カーン・ノニエン・シン
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劇中での活躍
カーンはTVシリーズ『宇宙大作戦』「宇宙の帝王」("Space Seed")と、『スタートレックII カーンの逆襲』、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』に登場する。
「宇宙の帝王」ではエンタープライズ号に救出されながらも、逆にエンタープライズ号を奪うことを画策する。彼に惹かれているマーラ・マクガイヴァーズ少尉を利用して計画成功寸前までいくが、マーラがギリギリのところで裏切り、カークの逆襲を受けて敗北。捕縛されたカーンだが、カークは彼に厳罰を下さず、無人惑星セティ・アルファV号星への追放に留める。カーンは艦隊からはなれる決意をしたマーラと部下たちを連れエンタープライズ号を去った。
『スタートレックII カーンの逆襲』では開拓を行っていたセティ・アルファV号星が大規模な天変地異に巻き込まれ彼はマーラをはじめ多くの部下を失ってしまう。これによりカークへの復讐を決意したカーンは連邦宇宙船リライアント号を奪う。カーク率いるエンタープライズ号に互角以上の戦いを見せるが、またしても敗北。奪ったテラフォーミング装置「ジェネシス」を起動してエンタープライズ号もろとも自爆することをはかるが、エンタープライズ号は直前に脱出し、復讐は叶わず死亡する。
別時間軸ケルヴィン・タイムライン上の『スター・トレック イントゥ・ダークネス』では、惑星連邦に救出された後、セクション31という新兵器開発の秘密機関(実態は非公認の諜報・安全保障機関)の管理監督下に置かれる。人工冬眠中の仲間たちを人質にされ、その能力をクリンゴン帝国の脅威に対抗して惑星連邦の軍備を増強し戦争を企図するアレクサンダー・マーカス提督に利用されていたが、ひとり脱出し惑星連邦に対するテロ活動を開始。クリンゴン帝国本星クロノスに逃れ、逮捕しに来たエンタープライズ号に投降する。しかし、自らの陰謀を隠蔽しようと追跡してきたマーカス提督の戦闘艦にエンタープライズ号もろとも襲撃されると、カークと共に戦闘艦に潜入、カークを出し抜いてマーカス提督を暗殺し戦闘艦を奪取する。さらにはエンタープライズ号も撃沈せんとするが、スポックの奇策によって乗艦が爆破され地球に墜落。逃亡するもスポックとウフーラによって身柄を確保され、人工冬眠処置を施されて、再び仲間とともに眠りにつく。
固有名詞の分類
架空の独裁者 |
ルガール ヴォルデモート カーン・ノニエン・シン ザビ家 ラインハルト・フォン・ローエングラム |
スタートレック:オリジナルシリーズの登場人物 |
クリストファー・パイク ゴルコン カーン・ノニエン・シン ガイナン ウィラード・デッカー |
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