 2011年7月9日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2011年6月29日閲覧。
- “Charles Rolls” (英語). Early Birds of Aviation, Inc.. 2011年6月29日閲覧。 - ロールズの事故死を報じる当時の新聞記事。
- “Search” (英語). Gathering the Jewels. 2011年6月29日閲覧。 - ロールズに関連した当時の写真
- “Untitled Document” (英語). U.S. Centennial of Flight. NASA. 2011年6月29日閲覧。 - ウィルバー・ライトとともに初飛行へ向かうチャールズ・ロールズ。1908年10月8日、フランスの Camp D'Auvours にて。
- ^ 英語圏では「ロールズ・ロイス」[roulz rɔis] と発音するが(三省堂『固有名詞英語発音辞典』より)、ここでは日本の正規代理店の表記に従う。
- ^ “The Hendre” (英語). Geograph Britain and Ireland. 2011年6月29日閲覧。
- ^ a b c Pugh, Peter (2001). The Magic of a Name - The Rolls-Royce Story: The First 40 Years. Icon Books. ISBN 1840461519
- ^ Vance, James (1992). Ways of the World: A History of the World's Roads and of the Vehicles That Used Them. Rutgers University Press. ISBN 0813526914
- ^ "Rolls, the Hon. Charles Stewart (RLS895CS)". A Cambridge Alumni Database (英語). University of Cambridge.
- ^ a b c “Charles Rolls”. BBC. 2011年6月29日閲覧。
- ^ “The Royal Aero Club of the United Kingdom - Official Notices to Members” (PDF). Flight: 185. (3 1910) 2011年6月29日閲覧。. - March 12, 1910
- ^ “Royal Aero Club Awards & Trophies” (英語). The Royal Aero Club of the United Kingdom. 2011年6月29日閲覧。
- ^ “Hengistbury Head In the 20th Century” (英語). Hengistbury Head. 2011年9月20日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2011年6月29日閲覧。
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