ダークエイジオブキャメロット ダークエイジオブキャメロットの概要

ダークエイジオブキャメロット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/19 21:28 UTC 版)

目次

世界観

ゲームは、3つの国家からなる。このそれぞれの国家をレルム(Realm)と呼ぶ。プレイヤーは何れかのレルムの一員となり、国境が重なる辺境の地(フロンティア)を舞台にレルム戦を繰り広げる。 レルムには以下の3つがある。

  • アルビオン(Albion)
アーサー王伝説がベースとなる。
開けた平地が多い。アルビオンとは古いイギリスの呼び名である。
  • ヒベルニア(Hibernia)
ケルト神話がベースとなる。
深い森に囲まれた土地が多い。ヒベルニアとは古いアイルランドの呼び名である。
  • ミッドガルド(Midgard)
北欧神話がベースとなる。
北よりの地域は雪に覆われている。ミッドガルドとは北欧神話で人間の住む世界であり、地球のスウェーデン、ノルウェーに当たっている。

それぞれのレルムで特徴的な種族とクラスが選択できる。

レルム間戦争(RvR)

100人近いPC同士がぶつかり合うこともある。 目的のひとつにエクスカリバーの鞘、トールのハンマー、ルーグの槍など、各国のストーリーを象徴するアイテムである相手国のレリック(国宝 relic)を手に入れることがある。

戦闘は三国共通のマップ、フロンティア(Frontier)ニューフロンティア(New Frontier NF)、近いレベル同士の戦場であるバトルグラウンド(Battle Ground)で行われる。自国以外のレルムの土地には入れない。

フロンティアで繰り広げられるレルム間戦争において、プレイヤーは敵レルムメンバーを倒す事でレルムポイントを入手できる。このレルムポイントを増やす事により、キャラクターのレベルとは異なるレルムランクを上げる事ができる。プレイヤーはレルムランクを上げる事により得られるポイントを消費し、レルムスキルというスキルを学びキャラクターを強化する。

フロンティアには、幾つかの砦(キープ Keep)と、それぞれの砦には付随する4つの塔(タワー Tower)が点在しており、キープと4つのタワーを自国の支配下におくことによって、制圧拠点へ瞬時にワープすることが可能になる。

キープやタワーを攻める際には、扉を破るための破城槌、城壁に穴を開ける投石器、攻城兵器を破壊する弩砲と言った攻城兵器(Siege)がある。

DAoCは3国間の大規模戦闘を機軸に設計されたゲームだが、大規模戦闘だけでなくプレイヤーはさまざまなプレイ形態で遊ぶことができる。特に、より高度な連携が要求される小規模戦闘(8vs8)を理想とするプレイヤーベースの文化が海外のコアプレイヤー中心に発展し、日本でも次第に浸透していった。

RvRで一般的なプレイ形態は大きく分けて、soloと8manである。soloでは、グループを組まずに1人で行動する。後述の敵グループに見つかると数的に不利なため、敵から身を隠すことが出来るステルサークラスがsoloに適している。ステルサークラス以外にも、デュエルなどを目的に腕に自信のあるプレイヤーがsolo行動することがある。8manでは、8人のグループ(フルグループ fg)を組んで行動する。フロンティアを巡回して、敵レルムのfgと8vs8の戦闘をして勝つことが8manグループの主な目的である。バランスの良いクラス構成のグループを結成し、戦闘中は連携を取り合うことが8vs8の要となる。

良く聞かれるプレイ形態にはほかに、Duo(デュオ:二人組)/Trio(トリオ:3人組)/Zerg(ザーグ:複数グループによる大軍)/Ninja(ニンジャ:隠密行動をとる)等がある。レリック争奪が始まるとプレイヤーは続々とZergに参加し、フロンティアでは大規模戦闘が勃発する事となる。

どのプレイ形態においても、もし3つのレルムが同時に遭遇すると三つ巴の戦いになることが、DAoCのRvRに特有の魅力となっている。参加のハードルを下げるため、死亡によるペナルティはほとんどない。

尚、Realm vs Realm略してRvRはMythic Entertainmentの登録商標である。

※買収により現在はEAの登録商標。

拡張パッケージ内容

  • Shrouded Isles
各国に新エリア、新種族、新クラスが加えられた。(2002年11月12日)
  • Foundations
無料拡張。ハウジングゾーンと家システムが導入され、アイテム売買、アイテム管理の利便性が高まった。(2003年6月18日)
  • Trials of Atlantis
新エリアに加え、合計100個のクエストからなるマスターレベル(Master Level ML)、成長する強力なアイテム、アーティファクト(Artifact Arti)が導入された。
  • New Frontiers
フロンティアの地形が一新され、新しい攻城戦システムが導入された。(2004年6月22日)
  • Catacombs
新エリアと新クラス、Instant Dungeon及びTask Dungeonが導入された。また、キャラクターグラフィックも大幅に更新された。(2004年12月7日)
  • Labyrinth of the Minotaur
過去最大の広さを誇るダンジョン、「ラビリンス」及び新種族「ミノタウラス(全レルム共通)」、新クラス「モウラー(全レルム共通)」が導入された。ラビリンスはRvR可能なダンジョンであり、フロンティアについでプレイヤー同士の戦いが活発に行われる場となっている。



「ダークエイジオブキャメロット」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ダークエイジオブキャメロット」の関連用語

ダークエイジオブキャメロットのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ダークエイジオブキャメロットのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのダークエイジオブキャメロット (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS