クロスサイトリクエストフォージェリとは? わかりやすく解説

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クロスサイトリクエストフォージェリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/05 20:59 UTC 版)

クロスサイトリクエストフォージェリ (cross-site request forgery) は、Webアプリケーション脆弱性の一つ[1]もしくはそれを利用した攻撃。略称はCSRF(シーサーフ (sea-surf) と読まれる事もある[2][3])、またはXSRFリクエスト強要[4]セッションライディング (session riding[3]) とも呼ばれる。1990年代はイメタグ攻撃とも呼ばれていた[要出典]。脆弱性をツリー型に分類するCWEではCSRFをデータ認証の不十分な検証 (CWE-345) による脆弱性のひとつとして分類している (CWE-352)[5]


注釈

  1. ^ a b c これらのHTTPリクエストやURLはOWASP英語版のサイト[3]に脆弱性の例として記載されているものを引用した。
  2. ^ 厳密に言うと、MARIAが適当に予想したtokenがたまたま本物のtokenと一致して攻撃が成功してしまう場合がある。これを防ぐためtokenとしてエントロピーが十分に大きいものを使う必要がある。
  3. ^ a b これらもOWASP英語版のサイト[3]に記載されている偽装工作の例を参考にして作成。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k CWE-352 2011.
  2. ^ Shiflett, Chris (2004年12月13日). “Security Corner: Cross-Site Request Forgeries”. php|architect (via shiflett.org). 2008年7月3日閲覧。
  3. ^ a b c d OWASP 2016.
  4. ^ IPA 2014.
  5. ^ a b 共通脆弱性タイプ一覧CWE概説。IPA。2016/9/15閲覧
  6. ^ トレンドマイクロ セキュリティ情報 脅威と対策 「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)」
  7. ^ 金床 2009.
  8. ^ 徳丸 2011, p. 159,165-166.
  9. ^ 「ぼくはまちちゃん」 ――知られざるCSRF攻撃 - @IT
  10. ^ URL踏むと「こんにちは こんにちは!!」 AmebaなうのCSRF脆弱性で“意図しない投稿”広がる ITmedia
  11. ^ 神奈川県警幹部、誤認逮捕を謝罪…少年宅を訪問 2012年10月20日22時31分 読売新聞


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