スリクリーン D&D世界でのスリクリーン

スリクリーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/11 03:13 UTC 版)

D&D世界でのスリクリーン

フォーゴトン・レルムでのスリクリーン

フォーゴトン・レルムを準拠とするD&D第4版ではスリクリーン誕生の物語が紹介されている。

スリクリーンを創造したのは、彼らが“砂の父”と呼んでいる原始精霊、“古き祖父”とされている。
太古の時代、“砂の父”は広大な砂漠に人気がないと感じ、砂漠から甲虫を拾い上げて最初のスリクリーンにした。硬い甲殻のみでは不十分だと思った“砂の父”は彼らにトカゲの知恵と狐の狡智を与えた。
それから数千年の間、スリクリーンは放浪生活を送っていたが、やがて団結してヴァルカーリと呼ばれる王国を樹立した。王国は百年ほど栄えたが、やがてドラゴンボーンたちのアルコシア帝国が版図を広げ、彼らの王国を併呑した。スリクリーンはドラゴンボーンの下僕となったが、その後アルコシア帝国はパイル・トゥラスとの大戦の果てに潰え、自由の身となったスリクリーンは再び元の遊牧の身へと返っていった[7]

ダーク・サンでのスリクリーン

ダーク・サンでのスリクリーンの多くはウェスタン・ヒンターランドで遊牧民として暮らしており、都市に姿を見せることは滅多にない。だが、アイヴォリー・トライアングルとテーブルランドで跋扈する盗賊の巨大パックに属している者も多い[2]

外部リンク


  1. ^ リチャード・ベイカー、ブルース・コーデル『Dark Sun Creature Catalog』Wizards of the Coast (2010) ISBN 978-0786954940
  2. ^ a b c d e リチャード・ベイカー、ロバート・J・シュワルブ、ロドニー・トンプソン『Dark Sun Campaign Setting』Wizards of the Corsts (2010) ISBN 978-0-7869-5493-3
  3. ^ a b Douglas Niles、Dale A Donovan『Player's Option: Skills & Powers』TSR (1985)
  4. ^ a b ブルース・コーデル『サイオニクス・ハンドブック第3.5版』ホビージャパン (2005) ISBN 978-4894253964
  5. ^ a b c Tim Beach『Monstrous Manual』TSR (1992)
  6. ^ a b c クリス・シムス“Winning Races: Thri-Kreen”『Dragon』#411 Paizo Publishing (2012)
  7. ^ マイク・ミアルズ、グレッグ・ブリスランド、ロバート・J・シュワルブ『ダンジョンズ&ドラゴンズ 第4版基本ルールブック モンスター・マニュアルⅢ』ホビージャパン (2010) ISBN 978-4-7986-0144-1


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