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スーパーX (ゴジラシリーズ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/21 09:57 UTC 版)

東宝特撮映画の登場兵器 > スーパーX (ゴジラシリーズ)

1984年の『ゴジラ』、1989年の『ゴジラvsビオランテ』、1995年の『ゴジラvsデストロイア』に、それぞれ自衛隊のゴジラ対策（撃退）の切り札として登場する。ゴジラシリーズで初めて対ゴジラ兵器として登場した超兵器である[1]。ただし、設定上で純粋な対ゴジラ兵器として開発されたのはスーパーX2（スーパーエックスツー）のみであり、スーパーXとスーパーXIII（スーパーエックススリー）は、いずれもその他の目的のために開発された特殊兵器であった。3機とも飛行性能を有しており、スーパーX2に至っては潜水性能すら有しているが、すべて陸上自衛隊所属となっている。


脚注

注釈

  1. ^ 資料によっては、「時速120キロメートル」と記述している[9]。
  2. ^ 資料によっては、「6名」と記述している[出典 7]。
  3. ^ 搭乗員の帽子や服装には「401 SQ」の文字が確認できる。
  4. ^ 劇中では「首都防衛戦闘機」と表記され、登場人物から「空飛ぶ要塞」と称されている。
  5. ^ デザイン画はなく、中野は彫刻家であった井上の妻が粘土で造形したものが最初であったと証言している[23]。
  6. ^ 井上は幼少期にカブトガニを採って遊んでいたといい、過去に井上が手掛けたヘドラでもカブトガニのイメージを取り入れている[22]。
  7. ^ 書籍『東宝特撮超兵器画報』では、田中をデザイン原案と紹介している[8]。
  8. ^ 詳細はゴジラ (1984年の映画)#特撮を参照。
  9. ^ 特撮班監督助手の松本清孝は、未来兵器のスーパーXには違和感があったと述べている[32]。
  10. ^ 書籍によっては、スーパーXIIと記述している[出典 18]。
  11. ^ 機体後方のマーキング[42]。
  12. ^ 資料によっては、「空中戦艦[18]」「無人艦艇[49]」「戦闘機[50]」と記述している。
  13. ^ 形式番号のDAG-MBSとは「Defence Against Godzilla - Main Battle Ship」の略であり[42]、対ゴジラ用主力戦艦の意味となる。
  14. ^ 資料によっては、名称をNM32と記述している[18]。また、後述のように平野俊弘によるコミカライズ版ではこちらの名称を用いている。
  15. ^ 資料によっては、ファイアーミラーと記述している[出典 25]。
  16. ^ これに基づいたイメージボードがスタジオOXによって描かれている[59]。
  17. ^ 資料によっては、大サイズは開閉式、小サイズは差し替え式と記述している[42]。
  18. ^ この映像は、DVDやBlu-rayなどに映像特典として収録されている[42]。
  19. ^ 実際、劇中では予想以上に威力を増していたゴジラの赤色熱線を真正面から2回浴びてもコクピットの計器が少々火花を噴いただけで、戦闘行動に支障は出なかった。
  20. ^ 脚本への登場は準備稿から[96]。
  21. ^ オガワモデリングの小川正晴は、「（脚本のイメージとは）正反対のサンダーバード2号」と評している[106]。大森は羽がついて不細工になったと評している[98]。
  22. ^ 川北は、超低温レーザー砲を仕込む都合で機首が丸みのある形になったと述べている[95]。
  23. ^ 西川は、当初はスーパーXを踏襲したシルバーとすることを考えており、バリエーションとしてテレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト』（1974年）に登場するドメル艦隊を参考にした配色を用意したところ、川北がグリーンを選んだという[103]。
  24. ^ 『vsスペースゴジラ』の事件後に逮捕・収監されていたが、この作戦のために一時釈放されている。

出典

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