ゲイバー 営業時間

ゲイバー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/10 00:25 UTC 版)

営業時間

概ね18時-20時より営業する店舗が多い。中には正午前後より開店し、昼食を低価格で提供し、20時前後からはバーとして営業する店舗や、15時前後より喫茶(カフェ)として開店し、概ね20時前後からはバーとして営業する店舗などがある。

二部構成店

バーとして夜間の営業を終えると、違う店名で日中営業する店もある。料金は基本的にバーとして営業する時間帯と変わらない。おおむね夕方までの営業時間で夜の店に引き継ぐ。

サービス等

一般的にはお通しと呼ばれる惣菜やつまみとドリンク1杯のセットで1,200~1,500円が相場である。ボトルキープをしている場合、セット料金として1,500~2,000円程度となっている。ボトルの金額は店舗によってまちまちだが、4,000円前後が相場となっている。割り物はピッチャーグラス1回まではセット料金内としているが、店舗によりフリーとなっている場合もある。乾き物(つまみ)は前述した通りセットとして含んでいたが、自由に取れるようになっている店舗も存在する。また、カラオケを導入している店舗、置かない店舗など、多種多様な店がある。

イベント等

  • 周年パーティー
  • スタッフのバースデイ
  • 旅行(参加者実費)
  • 年末年始のカウントダウン
  • お花見

バー存続の裏側

若年のスタッフ(従業員)は流動的であるといわれる。別店舗のアルバイトの掛け持ちをしたり、店主の厳しさやうまく環境に馴染めないなどの理由から数日~数か月の労働で嫌気が差して早期退職していく者がいるのも現実である。

テナントビルオーナーとの付き合いがうまくいかない場合や、売上減少など店舗閉鎖の危機に瀕している店舗もある。

店舗間でイベントチラシ(フライヤー)を相互設置して少しでもお店の存在を知ってもらおうと努力している。店舗によってはスタンプカードを希望者に発行し、特典として付加価値を提供している。また、協賛イベントなど、お客さん同士の交流を深めるための提供を行う。


  1. ^ TBS系ゴロウ・デラックス「美輪明宏」(TBS系2012年8月23日放送)
  2. ^ a b 「オトコノコノためのボーイフレンド」(1986年発行少年社・発売雪淫社)P132「日本男色史」より。
  3. ^ 「サービスの達隠花植物的人性」、クレア1991年2月号「ゲイルネッサンス91」P87(文藝春秋)
  4. ^ a b 大作家と地方出の青年が出逢って伊藤文学のひとりごと、2006年6月 1日
  5. ^ 三島由紀夫『仮面の告白』という表象をめぐって武内佳代、お茶の水大学 F-GENSジャーナル、2007-09
  6. ^ 2006年11月11日伊藤文学のひとりごと「戦後のゲイバアをのぞく(1)」[要ページ番号]
  7. ^ 産経新聞2012年7月3日配信「新宿2丁目最大のゲイバーグループ摘発」より。
  8. ^ 『消える「新宿二丁目」―異端文化の花園の命脈を断つのは誰だ?』(彩流社、2009年)ISBN 978-4779114106
  9. ^ 中島みゆきファンの集う二丁目スナック 碧珊瑚(あおさんご)Webサイト
  10. ^ Badi1997年4月号に西海岸の広告が出ているが、1998年3月号には出ていない。
  11. ^ 中島みゆきナイト
  12. ^ 外専バー「リージェント」
  13. ^ a b 1994年2月マルコポーロ「普段着のゲイ~ゲイの楽園新宿2丁目ボクたちの愉しみ方~」
  14. ^ かつてはニューハーフや女装家は「ゲイボーイ」などと呼ばれていたが、1980年代以降トランスセクシュアルについてはニューハーフと呼ばれるようになった。
  15. ^ 但し、非女装ゲイの中には数は少ないが、ニューハーフやシーメール(女性化乳房と男性器の両方がある女装男性)を專門に好きになるタイプもいる。
  16. ^ 女装者コミュニティは1960年代の後半ぐらいから形成されており、新宿2丁目には少なく、その隣の新宿3丁目(JR新宿駅より)の要町、歌舞伎町、新宿ゴールデン街にある(2010年10月17日「3331 Arts Chiyoda」で開催されたシンポジウム「ジェンダー・セクシュアリティの媒介」での三橋順子氏の発言より[要出典])。





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