ウィルヘルム山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/24 08:44 UTC 版)
登山ルート
ウィルヘルム山はパプアニューギニアで登山するのに最もアクセスの良い山である。登るには2つのルートがある。特にポピュラーなルートは適度に難しく適性に応じた易しいルートである。シンブ州のクンディアワから続く道路の終端にあるケグルサグル村(Keglsugl)から入山する。西部山岳州のアンブリュア村(Ambullua)からの難易度の高い登山道もある。
ケグルサグルの登山ルートは、熱帯雨林の中を通りその後高山の草原と氷河の谷に沿い、ピウンデ湖(Piunde)とアウンデ湖(Aunde)(男性と女性の名前)へ続く3~5時間かかるルートである。ピウンデ湖には2つの山小屋があり、1つは古いオーストラリア国立大学の監視局の小屋で、もう1つの別の小屋はA字形フレームの小屋である。しかしながら技術的な登山は必要なく、アウンデ湖(ピウンデ湖へ注ぎ込む上部にある湖)を一度過ぎれば、確かな足場が非常に重要になる少なくとも4つのセクションがある。雨天でのいろいろなセクションでは危険な場所ができる。登山者は山頂の岩の多い地形と高度を過小評価すべきでない。頂上に登るには通常夜明け前、深夜0時を過ぎた頃に出発する。上りと後の下りは9~24時間かかる。夜明けに頂上に到着すれば晴天の良いチャンスを与えてくれる。
アンブリュアからの別なルートは、非常に難しく4日間の行程である。両方の登山ともガイド無しでは実行すべきでない。ケグルサグルの若い男は、約50キナの手数料でガイドを請け負う。
関連項目
- 七大陸最高峰
- 国別の最高地点一覧
- ニューギニア島の高い山の一覧
- プンチャック・ジャヤ
外部リンク
- ^ Nolan, Riall W. (1983). Bushwalking in Papua New Guinea (1 ed.). ロンリープラネット. ISBN 0-908086-41-5
- ^ Statistical Yearbook of Croatia, 2007
- ^ a b Pérusse, Yvon (July 1993). Bushwalking in Papua New Guinea (2 ed.). Lonely Planet. p. 156. ISBN 0-86442-052-8
- ^ Souter, Gavin (1963). New Guinea: The Last Unknown. Angus & Robertson. p. 76. ISBN 0-207-94627-2
- ^ Vial, L.G. (May 1939). “The Kamans”. Walkabout.
- ^ “F7-A "Under Exposed" Serial Number 42-73052”. Pacific Wreck Database. 2007年1月16日閲覧。
- ^ Adrian Lipscomb; Rowan McKinnon; Jon Murray. Papua New Guinea (6 ed.). Lonely Planet. p. 231. ISBN 0-86442-402-7
- ^ “PNG Loses Great Tourism Ambassador”. Papua New Guinea Business and Tourism Forum. 2007年1月15日閲覧。
- ^ TPA Monthly Newsletter Update ISSUE 17 - July - August 2005
- 1 ウィルヘルム山とは
- 2 ウィルヘルム山の概要
- 3 歴史
- 4 登山ルート
- ウィルヘルム山のページへのリンク