スーパードール★リカちゃん 登場人物

スーパードール★リカちゃん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/09 12:53 UTC 版)

登場人物

ドールナイツ

ドールランドの王家を支え、人形たちの生涯を守っていると信じられている。3体の守護人形が仕えるのは「王」の器を持つものだけ[3]。王家に伝えられている「コーリングアイテム」に呪文を唱えることでドールナイツを呼び出すことができる。守護神ドールナイツは、その身を人形からさまざまな姿に変えてリカを守る。

コーリングアイテムは、ドールナイツを呼ぶブレスレット型のアイテム「コーリングリング」と、ドールナイツを起動させて活動のパワーを送るアイテム「コーリングペンダント」・「コーリングチョーカー」・「コーリングウォッチ」が対になっており、基本としてこの両方が揃って初めてドールナイツは動くことができる。ドールナイツの使命はあくまでコーリングリングをつけている者を守り、起動させてくれる者に服従することであり、そこに善悪の判断が入る余地は基本的に無い。したがって扱う者が邪悪ならば、ドールナイツも悪の尖兵になってしまう弱点がある。また、ドールナイツはそれだけで常時活動することは不可能で、稼動するためのパワーとそれを送る者の存在が不可欠である。したがって操者からのパワーが何らかの原因で弱まると活動に支障をきたし、戦闘モードに変身できなくなったり、戦闘力の低下、最悪の場合は動きが止まったりしてしまう。起動時において操者とドールとの物理的距離は関係が無く、コーリングアイテムさえあれば離れていても起動させることができる。

ドールリカ
- 櫻井智
本作の主人公[4]。ドールナイツの一人で、智を司る。普段は人形の姿で香山家に置かれている。イメージカラーは赤。赤のコーリングリング(ブレスレット)の持ち主(香山リカ)に呼び出されるか彼女の危機を感知すると、コーリングペンダントが発光してそれを知らせ、呪文を唱えることで起動する。その後は自律して行動し、人間大に巨大化して持ち主の下に現れる。さらに戦闘モードのスーパードールリカに変身し、持ち主の危機を救う。ヨーヨー型の専用武器「ライトスピナー」を持ち、投擲・捕獲・防御・エネルギー放射など万能な威力を発揮する。王位継承者であるリカのことは「リカ様」「王女様」と呼ぶ。起動呪文は「トゥルール・クルール・トゥレイロ・クレイラ」。
漫画版ではアニメと比べるとややお茶目な性格で、設定も異なっている。ドールナイツになる前は意思を持って動く「梨華(りか)」という名の日本人形で、町人たちから化け物扱いされていたが、ルイに似た男性(ルイの先祖で、累之進(るいのしん)という名前らしい)と出会い、デヴォールの一部になるのを免れる。また、最後はリカの力で人間になり、ルイと結ばれる。
ハイパードールリカ
第45話より登場。強大な敵のミスティに対抗すべく、ドールリカがドールランドの神アルから力を授かり、強化した姿。イメージカラーは白。ドールイヅミとドールイサムのパワーをドールリカに結集することで変身が可能となる。ハイパードールリカになっても、ドールイヅミとドールイサムはそのまま共に活動可能である。デヴォールとの最終決戦に向けての最強戦士である。
ドールイヅミ[5]
声 - 根谷美智子
ドールナイツの一人で、生命を司る。スーパードールイヅミに変身する。イメージカラーは緑。緑のコーリングリングをつけた者が呼ぶか危機が迫ると、首飾り型のコーリングチョーカーが発光し、呪文を唱えることで起動する。バトン型の専用武器「ライトサークル」を持つ。ライトサークルはブーメランのように投擲することも可能だが、光線技(捕獲リング、鞭など)としての使用も多い。本来のコーリングリングの持ち主はリカの祖父だが、カトリーヌに託されている。三体のドールナイツのうち、出番が一番少なかった。起動呪文は「フルール・フローラ・グリーネ・グライネ」。
アニメと漫画版とで、性格にギャップがある。
ドールイサム
声 - 伊藤健太郎
ドールナイツの一人で、勇気を司る。スーパードールイサムに変身する。イメージカラーは青。唯一の男性で、物理的パワーならドールリカをも上回る。青のコーリングリングをつけた者が呼ぶか危機が迫ると、懐中時計型のコーリングウォッチが発光し、呪文を唱えることで起動する。大剣型の専用武器「ライトサンダー」を持つ。大地に突き刺せば衝撃波と共に地割れと地走りが発生する。刀身にパワーを集中し、ビームとして放つことも可能。
ドールイサムのコーリングリングは、八重が若い頃にルイの祖父と出会って恋に落ち、ドールランドに帰る時に形見としてルイの祖父に渡したもの。リカたちの捜索で祖父の住居から発見されるも、スケアクロウに盗まれてしまい、以降はデヴォールに取り憑かれた八重の命令で動く、悪の尖兵となってドールリカとドールイヅミに襲いかかった。しかし、自分の役目を思い出したことで彼女に反旗を翻し、リカを守ることを決意する。起動呪文は「ペレーゾ・ペレーゼ・ブルーネ・ブライネ」。
漫画版ではよりクールで無口。

リカとその家族・仲間

香山リカ(かやま リカ)(9歳[6]・小学校3年生)
声 - 河野由佳
本作のもう一人の主人公[4]。聖テレジア学院に通う小学3年生(クラスは3年B組[7])。真実の姿は「人形の国」ドールランドの未来の女王[4]。生まれたときにドールランドに内紛が起きたため、彼女は七重の手で密かに国から連れ出され、大司浦の町に来た。リカは自分の正体を知らないまま、人間として暮らしている。自分を狙ったさまざまな事件に巻き込まれる内に、衝撃の過去を知ってゆくことになる。
両親から受けた可愛いらしい容姿と、祖母譲りの気品を持つ。黙って座っていればお嬢様そのものなのだが、現代っ子ということもあって元気が有り余った好奇心のかたまり。とても行動的な性格で運動神経も良い。フランス人のクォーター(ドールランド住人のハーフでもある)のせいか、メインメンバーのダイ・トモ・スミレよりも背が高い。授業中にお喋りはおろか編み物をしたり、遠足で無断で別行動を取ったりとお転婆な面が多々うかがえる。ダイとはしょっちゅう口喧嘩をしている。仲間で行動を起こす時には発起人となったり、提案をしたり、半ば強引とも思える仕切り屋の一面も覗かせる。ピンクのコーリングリングで危機を知らせることができる。中盤(第27話)でコーリングリングが強化されて「スーパーコーリングリング」となり、コーリングペンダントの助力無しでリカが直接呪文を唱えてドールリカを呼び、動かすことが可能になった。
漫画版では人間界出身の父を持つハーフで、デヴォールを消し去るのではなく浄化する道を選び、女王の力に匹敵する力を覚醒させる。アニメではドールリカを「おねえさん」と呼ぶが、漫画では普通に「ドールリカ」と呼んでいる。手先があまり器用ではなく、劇で使う「天使の羽」は、ダイに「鍋敷きか」と呆れられるほどの出来だった。
香山七重(かやま ななえ)(年齢不詳・60歳くらい[4]
声 - 小宮和枝
リカの祖母。ドールランドを八重と二人で治めている。女王後継者(娘)の織江が、人間の男性(ピエール)との間に子供(リカ)をもうけたことをきっかけに八重と対立。七重は人間と人形の共存を主張し、娘を支援する。結果、反対派の八重のクーデターによって国を追われる立場に。織江・リカ・3体の守護人形を連れ、七重は人間界=大司浦町に亡命することになる。リカを守るため、ペンダントを使って呪文を唱えドールナイツを起動させる。また、リカの危険はペンダントが光ることで知ることができる。そのため、リカがドールリカを動かすだけの力を使えなかった頃には彼女が動かしていた。だが寄る年波には勝てず、ドールリカに力を送る体力が続かずに反動で体調を崩すこともあった。心配性な織江とは対照的にリカの自由奔放さを尊重し、優しく見守っている。
香山織江(かやま おりえ)(年齢不明)
声 - 佐々木瑶子
リカの母。職業は服飾デザイナーで、アトリエ兼ブティックの店舗「KAYAMA」を経営している。リカの服を作ることも多い。ドールランドの次期女王だったが、人間の男性(ピエール)と恋に落ちてしまうという国の禁を犯したため、皇位を剥奪されている(そのため、織江はドールナイツを起動させられない)。七重と共に人間界に亡命した。リカが狙われる原因は、人間との恋に落ち、亡命した自分にあるという思いがあるため、リカの行動に関しては心配性。赤いミニクーパーが自家用車。
漫画版では八重にそっくり。
香山ピエール(かやま ピエール)(年齢不明)
声 - 藤原啓治
リカの父。音楽家。フランス人のハーフ。独特なオルゴール音楽を作り、世界に広めている。織江とはパリでオルゴール作りの修行中に出会い、リカが生まれてからは最高のオルゴールを求めて世界を旅している。そのため、リカは父親になかなか会えないのが悩み。旅先の夢の中で不思議な体験をし、目覚めた時に楽譜に未完成の曲が書かれてあった。その曲にドールランドとデヴォールに関する秘密があると考え、曲を完成させようと苦心する。
漫画版では、リカの住む町がデヴォールによって雪に閉ざされた際、リカを助けるオルゴールと、ルイの祖父が遺した八重を象った人形を持って帰宅した。
フランツ(年齢不明)
声 - 牛山茂
七重の夫でリカの祖父。七重と織江がドールランドから人間界へ亡命する時に一緒だったが、追手から2人を逃す際に離れ離れになり、以来消息不明になる。後にドールイヅミを起動させるコーリングチョーカーをカトリーヌに託し、リカの護衛を彼女に任せていたことが分かった。
高林ダイ(たかばやし ダイ)(小学校3年生)
声 - 三田ゆう子
リカの同級生の男の子。リカの親友。チャキチャキ下町の悪ガキ代表で、町でも有名な10人の大家族・高林家の三男坊。とにかく大家族の中で揉まれているので、少々のことではへこたれない。多少乱雑で口は悪いが、家族構成と躾に厳しい祖母のおかげで、自分より弱いものには決して手を挙げない正義感の強いところがある。リカにほのかな想いを抱いているが、うまく伝えられなくて結局のところ親友止まり。ルイというライバルが現れて慌てている。リカとドールランドの秘密を知ってからは、スミレ、トモノリと共にリカの護衛をするようになった[8]。後に、ドールイサムの青のコーリングリングを旅に出るルイから譲り受け、七重に強化を受けスーパーコーリングリングとなり、以降ドールイサムを呼び出せるようになる[9]
漫画版ではルイから預かったコーリングリングをなんとなくはめたら外せなくなり、リカとともに雪の中に閉じ込められたときに偶然呼び出した。また、リカに告白するが、答えは聞いていない。
蕗谷トモノリ(ふきや トモノリ)(小学校3年生)
声 - 長沢美樹 / 水田わさび
リカの同級生の男の子。マッシュルームカットで眼鏡を掛けており、喋り方も「です・ます」調のいわゆる秀才肌。偏執的なまでに数字や時間にこだわり、歩きながら電卓片手に計算していたり、時間を秒単位で気にしたりする。リカたちグループのブレイン的存在。その一方、ビデオカメラにテープを入れ忘れるなどという凡ミスも。運動神経は自他共に認める乏しさ。将来の夢は科学者。
漫画版には登場しない。
篠原スミレ(しのはら スミレ)(小学校3年生)
声 - 川上未遊
リカの同級生の女の子。ちょっと太目の地味な印象だが、優しくしとやかで気が弱く乙女チック。物語の創作に才があり、学芸会で採用されたりした。ダイのことが好きなのだが、そのダイはリカのことが好きで、そのことも解っていながらリカとの親友関係は揺らがない。その体格を活かした体当たりはなかなかの威力で、リカのピンチを幾度か救っている。カトリーヌがドールランドへと連れ去られた後、ドールイヅミの緑色のコーリングリングを受け取る。その後、リングは七重に強化を受けてスーパーコーリングリングとなり、以降ドールイヅミを呼び出すことが可能となった[10]。自宅は花屋さん。
漫画版ではドールランドへ行っていない上、年上の彼氏がいるという裏設定がある。さらに、あらすじ解説の中ではあるが「リカとダイは付き合っているんですよ」という主旨の発言をしたことがある。ただし、リカとダイは実際には付き合っていない。
麻樹山ルイ(あさぎやま ルイ)(18歳・大学1年)
声 - 宮本充
考古学を専攻する大学生。下宿人として香山家の離れに引っ越して来た。リカにとっては憧れのお兄さんで、ダイにとっては恋のライバル。ルイの祖父が若かった頃、八重からドールイサムのコーリングリングを渡されていたことを祖父の書いた日記で知った。ルイは今は亡き祖父の残した古い文献を読んでいるうちにドールランドのことを知り、それを確かめるために考古学を専攻した。当初は夢物語と半信半疑だったが、リカを取り巻く不思議な現象を実体験し、遂にドールランドの実在を確信する。そして以降はドールランドの平和を取り戻すため、七重たちの協力者となる。終盤ではアルの力によって鉄仮面となり、度々リカたちの危機を救うようになる。
漫画版では祖父の日記を読んだことで、リカたちの手助けをしにきた。デヴォールに操られていた頃の八重と出会って洗脳されるというアクシデントにも見舞われたが、リカの父が発見した人形を、モデルとなった八重に届けるという活躍も見せている。ドールリカの「前世の器」とも言うべき日本人形を所持していて、最後はリカの力で人間になったドールリカと結婚する。また、名前に「累」という漢字が当てられているが、ほとんどの場合はカタカナで表記されている。
鉄仮面(てつかめん)
第1話からずっとOPに登場してきたが、第48話からは本編にも登場。ドールランドに来たリカのピンチを救った謎の甲冑騎士。その正体はアルの力によって変身したルイであった。
麻樹山克(あさぎやま かつ)(故人)
声 - 家中宏
ルイの祖父。青年時代に若かった八重に出会い恋に落ちる。だが、ドールランドの掟ゆえ、八重の名前も素性もしらないまま別れることに。八重がドールランドへ帰る時、彼女からドールイサムのコーリングリングを託された。その後、それを日記に残し、ルイの手に渡る。
漫画版では八重と離れてから、八重をモデルにした人形を残していた。生前、七重と親交があった。
カトリーヌ(小学校5年生)
声 - 大谷育江
第25話より登場。香山リカの前に現れた謎の転校生で5年生(クラスは5年A組)。実際はドールランド王家の者であり[11]、王女を守るための訓練兵だった。それが国王であるフランツの目に留まり、リカを守る任に就いた。ドールイヅミを呼び出すコーリングリング(アニメではコーリングチョーカー)を持ち、ミスティが侵攻してくるまでは正体を隠して、陰からリカを守っていた。そのためか、クールでドライな印象がある。リカのことは学校の仲間としては「リカちゃん」、ドールランド関連の話題の時は「リカ様」と、呼び方を使い分けている。
漫画版ではリカのいとこという設定で、リカとともにドールランドへ行く。この時は少々きつめな性格で、リカに女王の自覚を持ってもらうために敢えて精神的に追い詰めた。また、最後は次期女王であるリカが人間界に残ることを選んだため、ドールランドの統治は彼女に任されることになる。ドールランドに彼氏がいる、という裏設定があった。
テレジア学園長(年齢不明)
声 - 京田尚子
聖テレジア学園の学園長。かなりの高齢。テロップでは単に「学園長」と表記され、本名は不明。若い頃からこの学園にシスターとして勤めていた。とても寛大で、生徒の自主性を重んじる教育姿勢である。聖テレジア学園はカトリックスタイルの学校で、学校行事には遠足はもちろん、1日ホームステイ、マリア祭、クリスマスのミサなど、クリスチャンらしいものも多い。
漫画版には登場しない。
シスター千明(-ちあき)(年齢不明)
声 - 兵藤まこ
リカのクラスを担当する40 - 50代ほどのシスター。劇中での呼ばれ方は「シスター千明」と「千明先生」が混在している。優しく穏やかな先生だが、やや規律に縛られるステレオタイプな所もあり、学園長にたしなめられることもしばしば(と言うより、学園長の懐が深すぎる感は否めない)。聖テレジア学院の礼拝堂の朝の鐘を鳴らす役でもある。
漫画版には登場しない。
シスター聖美(-まさみ)(年齢不明)
声 - 菊地晶子(第12話)、横手久美子(第37話)
丸眼鏡をかけた若いシスター。国語担当。第12話の時点では単に「シスター」の表記だった。出番は少ないが、若さと眼鏡のせいか出ていると存在感がある。第35話でも台詞は無いものの、結婚式のオルガン奏者役で出ている。
漫画版には登場しない。
テツ(小学校3年生)
声 - 竹内順子
リカの同級生の男の子。クラスの劇で山賊を演じたこともある。
漫画版には登場しない。
ヒデ(小学校3年生)
声 - 雪乃五月
リカの同級生の男の子。クラスの劇で山賊を演じたこともある。5年生の姉がいて、カトリーヌと同じクラス。
漫画版には登場しない。
アル
ドールランドの生命を司ると言われる神。ドールランドにある「アルの森」の奥深くにいるとされ、白いフクロウの姿で現れる。七重の夫のフランツをデヴォールの追手から匿い、ピエールにデヴォールの魔力を減退させるメロディを啓示した。
漫画版には登場しない。

リカを狙う者たち

香山八重(かやま やえ)(年齢不詳・60歳くらい)
声 - 小宮和枝
七重の双子の姉で、リカのもう一人の祖母。ドールランドの先代女王。ドールランドを七重と二人で治めていたが七重と対立。八重は人間との共存を断固拒絶しており、クーデターで七重を追放したものの、リカと3体の守護人形も連れていかれてしまったのでその行方を追っている。人間の血が入っているとはいえ、孫のリカにドールランドの王位を継がせたいと思っており、スケアクロウたちを使ってリカの奪還を図る。
本当の八重は優しく愛に満ちており、かつてルイの祖父・克と恋に落ちていたことから、織江のピエールに対する気持ちも理解していた。しかし、今後の解決法をドールランドの神アルに尋ねようとアルの森へ行った際に、ドールランドの悪魔・デヴォールに取り憑かれて豹変。悪人となり、ドールランドを征服してしまった。スケアクロウたちには「御前様」と呼ばれており、煙の中に不気味な顔だけが映る存在として彼らに指示を出していた。
漫画版では、克にコーリングリングを渡したためにデヴォールに乗っ取られてしまった。アニメでは七重に似ている老婆の姿だが、漫画版では織江にうりふたつの容姿を持つ若い女性である。
ドクタースケアクロウ
声 - 納谷六朗
デヴォールに取り憑かれた八重に命ぜられ、ドールランドの王位継承者である香山リカをつけ狙う。変身術・催眠術・声を真似る・姿を消すなど、あらゆる魔術を扱う凄腕の魔法使い。本来はドールランド一の愛国心に燃える男で、プルとワーヤを弟子にして七重に謁見し、配下に取り立ててもらった過去がある。その愛国心を八重(デヴォール)に利用されて騙され、リカをドールランドに連れ戻すことこそが国の平和のためと信じ、リカの奪還に加担してしまった。次期女王であるリカや王族に対する畏敬の念はそのままのため、リカのことは常に「リカ様」と呼び、どんな強行な作戦であってもリカを傷付けるようなことだけはしない。
リカを奪還するための作戦はことごとく失敗し、挙句デヴォールの真相に気付きそうになった時、魔法の効かない牢に幽閉されてしまう[12]。後に牢から脱走して改心し[13]、以降は王家のために粉骨砕身の覚悟であった。しかし、最終決戦ではデヴォールによって洗脳され、「魔王スケアクロウ」を自称しまたもやドールナイツたちの前に立ち塞がる[14]。だが、デヴォールが倒されたことで正気に戻る[15]
漫画版では、主に変身術を使ってリカを襲う。また、ある時コウモリに化けてドールリカの破壊を狙ったが、リカの叫び声で感覚を狂わされ、逆にやり込められてしまうなど少々抜けたところがある。
プル
声 - 田中敦子
褐色の肌をしたワーヤの妹。スケアクロウの部下。ワーヤとスケアクロウ探偵事務所を開いており、なにかとリカをつけ狙う。初歩の魔法が使える。ワーヤとは違って短気でアクティブな性格ゆえ、攻撃的な役割をすることが多い。作戦行動時の際など、覆面とマントを着用した姿に化けることもある。後に真相に気付き改心して、リカのボディーガード兼・香山家のお世話役になる[16]
漫画版では、スケアクロウと共謀してリカを襲ったり、単独で劇で使う背景用のセットに化けてダイとリカを襲った。
ワーヤ
声 - 林家こぶ平(現:9代目林家正蔵)
プルの兄。スケアクロウの部下。プルとスケアクロウ探偵事務所を開いており、なにかとリカをつけ狙う。初歩の催眠術が使える他、プル同様覆面・マント姿になることも。非常にのんびりしたバカ正直かつ食いしん坊な性格で悪人には向いておらず、作戦を漏らしたりミスしたりとドジが多いコメディリリーフ。後にプル同様真相に気付いて改心し、リカのボディーガード兼・香山家のお世話役になる[16]
漫画版には登場しない。
ミスティ
声 - 平松晶子
第31話より登場。肌がグレーで、背中から羽根の生えた姿をした自称・「魔界のプリンセス」。スケアクロウが失敗続きの上、ドールイサムまで謀反を起こし、手駒の乏しくなったデヴォールが身体の一部から生み出した。名前の通り身体をミスト(霧)に変化させて瞬間移動する。その魔力も絶大で、ドールナイツ3体がかりでも歯が立たないほど。念力・変身・催眠など多くの能力を操り、常に余裕のある笑みを浮かべ、まるで半分遊び感覚でリカを苦しめる。しかし、リカの捕獲よりもドールナイツとの闘いに興味が移り、リカ奪還に焦るデヴォールと確執が生まれることも。デヴォール同様リカの父親が奏でる音楽に弱く、苦しむ。
失敗が続いたためデヴォールに最後通告され、リカを奪還すべく最終作戦を行うも、ハイパードールリカに敗北。ドールランドに帰還するものの、デヴォールに用済みと判断され吸収された[17]
漫画版には登場しない。
デヴォール
声 - 竹本英史
本作の黒幕。ドールランドに住む悪魔。ドールランドを征服しようと企み、王女の力を求め八重に取り憑いたが、その時点で既に八重も七重も王座からは退いており、その娘の織江も皇位を剥奪されてしまっていた。そのため、デヴォールがドールランドを手中にするにはリカを女王にする必要があった。戦闘時は巨大なドラゴンの姿となる。
漫画版では、人間に愛されなかった人形の憎しみや恨みが集まってできたものと設定されている。最終決戦の末に女王の力を手にしたリカによって浄化され幼女の姿に生まれ変わり、累と結ばれドールナイツを引退した梨華(ドールリカ)の代わりに新たなドールナイツとなる。
黒服の男
声 - 竹本英史
スケアクロウ幽閉後、代わってリカを攫うためにデヴォールが差し向けた手下。ミスティーが戦闘員・雑兵として使うこともある。ドールリカいわく「デヴォールの亡霊」。全身黒っぽい服装と帽子、サングラスにマスクと、メン・イン・ブラックのような出で立ち。スケアクロウたちと違ってリカを敬う気持ちが無いため、平気でリカを吹き飛ばしたりと比較にならないほどに容赦ない攻撃をしてくる。
漫画版には登場しない。

  1. ^ スーパードール★リカちゃん GENCO,INC”. GENCO,INC. 2020年7月3日閲覧。
  2. ^ a b c 日経BP社技術研究部『進化するアニメ・ビジネス 世界に羽ばたく日本のアニメとキャラクター』日経BP社、2000年、81-82頁。ISBN 4-8222-2554-2 
  3. ^ 当初2クールの予定が好評のために延長されたため、3クールに入ってストーリーの拡張が図られ、ルイやダイ、スミレといった王家の血を引いていない者でも呼び出すことが可能になっている。
  4. ^ a b c d スーパードール リカちゃん ストーリー”. ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン. 2015年2月24日閲覧。
  5. ^ 関連書籍によっては「ドールイズミ」。
  6. ^ スーパードール リカちゃん キャラクター”. ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン. 2015年2月24日閲覧。
  7. ^ 2クールまではシーン・カットによっては3年1組と数字でクラス分けされていたり、設定統一されていない部分も見受けられる。
  8. ^ 第24話。
  9. ^ 第34話。
  10. ^ 第42話。
  11. ^ フランツのことを「おじ様」と呼んでいる。だが、正確な血縁関係については劇中でも不明。
  12. ^ 第28話。
  13. ^ 第41話。
  14. ^ 第50~51話。
  15. ^ 第52話。
  16. ^ a b 第30話から。
  17. ^ 第45話。
  18. ^ ジャドーズNUTSのメンバー。
  19. ^ 平間あきひこプロデュースにより、本作のタイアップでデビューした5人組アイドルグループ。後に「夢のチカラ」(『ごぞんじ!月光仮面くん』エンディングテーマ)を発売し、2001年5月に解散。
  20. ^ アニメージュ』1999年10月号(徳間書店)全国放送局別放映リスト(156 - 157頁)。
  21. ^ アニメディア』1999年10月号『TV STATION NETWORK』119頁
  22. ^ a b アニメディア』1999年10月号『TV STATION NETWORK』119 - 121頁。
  23. ^ 1999年に同社から発売されたタカラ製作の『小さな巨人 ミクロマン』のDVDはトールケースとなっているが、途中で発売打ち切りとなっている。
  24. ^ 『ス-パ-ド-ル・リカちゃん(1)』(征海 未亜) 製品詳細 講談社コミックプラス”. 講談社コミックプラス. 2020年7月3日閲覧。
  25. ^ 『スーパードール・リカちゃん(2)』(征海 未亜) 製品詳細 講談社コミックプラス”. 講談社コミックプラス. 2020年7月3日閲覧。
  26. ^ 映画の公開に伴い通常版とは異なる「ラメ入り」仕様のスーパーコーリングリングが映画館限定で発売されたが、塗装にラメが使用された以外は殆んど通常版と同じである。






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